気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Danny Garay氏開発、PC/Linux/スイッチ/Android向けに10月28日にリリースされた3Dメカアクション『Toziuha Night: Order of the Alchemists』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、『悪魔城ドラキュラ』をリスペクトした2Dアクションゲーム。2022年にリリースされた『Toziuha Night: Dracula's Revenge』の続編で、またも鉄のムチを扱う錬金術師のザンドリア(Xandria)が悪魔たちと戦います。32Bitコンソールを意識したピクセルアートやmodを使用することでマップを自分で作成できることも特徴。記事執筆時点では日本語未対応です。
『Toziuha Night: Order of the Alchemists』は、2,100円(11月4日までは10%オフの1,890円)で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
DannyDanny Garay、29歳です。ニカラグア出身です。私が一番好きなゲームは、『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』です。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
Danny本作は、オリジナリティを追求するものではなく、むしろ『悪魔城ドラキュラ』へのオマージュとして作られています。ただ、通常のゲーム体験とは少し違ったプレイ感覚を提供することを目指しました。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
Danny『Toziuha Night』を開発する際に私がインスピレーションを受けたのは、『悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印』ただ一つです。
――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
DannyKo-fi(Patreonのようなサービス)を通じて寄付を受け取り、本作開発のための目標である1,000ドルに達した瞬間ですね。仕事にもつかず、自分だけでクリエイティブなことをやりたいと思っていた私にとっては、とても大きな金額でした。
――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
Danny難易度についてですね…私が作るゲームではいつも同じことです。必ず「難しすぎる」と言うコメントを目にすることになります。そのたびに、バランスを調整するためのアップデートを行うようにしています。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
Dannyゲームのメンテナンス作業と、プレイ感覚を変えるいくつかの追加モードの実装のみですね。
――本作の日本語対応予定はありますか?有志翻訳は可能ですか?
Danny売り上げ次第ですが、日本語やその他の言語への翻訳費用を出せるかどうかは疑わしいです。しかし、本作は「コミュニティ」を意識して作られており、mod化や逆コンパイル(デコンパイル)が可能です。また、本作の翻訳ファイルを公開したGitHubリポジトリも用意しており、誰でもお手伝いが出来るようにしています。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
Dannyもちろんです。できるだけ多くの人に本作をお届けしたいと思っています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Danny本作に興味を持っていただき、ありがとうございます。言語の壁があるとゲームを楽しむのが難しくなることは私もよく分かっています(個人的には私の母語がスペイン語で、英語や日本語でしかプレイできないアニメ風のゲームが多いため、とても苦労しています)。
先ほども申し上げましたように、本作の翻訳に協力してくれる方は誰でも大歓迎です。私自身のリソースでは対応が不可能ですが、そのお気持ちには感謝していますし、世界のどこかで自分のゲームを楽しんだり挑戦したりしてくれる人がいるのを見るのはいつも嬉しいことです。それこそが、インターネットの素晴らしいところですよね。ありがとうございました。
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。







