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ゲームタイトルが同じだとインストールフォルダーまで同一に!?思わぬSteamの落とし穴

同名ゲームをインストールしようとすると起こる、Steamの意外な落とし穴。

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There are two games named “Synergy” on steam and both have the same install directory, for some reason
byu/maciej0s123 inSteam

「まったく同じタイトルで、しかも両方インストールするとまったく同じフォルダーにファイルを配置して正常に動作しないゲームがSteamにある」……そんな海外ゲーマーのRedditへの投稿が話題を呼んでいます。

Steamの仕様の想定や如何に……?インストールフォルダーに同名のフォルダーがあっても基本的には上書き

街作りゲームの『Synergy』
『Half-Life 2』Modの『Synergy』

スレッドの投稿者は、Steam上には2つの『Synergy』を冠するタイトルがあり、その両方をインストールすると互いにインストールフォルダーが同一となってしまい、正常に動作しなくなると報告しています。

確かにSteam上には2つの『Synergy』というタイトルのゲームがあり、片方は街作りゲーム、もう片方は『Half-Life 2』のModです。この両方が、Steamのゲームインストール先フォルダ―(通常は"steamapps\common")以下に"Synergy"というフォルダーを作り、実行ファイルである"synergy.exe"を上書きし合うため、両方インストールしてしまうとゲームが正常に動かなくなる……というわけです。

こうなってしまう原因は、開発者の多くがデフォルトのインストールフォルダーを"(Steamのゲームのインストール先フォルダ―)\(自分のゲーム名)"に設定しているためで、もしゲーム名が被ったときに干渉しあうことが考慮されていない、Steamの仕様の穴とも言えます。

この仕様について、Reddit上では「ゲーム名が2つ被るくらいならまだマシだ、Steam上には内部のゲーム名が"WindowsNoEditor"(Unreal Engineのデフォルトビルド名)であるゲームが54個もある」という豆知識や、「Steam DeckやLinuxでSteamのゲームを動かすのに使われるProton互換レイヤーではゲームごとに独自にフォルダーを作成し、こういう問題が起こらないようになっている」「ただしこれはProtonを利用した環境ではModを入れにくい原因の1つでもある」といった互換環境の知識も交わされました。

また、こういったフォルダーの仕様はSteam側の怠慢である……という声もありますが、これは元を辿ればSteamはValve製のゲームソフトのランチャーであり、『Half-Life』関係の各種ゲームファイルをValve自身が"Half-Life"フォルダーにまとめて格納する仕様を引きずっていて、今のように多種多様なゲームが出てくることは考えていなかったのではないか……と過去の仕様から現状を推測する声も見られました。

何はともあれ、意外な形で見つかったSteamの落とし穴。「ゲーム名被り」という問題が発生する可能性は低いとはいえ、今後この仕様を悪用して他のゲームソフトの実行環境を壊すような悪意のあるソフトが出てこないことを祈るばかりです。

ライター:ずんこ。,編集:Akira Horie》

ライター/石の中にいたいブロガー ずんこ。

ダンジョンの間に挟まれたい系男子。某掲示板でRPGツクールに目覚めその進捗目的でブログを書き始めるも、いつの間にかDRPGが中心の内容に変わっていた。 DRPGと麻雀・ポーカーゲームと元ネタとの差別化が光るフォロワー系ゲームをこよなく愛する。サービス終了したアーケードゲーム『ポーカースタジアム』の公式大会優勝という凄いんだか凄くないんだかわからない肩書きも持つ。

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Akira Horie

編集/『ウィザードリィ外伝 五つの試練』Steam/Nintendo Switch好評発売中! Akira Horie

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