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ようこそアルカディア星系へ!たっぷりのブラックユーモアはそのままに、あのSFRPGが帰ってきた『The Outer Worlds 2』先行プレイレポ

地球議会のために!

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ようこそアルカディア星系へ!たっぷりのブラックユーモアはそのままに、あのSFRPGが帰ってきた『The Outer Worlds 2』先行プレイレポ
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2019年に発売された『The Outer Worlds』は、ブラック企業に牛耳られたハルシオン星系を冒険して、冷凍睡眠された同胞を助ける(助けなくてもいい!)ことを目的とし、ディストピア的な資本主義社会とブラックユーモアが絶妙に絡み合った世界観で多くのRPGファンを魅了しました。独自の選択肢システムや皮肉たっぷりの会話劇は、いまなお熱心なファンコミュニティを生み続けています。

そんなタイトルの待望の続編となる、Obsidian Entertainmentが手掛ける『The Outer Worlds 2』は、前作の魅力を継承しながらもさらなる進化を遂げているとのこと。今回、筆者はデモ版を先行プレイし、その魅力を一足早く体験してきました。皮肉とスカムジョークにまみれた、あまりにヒドい(労働環境の)世界はそのままに、グラフィックやカットシーンを純粋に進化させた作品になっていました。

今度の主人公は地球議会のエージェント!でも出自はちょっと怪しい?

ゲームを起動すると、スペーサーズ・チョイス(前作から登場する巨大商社)のマスコットキャラクターであるムーンマンが現れ、起動メニューの案内をしてくれます。ゲームの起動メニューにまでCRPGらしいUIのダイアログと選択肢が出てくるなんて、早速自己言及的でメタいですね。

まずはカットシーンからスタート。どうやら地球議会という組織のCMのようです。かっこいい女性指揮官と部下の青年が出てきて、ブラック企業や汚職政治家をボッコボコにしました。「地球議会に救援信号を送信しろ!すぐに駆けつける」と力強いメッセージまで表示されて、まさか今回は勧善懲悪なのか!?と筆者が驚いていると、すぐに「地球議会が到着するには6ヶ月から10ヶ月ほどかかります」と補足が入り、ああ、いつものObsidianのブラックジョークだったか~と安心しました。

さてさて、何と言ってもCRPGはキャラクタークリエイト。今作もじっくり時間を使ってキャラを作っていくことができます。

義手と義足を自由に設定できます。カッコいいですね。自分なりに設定を考える余地があります。

その後、経歴を決めることができます(半分以上がアウトローですが)。前作同様、大筋のシナリオは変わらないようなので、あくまで地球議会に参加する前の人物像を決定することになります。今回、筆者はギャンブラーをチョイスしました。

そして特性やスキルも付与することになります。プラス特性が二つ、マイナス特性が一つ、スキルが三つです。前作では知能を最低にすることで特殊選択肢を開けることができた「オトボケ」が、今回はマイナス特性に変わりました。

ちなみに、今作では持っている特性ごとに細かく選択肢がアンロックされるので、ステータス上昇を考えるとロールプレイができない、といった問題はやや抑えられているように感じました。

ワープ・ドライブに危険な“亀裂”が?いざアルカディア星系へ

いよいよ本編開始です。今回、地球議会員である主人公に課せられたのは、アルカディア星系にあるワープ・ドライブの調査でした。ワープ・ドライブは危険な“亀裂”を発生させてしまうようです。

ブリーフィングはデ・フリースという潜入工作員に引き継がれました。現在アルカディア星系は護国帝政府という独裁勢力に支配されており、彼らとの衝突は避けられないとのこと。ひっそりと護国帝のお膝元に侵入し、ワープ・ドライブの問題を調べるのがミッションの概略です。

前作では基本的に会話劇主体のシーンがほとんどであり、本作もそれは変わりませんが、カットシーンの数が格段に増え、ドラマチックなカメラワークが施されています。徐々に大型タイトルらしくなってきていますね。

細かい変更点は多岐にわたりますが、今作からは三人称視点(近距離・遠距離カメラ)を選べるようになりました。キャラクターの見た目がいつでもチェックできるようになったのはうれしいところ。目の前のアイテムを拾うのがちょっと面倒ではありますが。

また、スクリーンショットを見てもらえればわかる通り、ビジュアル面も相当強化されています。ライティングが鮮やかになっています。

全体的なゲームプレイはそこまで変わりません。マップを探索して、ステルスかラウドで敵を倒し、アイテムを漁り、レベルアップする、非常にオーソドックスなシューターRPGとなっています。また前作同様、イマーシブシム的な遊びもあります。愚直にドアのカギを探すか、力任せに破壊するか、爆破するか、ハッキングするか、抜け道を探すか。すべてはアプローチ次第です。

銃撃戦についても、デモの範囲ではそこまで大きく変わっている印象はありませんでした。相変わらずタクティカル・タイム・ディレーション(TTD)を使ってバレットタイムを生み出し、一方的に敵を撃っていくのは面白いですが、それ以外のフィーチャーは特に出てきません。本編でコンパニオン・キャラクターが増えてきたら、また印象が変わってくるでしょう。

ブラックジョークもてんこ盛りです。爆破が起きたというのに、自分への処罰を実直に待っているポンコツ候補生を説得するフェイズは、まさに本シリーズを象徴するような一幕でした。処刑を受け入れている人物に逃げろと説得する虚無感はなかなかのものです(そんなクソ真面目な人を騙すのが一番楽しいんですが)。

紆余曲折あり、いよいよワープ・ドライブとご対面。そこでまさかの展開があり、主人公は罠にかかって、起動したワープ・ドライブから逃げるために、ひとり脱出ポッドで銀河を彷徨うことになってしまいました……。果たして彼(彼女)の運命やいかに?


先行デモ版を通じて感じたのは、大まかな体験は同じですが、Obsidianらしい皮肉とメタ的な笑いは健在でありつつ、映像表現や演出が大きくパワーアップしているという点です。選択肢やロールプレイの自由度も維持されており、前作ファンなら誰もがニヤリとできる要素が随所に散りばめられています。

正式リリースでは、より広がる銀河でどのような物語が待ち受けているのか、そしてプレイヤーの選択がどんな未来を描くのか、期待が高まるばかり。発売が今から待ち遠しいタイトルと言えるでしょう。

前作同様ブラックジョークもまったく抜かりなしな『The Outer Worlds 2』は、PC/PS5/Steam/Xbox Series X|S向けに2025年10月29日の発売予定です。


ライター:各務都心,編集:TAKAJO

ライター/ 各務都心

マーダーミステリー『探偵シド・アップダイク』シリーズを制作しているシナリオライター。思い出の一本は『風のクロノア door to phantomile』。

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編集/いつも腹ペコです TAKAJO

Game*Spark編集部員。『Crusader Kings III』と『Mount & Blade II: Bannerlord』に生活リズムを狂わされ続けています。好きな映画は「ダイ・ハード」、好きなアメコミヒーローは「ナイトウィング」です。

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