2025年9月26日、東京ゲームショウ2025の会場にて、Team Jadeがパブリッシングを手がける基本プレイ無料のミリタリーシューター『Delta Force』の開発チームへのインタビューを実施しました。
新シーズン「ウォーアブレイズ」の詳細や、サプライズ発表となった『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』とのコラボレーション、そして長期的な開発ビジョンについて開発メンバーに直撃。リアルなミリタリー体験と多様なゲームモードで注目を集める本作の今後について、貴重な情報を聞くことができました。
「東京ゲームショウ2025」関連記事はこちら!『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』コラボ実現の背景

――新シーズン「ウォーアブレイズ」について、シーズンテーマを「ウォーアブレイズ」に決定した背景やコンセプトを教えてください。
開発スタッフ:シーズン名も含めたコンセプトは、実はオペレーションズモードの中の「ラヤリ渓谷」というマップに関連しています。その中で展開される新イベント「ワイルドファイア」のイメージを基にしており、盛り上がっていく炎のようなテーマを意識して設定しました。
――『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』とのコラボレーションはどのような経緯で実現したのでしょうか?
開発スタッフ:主に3つの理由があります。1つ目はゲーム体験の相性です。どちらも戦術シューターと呼ばれるジャンルであり、プレイ内容にも共通点が多いため、相性が良いと考えました。2つ目は、『Delta Force』のユーザー調査の結果、メタルギアシリーズが好きな方が多いことが分かったためです。ユーザーが好きな作品とコラボすることが重要だと考えています。3つ目は世界観です。どちらもリアルなミリタリーという世界観を持っているため、親和性が高いと判断し、今回のコラボを実現しました。
――『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』の世界観やキャラクターを『Delta Force』に落とし込むにあたり、特に意識した点やこだわった部分はありますか?
開発スタッフ:実はまだ発表していないコンテンツもあり、ぜひサプライズとして楽しんでいただきたいため、詳細は控えさせていただきます。

――今回のコラボにあたって、コナミ側とはどのように協議や調整を進めていったのでしょうか?
開発スタッフ:コラボレーションは非常に大切なものだと考えています。まず、私たちは原作に対する深いリスペクトを持ちながら、どのようなコラボ内容にするか、プレイスタイルやオペレーターに関する提案を行いました。リスペクトの姿勢を常に意識しています。
すり合わせの過程では当然ながら調整が発生しますが、さまざまなミーティングを通じて、コナミ様からも多くのサポートをいただきました。お互いの意見を交換しながら、スムーズに進めることができました。開発からプロモーションに至るまで、綿密にすり合わせを行い、双方の意思を大切にしています。
今後、コラボが発表され正式にリリースされた後も、『Delta Force』と『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』双方のユーザーの意見を聞きながら、必要な調整や修正があれば柔軟に対応していきたいと考えています。
――今回の『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』メタルギア以外にも、今後他作品とのコラボレーションを予定していますか?
開発スタッフ:今後のコラボレーションの方向性として、3つのポイントを重視しています。1つ目は、『Delta Force』のユーザーが好きなIPとコラボすることです。これが最も大事だと考えています。2つ目は世界観の相性です。『Delta Force』の世界観やオペレーターの設定と親和性が高いかどうかが重要です。3つ目は、ユニークな体験を提供できるかどうかです。コラボ内容が『Delta Force』のユーザーにとって新しい体験となるかどうかを大切にしています。
縦軸戦闘と天候変化がもたらす新体験

