“俺が考えた最強の串焼きビルド”でBBQを遂行せよ!一見ユニーク、その実硬派な本格タワーディフェンス×ローグライク『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』【プレイレポ】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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“俺が考えた最強の串焼きビルド”でBBQを遂行せよ!一見ユニーク、その実硬派な本格タワーディフェンス×ローグライク『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』【プレイレポ】

これは串焼きシミュレーターですか?――いいえ、本格的な戦略が楽しめる、ガチめのローグライクです。

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“俺が考えた最強の串焼きビルド”でBBQを遂行せよ!一見ユニーク、その実硬派な本格タワーディフェンス×ローグライク『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』【プレイレポ】
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――BBQは好きですか?

普段買わないようなちょっと良いお肉や海鮮、お餅やフルーツといった変わり種、いつもならお皿の端っこに除けちゃう玉ねぎやニンジンも、青空の下で串に刺して焼けばごちそうに早変わり!

みんな大好き楽しいイベントですが、キャンプ場まで道具や食材を担いで行くのは大変ですよね。食べた後の片付けも大変だし。「どれにしようかな~」なんて悩みながら、食材を選んで串に刺して焼く――そう、ここだけでいい、この醍醐味だけ味わいたいんだ!

そんなあなたにご紹介したいのが、2026年2月2日、パブリッシャーのハリソンワールドよりPC向け(Steam)に発売された『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』です。

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串焼きを駆使して戦え!本格戦略×直感操作のタワーディフェンス型“串焼きローグライク”

『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』は、串焼きをテーマにした新感覚のタワーディフェンス型ローグライクです。遠距離攻撃と近接攻撃の役割を持つ食材を多種多様の効果を持つ調味料で味変(強化)して、次々と押し寄せる敵(ネズミ)の群れを撃退しながら焼き台を守ります。

この設定とユルいビジュアルを見るとネタゲームのように思えるかもしれません。しかし実際にプレイしてみると、その印象はわりとすぐに裏切られました。可愛くてちょっとシュールな見た目とは裏腹に、戦いの中身は思った以上に戦略的。串の編成や強化素材の選び方次第で戦況が大きく変わる、なかなか骨太なローグライクなのです。

本作を手がけたのは、2名から成るFake Owlsという開発チーム。ポテトが多彩な武器を駆使してエイリアンを撃退しまくるローグライク『Brotato』から着想を得つつも、「串焼きで戦う」という大胆な発想によって独自の作品に仕上げられています。軽快に遊べるカジュアルな見た目の裏で、ローグライクらしいビルド構築の楽しさもしっかり味わえるのが本作の魅力。気軽に遊び始めたつもりが、気づけば「もう1回だけ」と焼き台の前に戻ってしまう──そんな不思議な中毒性を持ったゲームでした。

それでは本作の遊び方とその魅力について、ローグライク初心者ながらすっかりハマってしまった筆者のプレイ体験を交えつつ紹介していきます。

ドラッグ&ドロップで食材を配置して串をひっぱるだけ!1分で覚えて10分でハマれる直感操作!

ローグライクにはデッキ構築型やダンジョン探索型などいくつかのタイプがありますが、本作はBBQの焼き台を舞台に敵との攻防戦が展開されていくタワーディフェンスの要素を持つローグライクです。

焼き台の下部にある3本の串に遠距離攻撃や近接攻撃の特性を持つ食材を配置して、画面上部から迫りくるネズミを迎え撃つのですが、全ての操作が実に簡単。動かしたい串を左右にドラッグするだけ!食材の配置もドラッグ&ドロップでポジションに置くだけなので、シンプルかつ直感的に行えます。

一定期間ごとに押し寄せる敵の群れを撃退するウェーブ制を採用している本作は、20ウェーブ目にくるボス戦に勝利すればクリアです。1ウェーブはほんの数分、全ウェーブ通しても約20分と、サクッと遊べて非常に軽快!難易度1をクリアすれば難易度2が解放され、条件を満たせば新たな特性を持つキャラクターが使用可能になったりと、リプレイ性の高さも魅力です。

「串を左右に動かすだけ」と言っても、これが意外と退屈しないんです。焼き台の上を攻めてくるネズミたちにも、野球ボールやスリングショットを打ってくるネズミに分裂するネズミ、突然爆速で進軍してくるネズミなど様々な種類がいます。ウッカリしていると食材の隙間をかいくぐったネズミに攻め込まれてしまうので、絶えず盤面に集中して3本の串を操り、食材の位置を調整せねばなりません。焼き台の端までネズミが到達するとHPが削られ、コンロの火がゼロになるとゲームオーバーです。

このように、遊び方自体はとってもシンプル。片手でも気軽に遊べる操作感ながら、ネズミたちの多彩な攻め方に対応して串を動かし続ける戦いは思いのほか忙しく、そして手応えもしっかりあります。

そんな緊張感のある攻防にキャラクターや食材、調味料といった要素が加わることで、本作の戦略性はさらに広がっていくのです。

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多彩な焼き師・食材・調味料を組み合わせて、自分だけの最強串焼きチームを作ろう!

