本稿は、ネタバレを多く含んでいます。また、下ネタ表現も記述しているので苦手な方はご注意ください。
個人開発者のAlleyInnは、2025年10月16日にホラーコメディ『だる絡み背後霊』をPC(steam)向けにリリースしました。
本作は、カリスマ除霊師として大人気の「タクミ」と、彼の背後霊「リュウジ」が織りなすコミカルな珍道中を描いており、お化け屋敷の呪いをぶっ飛ばすことを目指す短編ホラーコメディゲームです。


特徴的なのは、お茶目な背後霊リュウジと主人公タクミの軽快なやり取りで進むハチャメチャな物語。二人は漫才におけるボケ(リュウジ)とツッコミ(タクミ)の役割で、テンポの良い掛け合いが笑いを誘います。
「チ◯コ」「キ◯タマ」といったお下品ワードや下半身丸出しのシーンが連発するなど、古き良き少年誌レベルの下ネタギャグが満載なところも、かつて「少年」だったゲムスパ読者に刺さりそうです。

それだけでなく、悪霊との緊張感あふれるチェイスや御札を使ったシューティングなど、呪われたお化け屋敷を除霊していく「ゲームプレイ部分」もしっかりと遊べる仕上がりでした。
というわけで今回は、そんな異色のホラーコメディ『だる絡み背後霊』のプレイレポートをお届けいたします!
◆スター除霊師と背後霊のハチャメチャ珍道中!呪われたお化け屋敷を浄化せよ


さあ本編開始!スタート画面はこんな感じで、もうのっけから面白い。本作は、難易度設定が可能でノーマルモードの他に、「圧倒的イージーモード」が用意されています。このモードにすると、悪霊がビビって弱くなるらしいので迷わずチェックを入れてはじめます。


「スター除霊師の朝は遅い」。こんなツッコミどころ満載の一文から物語は始まります。主人公のスター☆除霊師「タクミ」は、都内85階建ての豪華なタワマンに住んでいるようです。さすがは超人気カリスマ除霊師…セレブですね~。

そして、こちらがタクミの相棒であり背後霊でもある「リュウジ」。ちょうど紹介してるときにウ◯コしやがって…タイミング悪いよ!この凸凹コンビが今回のメイン主人公になります。
にしても、なんだか貧相なトイレですね。「目指せTOIEC942点!」とか書いてあるし…こうタワマン的なゴージャス感がないような…


と思っていたら、タワマン住みは嘘だったみたいです。ついでに、山のように仕事の依頼が届くというのもウソなのが発覚。実際来た依頼は一年でたった二件…あれ?こいつ本当にスター☆除霊師なのか?なんだか怪しくなってきたぞ…。

しかも、タクミはお馬さんレースに負けっぱなしらしく仕事を選べない立場の様子。完全にメッキが剥げ、ド底辺除霊師なのがバレてしまいましたが、頼れる相棒リュウジが早速新たな仕事の依頼を持ってきます。
さあ、今度こそモノホンのスター☆除霊師になるべく、行けタクミよ──。


しかし、持ってきた依頼を秒で拒絶するタクミ。これにはリュウジもあ然とします。仕事選べる立場かっつーの!

気を取り直し、次の依頼を見せるリュウジ。今回の依頼は、「学校の文化祭で使ったお化け屋敷に取り憑いた悪霊を祓って欲しい」とのこと。しぶしぶながらタクミも納得したようで現場に向かいます。
ここまでのプレイで感じたのは、タクミとリュウジの軽快なやり取り。ボケとツッコミの掛け合いがポンポンポン!とテンポ良く展開します。また本作は日本語フルボイスを実装しているのですが、とくにリュウジの声優さん(雪花月)がめちゃくちゃ素晴らしい!本当に少年ギャグマンガの主人公のような理想的なボイスと演技で、「リュウジ」を演じていました。
もちろん、タクミ(紅井啓介)や悪霊(猫屋敷鏡風)を演じる声優さんの演技も非常に素晴らしく、物語への没入感をさらに高めていました。

さて、依頼現場にやってきたふたり。ここが「呪われたお化け屋敷」なのか?!学際レベルとは思えぬ、かなり不気味な雰囲気に「危険すぎる」と怖気づくタクミ。

対して「大丈夫だって どこが怖いんだよ」と呑気なリュウジ。そして、白装束のお化けらしき影が一瞬リュウジの横を通り過ぎところ…

なんとリュウジのオシャレデニムが剥ぎ取られ、あらわになる下半身。「大丈夫なわけないだろ!チ◯コも出てるし」とタクミの鋭いツッコミが入ります。※当作品はちゃんとモザイクを使用しております。安心してプレイしてくさだい。
「こんなの付き合ってらんないよ 今のうちに逃げよう」と相棒をほったらかしてバックレようとするタクミ。すると…!


