元任天堂の今村孝矢氏が、自身のX(旧Twitter)にて『リンクの冒険』に関する話を投稿。「SFCで続編を作りかけていた」という内容通り、実は過去に『リンクの冒険』続編が制作されていたことが知られています。
「チャンバラができる『ゼルダ』」を目指し、『時オカ』前に制作されていた続編
『リンクの冒険』は、1987年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータ ディスクシステム向けのアクションRPGで、『ゼルダの伝説』シリーズの第2作目です。本作の大きな特長はトップビューではなくサイドビューになっていることで、ジャンルは横スクロールアクションRPGとなっています。
そして、そんな本作について投稿している今村氏は、任天堂在籍時代に『スターフォックス』『F-ZERO』『ゼルダの伝説』シリーズのアートディレクションなどを担当。自身のXにて、「実はスーパーファミコンで続編を作りかけていたんだ」と、『リンクの冒険』に関する投稿を行いました。
今村氏の発言通り、実は『リンクの冒険』は直接的な続編がSFCで開発中だったことが主に任天堂ファンの間で知られています。岩田聡社長による「社長が訊く『ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D』」では、その一端が語られています。
こちらでは、主に「3Dマリオ」や『ゼルダの伝説』シリーズでディレクター・プロデューサーを務めた小泉歓晃氏が、「僕はもともと 『リンクの冒険』が大好き」と発言。続けて「じつは『マリオ64』の前に、ポリゴンで『リンクの冒険』を宮本さんといっしょに(SFCで)つくっていた」とも述べています。

しかし、「ちゃんとかたちにすることはできませんでした」とのことで、開発が頓挫したことを言及。結果的に、SFCで実現させようと思っていた立体的に剣を振れる『ゼルダの伝説』は、『リンクの冒険』ではなく『時のオカリナ』というかたちで実現したわけです。
任天堂は、「チャンバラができる『ゼルダ』」を元から目指していたことも本対談の中で語られています。『時のオカリナ』へ至るまでの開発期間では、『スーパーマリオギャラクシー』プロデューサーなどを担った清水隆雄氏が、“チャンバラ『ゼルダ』”のデモ映像を作っていました。なお清水氏はその後、『スターフォックス64』の開発へ注力しています。

「社長が訊く」のように、以前から知られていた“幻の『リンクの冒険』続編”話。今回、今村氏がXにてそれに触れたことにより、改めてユーザーの間で話題となっています。
今ではニンテンドースイッチの「ファミリーコンピュータ Nintendo Classics」上で『リンクの冒険』が気軽に遊べるので、まだ遊んだことがない方や思い出した方も、一度触れてみてください。先日2026年1月14日には、本作が発売39周年を迎えています。
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