ニュージャージー州ニューアークおよびスペインで事業を展開しているYPlasmaは、現地時刻1月3日にCES2026への参加を発表しました。
プラズマを活用することでほぼ無音で冷却用の風を生みだす「誘電障壁放電(DBD)プラズマアクチュエーター」の応用製品を発表するとしています。
静かで信頼性と耐久性に長け、さらに超薄型。ノートPCなどでの活用で冷却機構は次の時代へ。
ノートPCやデスクトップPC、またスマートフォンなどの電子機器は、常に発熱との闘いといっても過言ではありません。

CPUやチップ、またメモリからSSDなどの補助記憶装置まで、高性能化に伴い熱の処理が問題となり、世の中には熱対策のための小型ヒートシンクやファンなどの製品が続々と登場しています。
そんな中、米国およびスペインで事業を展開中のYPlasmaが、今年のCES2026への参加を表明。プラズマを応用した特殊なアクチュエータで冷却を行う、ノイズレスノートPCを発表することを明らかにしました。
200ミクロンという極薄型の薄膜アクチュエーターを使用することでイオン化された風の流れを生み冷却するという仕組みとのことで、従来の空冷や水冷といった方式とは全く異なるアプロ―チとなる今回の新製品。
公開されたプロモーションビデオでは、並べられたロウソクが一斉に吹き消される様子などが確認できます。
YPlasmaによれば、わずか17dBAという静穏性に加え従来のコロナ放電型で発生していたオゾンが発生しない点、また故障の原因となっていたコロナ針の「先端侵食」が発生しない点など信頼性と耐久性においても優れるとのこと。

現在の技術ではどうしても発生が避けられない「冷却ファン」に由来する音の問題の解決のほか、各種可動部品やダクトなどの配置を含め従来以上の薄型設計に寄与するとしています。
より静かでより冷える、ぱっと聞くと何だか熱そうなプラズマの力が電子機器の冷却に役立つ。そんな新時代が近づきつつあるのかもしれません。







