
2026年2月8日、浜松町にて「東京ゲームダンジョン11」が開催されました。
本記事では、出展タイトルから『ネクサスコード』のプレイレポートと開発者インタビューをお届けします。
キャラをカスタマイズしてデッキ構築!リアルタイムで戦略を決めるターン制バトル!
本作はAIキャラクターを制御して戦うプログラミングバトルゲームです。今回はCPUとのシングルバトルをプレイしました。
まずはキャラクターのカスタマイズから始まります。頭、胴体、足の各パーツはそれぞれ使用できるチップが異なります。戦略で決めるもヨシ!見た目の好みで決めるもヨシ!自由に組み合わせることができます。


カスタマイズが終わるといよいよキャラのプログラミングに入ります。移動、攻撃などのチップを所定の枠に設置することで行動を決めます。バトルが開始されればあとは見守るだけです。これを繰り返して相手のHPが0になれば勝利となります。

最初のうちは上手くいかないかもしれませんが、その場合は次のターンでプログラミングを修正して戦術を変えていきましょう。分岐チップを使用すると、自分の体力や相手との距離などの条件によって行動を変えることができ、より複雑な動きをすることもできます。



攻撃を多用しすぎるとオーバーヒートを起こして動けなくなってしまいます。また、ステージにはランダムで遮蔽物が出てくるので、同じ行動でも戦況が大きく変化します。バトルをよく観察して、いかに上手く制御できるかが腕の見せどころとなっています。
攻撃を何度か当ててゲージを溜めると、ここぞというタイミングで必殺技を出すことができ逆転のチャンスとなることも。自分が選択したチップの組み合わせが、相手の動きと上手くかみ合った瞬間は爽快です。チップの組み換えは時間制限があるため、バトル中の動きをしっかり見てリアルタイムで的確な修正を行う論理的思考力が試されます。
1からカスタマイズし、何度も試行錯誤してバトルを見守っていると自ずとキャラクターに愛着が湧いてくることでしょう。思わず「頑張れ…!」と応援したくなるような、手に汗握る白熱したバトルが楽しめる作品でした。


子供でも楽しめるプログラミングを目指して
ここからは、本作を手がけるIolite Gamesのディレクターを務めるシズカ氏へのインタビューをお届けします。
――このゲームを作ろうと思ったキッカケは何ですか?
シズカ氏小学3年生は「Scratch」という子供向けのプログラミングソフトを習うのですが、それを子供が親に「教えて教えて」とすごく言われるらしいんですよ。でも子供ってまだロジカルシンキングとか論理的思考が弱かったりする場合もあるので、その手前になるゲームを作ったら助かる人が多いんじゃないかと思って作り始めました。
このゲームを楽しんでいたら自然と論理的思考が身について、その後にScratchとか他のプログラミングを触り始めた時に何となく分かるみたいなことが出来ればいいなと思っています。
――さきほどお子さんが夢中でプレイされてましたね!
シズカ氏嬉しいですね!たまに自治会で子供たちを集めてテストプレイをやってもらったりするんですけど、すごく盛り上がってくれて。刺さってくれるといいなって気持ちがどんどん上がってきてますね。
――プレイされた方から他にどんなリアクションがありましたか?
シズカ氏1回自分のAIを作って、その戦いを見て、すぐプログラムを修正してっていうトライアンドエラーがすごく楽しいって言ってくれる人は多いですね。
――対戦システムについて教えてください。
シズカ氏フレンドマッチでは相手の手札が見えるようになっていて、相手の持っているチップに合わせて自分はこういうプログラムを組もうっていう判断ができるようになってます。カードゲームとしては手札を全部公開するのは珍しいですよね?ただ、手札が見えても相手がどうプログラムを組むかは分からないので予想しつつ…という感じです。
――自分のプログラムが相手と噛み合った瞬間が面白いですね!
シズカ氏個人的にミニ四駆とかベイブレードとかを子供の時にやってて、自分がカスタマイズしたものを放ってそれを応援するみたいなのが好きだったので、こういった形に今はなってます。でも、それだと「行け!」って言っても行ってくれないじゃないですか(笑)。それで、ここぞという時だけボタンを押す"必殺技”のシステムを入れました。
――今後の展開について教えてください。
シズカ氏Steamでは最低限出そうと思っていて、ビルドをアップデートしたものを持って一緒に協力してくれる会社さんとかを当たってみようかなと今思っているところですね。今まではチームメンバーだけでしかやってなかったので。
やっぱり組み合わせが多ければ多いほど面白くなるかなって思ってるので、ここからパーツだったりチップだったりの量産も始まります。キャラクターデザインも今は色違いっぽくなってますが、形から変わるようになります。
――ありがとうございました!
『ネクサスコード』は2026年夏ごろ発売予定。













