「『ザ・デッドヒートブレイカーズ』という3DS向けゲームをプレイしていた時に思いついた」スーパー経営シム『Discounty : ドタバタスーパー物語』【開発者インタビュー】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「『ザ・デッドヒートブレイカーズ』という3DS向けゲームをプレイしていた時に思いついた」スーパー経営シム『Discounty : ドタバタスーパー物語』【開発者インタビュー】

アイデアは昔の小さなお店経営ゲームから。

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「『ザ・デッドヒートブレイカーズ』という3DS向けゲームをプレイしていた時に思いついた」スーパー経営シム『Discounty : ドタバタスーパー物語』【開発者インタビュー】
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気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Crinkle Cut Games開発、PC/PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/スイッチ向けに8月21日にリリースされたスーパー経営シミュレーション『Discounty : ドタバタスーパー物語』開発者へのミニインタビューをお届けします。

本作は、スーパーマーケットのオーナーとして経営を行うシミュレーションゲーム。さびれた港町「ブロムケスト」を舞台に、店舗のカスタマイズや在庫の管理のほか、レジ打ちなど接客対応もこなしていきます。製造者の信頼を得て契約を勝ち取ったり、営業時間後に住民と交流を重ね、街の動向に注意する必要もあるのが特徴。日本語にも対応済みです。

『Discounty : ドタバタスーパー物語』は、3,850円で配信中


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?

Anne私の名前はAnneで、Crinkle Cut Gamesの共同創設者であり、『Discounty』のライター兼デザイナーを担当しています。

これまでに様々なゲームをたくさんプレイしてきましたが、私の人生で一番好きなゲームは 『ゼルダの伝説 時のオカリナ』 ですね。私は任天堂のコンソールをプレイして育ったので、任天堂のゲームはどれも特別な思い出として心に残っています。

――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?

Anne『Discounty』はストーリー重視のお店経営ゲームです。プレイヤーは棚に商品を並べたり、お客さんに対応したりしながら、店主としての日常を体験します。空いた時間には、小さな町での生活を楽しんだり、地元の生産者と取引をしたりしながら、あなたの小さなお店をやがて立派なスーパーマーケットへと育てていくのです。

このゲームのアイデアは、私が『ザ・デッドヒートブレイカーズ』というあまり知られていない3DS向けのゲームをプレイしていた時に思いつきました。その中に、「小さなお店を経営する」ミニゲームがあり、当時コペンハーゲンIT大学でインタラクションデザインを学んでいた私は、「PCのテンキー入力って、面白いインタラクションになるな。これをレジ打ちのミニゲームにしたら面白いかもしれない」と考えたのです。

それまでにもいくつかお店経営ゲームをプレイしていましたが、どれも戦闘要素があり、販売するアイテムを集めるために戦うようなシステムになっていました。そのようなゲームも大好きでしたが、「もし戦闘をなくして、純粋にお店経営だけに全力を注いだら、どんなゲームになるだろう?」と、そんな疑問から生まれたのが『Discounty』なのです。

――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?

Anne本作は、『牧場物語』『Graveyard Keeper』『Stardew Valley』と言った生活シミュレーションゲームの名作から大きな影響を受けています。同時に、『ルセッティア ~アイテム屋さんのはじめ方~』や『Moonlighter』のようなお店経営ゲームからもインスピレーションを得ています。

しかし『Discounty』は、これらの作品よりもストーリー要素により重点を置いているのが特徴です。その点では、『Monkey Island』のようなクラシックなアドベンチャーゲームからも影響を受けています。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。

Anne『Discounty』ではお客さんたちの行動をとても細かく作り込めたことに、とても満足しています。彼らはそれぞれに個性・好み・買い物時の行動パターンを持っており、中には特に印象に残るキャラクターも存在します。

例えば、町で一番の年長者であるアンダーセンさんは、毎日一番最初にお店を訪れる常連客です。彼女は買い物にとても時間をかけるため、すぐに目に留まる存在です。また、タミーというお客さんも印象的です。彼女はとても効率的に買い物をしますが、あまり忍耐強くないため、彼女が来店する時は、プレイヤーも気が抜けないでしょう。

――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。

Anne本作の様々なストーリーラインに対して、プレイヤーの皆さんがこれほど深く共感し、ブロムケストの多くのキャラクターたちに強い愛着を持ってくださったことに、私たちはとても感動しています。いくつかのストーリーラインは解釈の余地を残した形で終わるように作っていましたが、多くのプレイヤーから「エンディング後の展開をもっと知りたい」という声をいただきました。

――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。

Anneもともと『Discounty』は、「ひと区切りついた物語」として完結させ、プレイヤーの皆さんが他のゲームへと移れるようにデザインしていました。しかし、多くの方が「もっと『Discounty』の世界を体験したい!」と感じてくださっているようです。

そこで現在、ゲームクリア後にも遊べる新要素や、お店以外の場面でも楽しめるコンテンツを追加するアップデートを計画しています。

――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?

Anne本作の配信には一切の制限がありません。収益化もご自由にどうぞ!私たちは、コンテンツクリエイターの皆さんがこのゲームへの情熱を共有してくれる姿を見るのが大好きなのです!

――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。

Anne『Discounty』は、大企業のスーパーマーケットが小さな町に進出した時、そこで何が起こるのかと言う、世界的にも普遍的な物語を描いています。作品のテーマには、止まることのない成長への欲求、そして周囲の人々への配慮を欠くことで生まれる文化的・環境的な問題も含まれています。

本作の中で、ブロムケストの人々の物語にじっくり触れてくださった日本のプレイヤーの皆さんに、心から感謝しています。

――ありがとうございました。

◆「注目インディーミニ問答」について

本連載は、リリース直後インディーデベロッパーメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に700を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。

ライター:Chandler,編集:Akira Horie》

ライター/バイク乗り Chandler

ゲームと風をこよなく愛する暇人。趣味は多い方だったはずが、最近は家でぼーっとしている時間が増えてきた気がしている

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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