「東京ゲームショウ2025(以下、TGS2025)」開催1日前の9月24日12時、「RGG SUMMIT 2025」が開幕しました。『龍が如く』シリーズなどを手掛けるセガの「龍が如くスタジオ」の最新情報がお届けされるビッグイベントで、TGSと同じく毎年恒例になっています。
本イベントでは、2009年発売の『龍が如く3』を、ドラゴンエンジンで蘇らせたフルリメイク作『龍が如く 極3』と、新作『龍が如く3外伝 DARK TIES』が発表! ちなみに、RGG SUMMITが開催されるとシリーズに何らかの動きが起きるので、『龍が如く』ファンは開催発表から当日までを心待ちにしているのですが……今回はシリーズ20周年ということもあり、これだけでは終わらない超濃密な内容でした。
また「桐生一馬」を演じる黒田崇矢さんをはじめ、『龍が如く3』で「峯義孝」を演じた中村獅童さんなど計8名の豪華出演陣が登壇。本稿では、そんなファン必見の現地レポートをお届けします。

◆新キャストも登壇!久々、はたまた初めて演じる気持ちとは
会場が幕を開けると、まず龍が如くスタジオ代表・制作総指揮の横山昌義氏が登壇。さっそく『龍が如く 極3』のトレイラーがお披露目されました。
横山氏は、「今回のコンセプトは変わる伝説、新たな歴史です。16年前に自分たちが満点と思って出したかつての伝説的なタイトルを、今の僕たちが変えるならこういう形です」とコメント。また、フルリメイクということでいちから作り直していること、ゲームシステムも大きく生まれ変わっていることを述べました。
続いて本作に登場する、桐生一馬役・黒田崇矢さん、峯義孝役・中村獅童さん、堂島大吾役・徳重聡さんたちキャストが登場。そしてオリジナル版とは異なり、本作で「名嘉原茂」を演じる石橋凌さんも登壇し、各々の想いが語られていきます。
最初に、黒田さんが20周年について「街を歩いていると『黒田さんですよね』ではなく、『桐生さん』って言われることが海外でも多いんです。やっぱり、こういうところで20年の重みを感じます」とコメント。

一方で、徳重さんは「僕は『徳重だ』って呼び捨てされるのに、いつの間にか『大吾さんだ』と大吾の方がさん付けされるようになっています(笑)」と、両名とも長く同じキャラクターを演じているからこそのトークを披露しました。
そして中村さんは16年振りに峯を演じることについて、「人気キャラクターなので、いまだに僕を見て『峯、峯』と言っていただくことが多いんですよ。久々に演じてみると、僕もちょっと声変わりしたと思いました(笑)」と冗談混じりにコメント。『極3』では、新たにボイスも収録し直されています。

シリーズ初参戦となる石橋さんは、「キャラクターに声を合わせるという仕事は、今回が初めてでして。やっていて非常に興味深く、すごく楽しい仕事でした。80年代に出演した沖縄を舞台にした映画では、演技のために沖縄の人たちを調べたのですが、それを思い出しながら名嘉原茂に気持ちを乗せています」と、収録への想いを語りました。

登壇者によるトークの後は、新たに「浜崎豪」を演じる香川照之さんからのビデオメッセージが公開。なんとシリーズ初の試みとして、香川さんはフェイスキャプチャーと音声収録だけでなく、“顔の表情”の演技も担当しているそうです。『極3』の浜崎は、完璧に香川さんそのもの!

◆「峯義孝として紅白を狙っていきたい」笑いも飛び出す『3外伝』発表
そして、まだまだ新作発表は終わりません。続いてベールを脱いだのは『龍が如く3外伝 Dark Ties』、峯義孝を主人公にした外伝作品です。ここから新キャラクター「碇新平」のキャストとして、新たに『龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii』でジェイソン・リッチを演じた松田賢二さんが登壇しました。

これまでの『龍が如く8外伝』『龍が如く7外伝』は全く独立した作品でしたが、本作は『龍が如く 極3』と最初からセットになっています。横山氏によると、「最初からどちらか好きな方を選んでプレイできます。どっちを先に遊ぶかで、峯への感じ方が変わると思います」とのことです。
また操作キャラクターは峯ということで、なんとシリーズ恒例「カラオケ」を中村さんも収録していることが判明!「峯義孝として紅白を狙っていきたいなと思っています」と抱負を語った際には、会場に笑いが巻き起こっていました。
◆「日本統一」主役の2人、そして“錦が錦”を演じる実写ドラマ
この時点ですでに約1時間経過と、かなりの濃密度である本イベント。続けて『龍が如く』シリーズ20周年記念プロジェクトとして、「日本統一」と『龍が如く』のコラボ実写ドラマの制作が発表されました。なんでも、ついこの前の土曜日にクランクインしたばかりとか!
「日本統一」といえば、『龍が如く7外伝 名を消した男』の獅子堂康生役・本宮泰風さん、鶴野裕樹役・山口祥行さんが主役を長年担っているオリジナル任侠ビデオシリーズです。そんな2人が、本コラボでは桐生一馬、真島吾朗を演じます。
コラボのきっかけは、本宮さんと横山氏の会話からだったそう。本宮さんは「僕が桐生を演じるなんて思ってもいなかったです。恐らく、桐生一馬を演じた俳優の中では僕が最高齢だと思うんですが、だからこそ怖さもあるなかで開き直れた部分もあります」と、主人公・桐生役を務める心情を語りました。

山口さんは真島を演じるにあたり、「結構長い役者生活の中で、こんなに役づくりしたのは初めてです」とコメント。本作では真島特有の“ドスを持ってクルクル回る動き”も完全再現されており、「片目が見えない状態だから、どこを回っているかわからない(笑)」という、早く見たくなってしまうアクションシーンの裏話も飛び出しました。

また『龍が如く』シリーズで錦山彰&春日一番を担う中谷一博さんも登壇し、実写ドラマではそのまま“錦山役”として俳優として出演することも明らかに。中谷さんは横山氏に「錦としてなのか、俳優として演じるのか、どっちですか?」と聞かれた際、「錦に寄ってます!」と回答。声優が実写でも同じキャラクターを演じるという、ドラマ史上を見てもなかなかないケースなのでワクワクが止まらないですね!
そして先ほども登壇していた松田さんは、今度は桐生と深い付き合いのある「伊達真」を演じる俳優に。ゲームでは連続、さらにドラマにも出演することについて、「ちょうど昨日(9月23日)が誕生日だったのですが、2つの役でこの場に立たせていただくことを、最高の誕生日プレゼントをいただいたと思っています」と喜びをあらわにしました。

実写ドラマは、シリーズ20周年記念日である12月8日に公開できるよう絶賛撮影中のとのことです。最後に本日9月25日から開幕する「TGS2025」の出展情報や、キャラクターとの結婚式ができる(!?)「冠婚葬祭展」など、さまざまな情報がお届けされ「RGG SUMMIT 2025」は閉幕へ。
横山氏の感謝のコメントと、龍が如くスタジオ新作として発表されている『STRANGER THAN HEAVEN(ストレンジャー ザン ヘヴン)』の制作風景が収められた映像で、イベントは幕を閉じました。
『龍が如く 極3 / 龍が如く3外伝 Dark Ties』は、PS5/PS4/ニンテンドースイッチ2/Xbox Series X|S/PC(Steam)向けに2026年月日発売予定です。まずはTGSで試遊して、今後の続報を楽しみに待ちましょう!
















