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スイッチ2版STGや不労所得を狙うずんだもん、『ローション侍』アクスタにオタク向けマッサージまで!?会場で大声も存分に出せた「ゲームパビリオンjp」潜入レポ

2025年8月の「ゲームパビリオンjp」はどうだった?試遊から一風変わったブースまで……会場レポートをお届け!

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スイッチ2版STGや不労所得を狙うずんだもん、『ローション侍』アクスタにオタク向けマッサージまで!?会場で大声も存分に出せた「ゲームパビリオンjp」潜入レポ
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2025年8月10日、「マイドームおおさか」にてインディーゲームの展示会「ゲームパビリオンjp」がこの夏も開催されました。会場は注目タイトルを遊びに来たゲーマーたちと、インディーゲームの開発者たちによる熱気で大盛況!

既にリリースされた話題作から、早期アクセスを控える注目作のクリエイターと直に交流でき、そして、ときにはオタクのために生まれた(?)マッサージも経験できるなど、大型イベントである「東京ゲームショウ」や「BitSummit」とはまた違った味わいがあるのがゲームパビリオンjpです。

本稿では、会場に訪れた筆者が試遊したゲームのレポートと、会場の様子をお届けします。

『ローション侍』アクスタも発見!?オフライン4人対戦やスイッチ2マウス操作まで満喫

まず会場で目を引いたのが、ゲーム制作サークル・烈帝国が開発する『サカモト危機弾発』です。

なぜ目を引いたかと言うと……「RTA in Japan Winter 2024」でも披露され、そのシュールかつスーパープレイぷりが大きな話題となった『ローション侍』のアクリルスタンドが販売されていたから! まさかグッズがあったとは……と少々衝撃を受けてしまいました。

そのアクリルスタンドの横では、『サカモト危機弾発』を試遊できました。薩長同盟の最中に異世界へ転生した「坂本龍馬」が、時間停止能力を駆使して弾幕を斬り抜けていくという、情報量の多い設定が大きな特徴の見下ろし型弾幕シューティングです。6月19日より、すでにSteamにてリリースされています。

実際にプレイしてみると、この「時間停止」が面白さを生み出しているだけでなく、単純な操作に深みを生み出していることがわかりました。

敵の猛攻に追い詰められた瞬間、時を止めて弾幕の中を移動し、敵弾を吸収して強化されたショットを放つ……という一連の行動の爽快感は抜群。強力な弾を発射するシューティングゲームの醍醐味が、独創的な設定と見事に融合している快作です。

続いて試遊したのは、小学館とロコビットによる『ぶっとバード』。会場では1周年と大々的に宣伝されていた通り、2024年6月に発売した3D対戦アクションゲームです。可愛らしい見た目のトリたちが、バレルガンやビッグミサイルといった武器を手に、大空で4人同時対戦を繰り広げます。

そう、筆者は今回、この4人同時対戦をオフラインで初めて体験してきました! 友人がいないと、なかなかマルチプレイはできないのです……。対戦時にはロコビットの開発者の方も加わり、思わず優勝も開発者が勝ち取ってしまうという、面白展開で笑いが巻き起こっていました。手加減されていたのに、やはり強い!

操作はシンプルながらもゲーム性は奥深く、どのトリを使い、どの武器を組み合わせるかで戦術が大きく変化します。可愛らしいビジュアルとは裏腹の、本格的な空中戦のギャップ。まだ体験していない方は、まだまだアツい今の内に『ぶっとバード』を楽しんでみてくださいね。

またメビウスのブースでは、以前筆者も先行プレイを担当した『宵祓い探偵 ミアズマブレイカー』のニンテンドースイッチ2版が試遊展示されていました。本作は、主人公「如月忍」が大量に現れる悪霊を弾幕で倒していく、全方位アクションシューティングゲームです。


気になるスイッチ2版では、Joy-Con 2を使用してマウス操作を楽しむことができました。元々はコントローラーのスティックで弾を発射する方向を指定していましたが、マウス操作対応になったことにより、右手でより直感的にプレイできるように!