――今回追加される新要素で、開発として特に見どころと考えている部分はどこでしょうか?
開発スタッフ:最も推したいのは、ウォーフェアモードの新マップです。特に高低差が大きく、縦軸での戦闘が体験できる点が魅力です。空中、地上を問わず、戦車やヘリコプター、戦闘機などあらゆる兵器で戦うことができます。建物の中から出た瞬間に敵が迫ってくるようなシーンもあり、緊張感のある戦闘が楽しめると思います。
――新マップ「フォルト」の縦軸の戦闘とは具体的にどのようなものでしょうか?また、天気の変化がプレイにどう影響するのでしょうか?
開発スタッフ:縦軸の戦闘について、高低差が非常に激しいマップとなっています。例えば、空から降下した際に戦闘機の上に着地できるほどの高さがあり、その高低差によって新しいプレイスタイルが生まれます。
また、実はまだ日本では詳細を発表していない隠れミッションも存在します。8種類のミッションを達成すると、新たなミステリアスなクエストが発動する仕組みになっています。マップ内で特定の行動を取ることで、通常とは違う世界に入ることができ、ゲーム内の名シーンを体験できる隠し要素も用意されています。
天気の変化については、最初は晴れていますが、その後マップ内の森林が燃え始め、さらに霧が濃くなっていくという変化が起きます。視界が悪くなることに加えて、一部のエリアが炎に包まれることで進入できる場所が変わり、それに応じて戦術も変化していきます。

――PvEコンテンツに期待しているユーザーも多いですが、今後の拡充や改善予定について教えていただけますか?
開発スタッフ:この点については現在さまざまな検討を進めています。新しい発表ができるタイミングが来ましたら、改めてお知らせします。
『Delta Force』が目指す未来像

――オンラインシューターでは常に大きな課題ですが、『Delta Force』としてチート対策にどのような取り組みを進めていますか?
開発スタッフ:主に3つの取り組みを行っています。1つ目はチート対策チームの拡大です。チート対策にはさまざまなプロセスがあり、検証から実際の対策まで、専門チームの体制を強化しています。
2つ目は補償制度です。特にオペレーションズモードにおいて、チーターに倒された場合、実際にチートだったかどうかを検証し、確認できた場合は失ったアイテムを補償する制度を実施しています。
3つ目はチート対策技術の強化です。地域によって実施できる内容は異なりますが、一部の地域では顔認証による本人確認も行っています。ただし、法律によって実施できない地域もあるため、それぞれの地域に応じた対策を検討し、強化を続けています。
技術面についても補足すると、現在のチートは大きく2種類あります。1つはメモリ内で動作するタイプ、もう1つはDMAと呼ばれるタイプです。メモリ内のチートに対しては、アクティブなシミュレーション検知を強化し、より厳格な監視を行っています。DMAについては、Intelなどとも連携しながら識別能力を高めています。これらの技術面でのアップデートは前シーズンからすでに実施しており、多くのユーザーに効果を感じていただけているのではないかと考えています。

――『Delta Force』を他のミリタリーシューターと差別化するために、開発陣が一番大事にしている哲学やデザインポリシーを教えてください。
開発スタッフ:まず世界観を大切にしています。リアルなミリタリーという設定とオペレーターというコンセプトがあり、すべての開発はそれに基づいて行っています。世界観については、2035年という時代設定を行っており、すべての開発要素をこの年代に基づいて制作しているのが私たちのポリシーです。
もう1つは、誰でも楽しめる多様なモードを用意することです。ユーザーによっては対戦型のPvPが苦手な方もいらっしゃいます。私たちはウォーフェアモードやオペレーションズモードなど、さまざまな楽しみ方ができるコンテンツを開発し続けることを開発ポリシーとしています。
――数年先を見据えたとき、『Delta Force』をどのようなタイトルに育てていきたいと考えていますか?
開発スタッフ:社内でよく話しているのは、「5年後でも相変わらず常に若々しく探究心を持った少年のような存在でありたい」ということです。それを実現するために、1つ目として常に高品質なコンテンツを追求する姿勢を持ち続けています。
2つ目は、常に進化し続けることです。来年も新たな発表を予定していますが、ゲームの基盤も含めて常にアップデートしていく方針です。
3つ目は、長期運営において豊富なコンテンツを提供することです。実は業界内でも言われているのですが、『Delta Force』が1年間で開発するコンテンツ量は、他のゲームの2~3年分に相当すると評価されています。開発チームは非常に精力的に取り組んでおり、この姿勢も常に意識している点です。

『Delta Force』は、PC(Steam/Epic Gamesストア/公式サイト)/PS5/Xbox Series X|S/iOS/Androidにて基本プレイ無料で配信中。新シーズン「ウォーアブレイズ」の詳細は公式サイトにてご確認ください。
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