タクミのズボンも盗られてチ◯コ丸出しに。
「ノーパン相手に何してくれてんだ!」…じゃねえ!パンツ履いとけよ!
ということで、結局タクミもズボンを取り戻すべく、お化け屋敷の呪いを解くハメになります。

さてここから実際にタクミを操作できるようになります。操作方法はWASDで移動、Shiftで走る、Eキーでインタラクトといった具合にとてもシンプルです。


屋敷に入る前に少し探索。黒板に「お化け屋敷」か「ノーパンしゃぶしゃぶ」か出し物アンケートが書いてあったり、そのへんの段ボールなどを片っ端から蹴っ飛ばせたり、カオスな空間が広がっています。

おっと、リュウジのことを忘れていました。意を決してお化け屋敷の扉を開くと…、ズボン泥棒の悪霊と格闘するリュウジの姿が。か、かっけぇぞリュウジ…!

と思ったのもつかの間、反撃され壁にぶっ刺さるリュウジ。もちろんポコ◯ン丸出しです。ったく何やってんだよ…。


リュウジから棚に置いてあるモノを取ってくれ言われ、Eキーで取得。すると、それは呪われた財布だったようで、「それを取ると全身タイツの悪霊が解放される」とリュウジ。
…先に言えよ!閉じ込められたぁ!

仕方ないので先へと進みます。この「怨念屋敷」には、出会うと必ずナニをポロリされてしまうという、違ったイミでおっそろしい悪霊が住み着いているようです。



屋敷内には、さまざまな悪霊が徘徊しています。本作は、単にコミカルなだけでなく、ちゃんとホラー要素も作り込まれていて不気味さやコワさを充分感じられます。
それもそのはず、開発者のAlleyInn氏は過去に、ホラーアクションFPS『Trash Bunny House』『The Lost Gallery』など、本格的なホラーゲームをリリースしています。本作で作風がガラッと変わったみたいですね。


通路を進んでいくと「全身タイツの悪霊」を発見!コイツをビンタで一匹ずつ祓っていきます。なんてチカラ技なんだ……お経唱えたりお祓いアイテム使ったりしないの?

順調にビンタでタイツの悪霊を祓っていきます。すると、あからさまに強力な「やたら呪われてる壁」にぶち当たります。くっ…!このままじゃ進めない、どうすればいいんだ…!そういえば、リュウジはどこだ?

いました。チ◯コかっぴろげて。
そのうえ、全身タイツの悪霊どもを「皆殺しにすりゃいいんじゃねーか?」と物騒なことをサラッと提案してきます。タクミもタクミもだが、リュウジもリュウジだな…。


リュウジが全力を振り絞って「残匹タイマー」を表示させてくれたおかげで、壁を破壊するにはあと2匹のタイツの悪霊を倒さないといけないことが判明。最初から出しとけよ…。

2匹見つけ出して無事除霊完了。戻ってみると、あれれ?リュウジが見当たらない。

完全回復したリュウジが扉の前にいました。むむ、その変な物体はいったいなんでしょうか…?


置き石のような霊体は、リュウジ曰く「たぶんいいヤツ」で「今度エロい霊を紹介してくれる」らしい。エロい霊ってなんだよ、エロい霊って。
すると、その置き石は「屋敷攻略のヒント」をリュウジたちに渡してくれます。なんていいヤツだ。ヒントによると、「部屋が暗くなったら動かないこと」「パンティを被せること」がルールみたいです。


先へ進むとそこは、3分後に毒ガスが流れる「時限制エリア」でした。このエリアを探索して、置き石の仲間たちを見つけて、パンティを被せていけば無事クリアとなります。
これが結構迷路のような構造になっていて、置き石を見つけるのがなかなか難しい。リュウジとタクミのくだらない下ネタを聞きつつ、なんとか置き石の仲間を3体見つけると、さらなるエリアが開かれます。



二人を待ち受けていたのは、罠だらけの一本道。しかも後ろから巨大な全身タイツの悪霊が追いかけてきます!ええい、もう行くしかねえ!
穴に落ちないよう、リュウジを橋にしながら全力で走り抜けるタクミ。果たして逃げ切れるのか…!


途中、「男地獄」という半裸マッチョが襲ってくるとんでもないエリアがあったり、困難を極めたものの無事通過に成功。出口にたどり着きます。


脱出できたかと思ったら、まだまだ屋敷は続きます。今度は、大量のタイツ霊が襲いかかってくるので「御札」を投げて応戦!ようやく除霊師らしいことやり出したな。御札は右クリックで撃ち、長押しで連射できます。
このFPS的なシューティングが結構出来が良く面白かったです。このように、物語だけでなくゲームプレイにおいてもしっかりと遊べるクオリティになっていたところも魅力的でした。


リュウジとタクミの凸凹コンビは、果たして悪霊どもを倒し呪われたお化け屋敷を浄化できるのか?!そして、タクミは本当のスター除霊師としてタワマンに住めるのか…!チ◯コは無事に隠せるのか…!!すべての物語はぜひ体験してみてください。
本作は、ギャグと下ネタ満載のコミカルなストーリーが体験できる、クリア時間約30分程度の短編ホラーゲームとして、カジュアルに遊べるのでぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。
こんなにも「チ◯コ」連発した記事なんて初めてだ…!
タイトル:『だる絡み背後霊』
対応機種:PC(Steam)
記事におけるプレイ機種:PC(Steam)
発売日:2025年10月16日
著者プレイ時間:3時間