筆者はコントローラーに慣れていたため新しい操作方法にやや苦戦しましたが、普段からマウスでシューティングを楽しまれている方は本作のスイッチ2版が手に馴染むと思います。一度クリアしたゲームなのに、操作方法が変わっただけで全く違う感覚、新鮮な気持ちでプレイできました。

続けて紹介するシナリオ制作サークル・永久パピルスが手がける『Erase-missing link-』は、独特の魅力を放つ今後リリースされる注目作。

京都を舞台に、巷で噂のカードゲーム「イレイズ」をプレイする主人公たちによるアドベンチャーパートと、カードゲーム&パズルのバトルパート、その両方が1本で楽しめるクトゥルフ神話カードゲームADVです。

キャラクターデザインも可愛くて魅力的!

プラットフォームはSteam/ニンテンドースイッチに加え、iOS/Androidとスマホやタブレットにも対応。筆者はタブレット端末で試遊したところ、上から流れてくるブロックをなぞって消して連鎖、さらにデッキを選択して場の状況を変えるという、一連の流れを直感的に楽しむことができました。Steam版では、マウスで操作できるそうです!

またニンテンドースイッチ版のリリースを控える超爽快メトロイドヴァニア『ローリングスター』は、会場内でも特に待機列が長い間できていた印象でした。Steamでは4月1日よりリリースされています。

主人公「ローリー」は、メカ腕で引きこもりな21歳の女性……と、設定だけでも既に属性てんこ盛り。そんなローリーや仲間が繰り広げる寸劇はコミカルで、ただひたすら敵と戦って進んでいくメトロイドヴァニアに唯一無二なエッセンスを加えています。未プレイの方は、スイッチ版リリースの機会にぜひ一度その世界をご賞味あれ。

超大型ゲームイベントでは逆に味わえないような経験も!

ほかにも、ゲームパビリオンjpでは「ここでしか絶対に味わえないのでは」と思えるようなブースも満載です。

実際にマイクに向かって「助けてー!」など、大声で叫ぶことでゲームが進行するホラーゲーム『THREAT -SCREAM AND ESCAPE-』の試遊時には、なんと本当に大きな声を出すことになります。

……といっても、防音マイク「mutalk」を装備した上での話。「人がいっぱい居る会場で大声出すのって恥ずかしくない!?」と思っていたのも束の間、防音マイクを装着するだけでどれだけ声を出しても周囲に聞こえないという、不思議な体験をすることとなりました。

最終的には肺活量でバテて試遊を終え、声のうるささを周囲の方に聞いたところ、全く声が聞こえていなかったそうです! たくさんの人が居るイベント会場で全力で大声を出す……なかなか経験できることではないかもしれません。

また、人気キャラクター「ずんだもん」を主人公にしたデスクトップ常駐型育成ゲーム『ずんだもんは不労所得が夢(だった)なのだ!』も展示されていました。ずんだもんをついにPC上で育成できるようになるのだ……!?

タイトルの「(だった)」が気になりますが、不労所得を目指して奮闘するずんだもんの姿がなんとも愛らしい。ブースでは試遊できたわけではないものの、画面を眺めているだけで一風変わったゲームであることがうかがえました。制作はどどど素人氏、サウンドクリエイターは『かまいたちの夜』も担当した加藤恒太氏(たくまる氏)が務めているそうです。続報が楽しみですね。

そして最後にご紹介しておきたいのが、「もみほぐ鍼灸整体ヲタ健Lab.8」さんのブース。ここではゲームの試遊……ではなく、なんと実際にマッサージを体験することができました。まさかゲームイベントでマッサージを受けられるとは!

オタクでインドアなので運動不足かつ身体が凝り固まっている筆者、今後はぜひともヲタ健Lab.8さんのお世話になりたいなと思います。


「ゲームパビリオンjp」では、これらの他にもたくさんのゲームが展示されていました。全てを試遊して回りたいところですが、やはり盛況なので時間が足りず、本稿では厳選してお届けしています。

イベントに興味を持った方は、ぜひ2026年3月開催予定の次回のゲームパビリオンjpに訪れてみてくださいね。


宵祓い探偵ミアズマブレイカー
¥3,580
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
ライター/編集:八羽汰わちは


ライター/多趣味オタク 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Spark編集部員、デスク担当。特技はヒトカラ12時間。

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