本作の特徴は、ビルドを構成するすべての要素が「串焼きにまつわるモチーフである」点です。ビルドの方向性を決める「串焼きマスター」は20人以上、ネズミの撃退を担う「食材」は40種類以上、強化素材としての「調味料」は、なんと180種類以上!

どの串焼きマスターを選び、どの食材をどのように配置し、どんな味付けにするか……。このチョイスで戦い方が大きく変化するわけですが、ちょっとやそっとプレイしただけでは到底遊びつくせないほど幅広い戦略が楽しめます。

ではここから、焼き台を守る頼もしい串焼きマスターたちと、戦いの要となる食材や調味料の一部を紹介していきましょう。

串の焼き具合はこいつら次第!ビルドの軸を決める「串焼きマスター」

ゲーム開始時、まず選ぶのがこの「串焼きマスター」です。「串焼きマスター」はそれぞれ固有の能力を持っており、特定の食材や味をメインとしたビルドを構築すると有利に働く能力や、焼き台の耐久度(HP)が上がるものなど実に多種多様。多種多様すぎて使い勝手の難しい串焼きマスターもいますが、ローグライク通のプレイヤーにとっては腕が鳴るポイントなのではないでしょうか。

使い勝手以前に、食材の扱いを任せるのがやや不安な焼き師もいます。

総勢20名以上の個性豊かな「串焼きマスター」は、ビルドの土台を決める重要な存在です。ゲーム開始前、串焼きマスターの選定とともに「どういう串焼き編成にするか」をある程度決めておくのが良さそうです。

ネズミを迎え撃つ(文字通り)表情豊かな「食材」

3本の串に3つ配置できる「食材」は、自レーン上にいる敵に向かって弾丸を射出してダメ―ジを与えるシューター系食材と、敵と接触した時に自身のHPを削りつつダメージを与えるタンク系食材の2種類に分かれます。

肉類や魚介類、野菜といったBBQ定番の食材はもちろん、フレンチトーストや納豆、ドリアンなど、串焼きのメニューとしては疑問の残るものもあったりと、串焼きマスター同様こちらも非常に多種多様です。

食材には、シューターとタンクという大まかなタイプ以外にも細かい特性があります。攻撃の性質もさまざまで、弾が壁や敵に当たって跳ね返る「反射」や、複数の敵を巻き込む「範囲攻撃」、敵を貫いてダメージを与える「貫通」、敵を後方へ押し返す「ノックバック」など、多彩な攻撃方法が存在します。

例えば「えだまめ」は複数の弾を放ち、「納豆」は命中後に弾が四散して追加ダメージを与えるなど。どちらもゲーム内では「豆類」に分類されており、食材のイメージが攻撃の挙動に反映されているのが面白いところです。

このように、40種類以上もある「食材」のそれぞれに固有スキルがあるので、9つという限られたポジションにどの食材をどう配置するかで、戦況はガラリと変わるわけです。

そんなものまでかけちゃうの?!「調味料」での味付けが勝利の鍵に

料理に欠かせないものといえば、「調味料」ですね。

「串焼きマスター」と「食材」に加え、このゲームの戦略性を大きく担っているのが、180種類以上にも及ぶ「調味料」!本作における「調味料」は、いわゆる「強化アイテム」の位置づけです。

単純に「攻撃力+〇%」や「攻撃速度+〇%」というものもあれば、「肉系ダメージ+〇%、会心率-〇%」というデバフ効果のある調味料もあるので、自分が目指す串焼きビルドとの相性を考えて味付けしていくことが重要です。

食材には肉類や魚類などの「分類」に加えて、「味属性」を持つものがあります。例えば昆布だと「しょっぱい」、にんじんなら「甘い」という具合です。そこで「塩」を振りかけると「しょっぱい」の属性を持つ食材の攻撃力が、「ハニーマスタード」を塗りたくれば「辛味」を持つ食材のダメージが上がったりします。これにより、食材の分類だけでなく、味属性を活かした戦略も生まれるわけです。

「調味料」は、画面右側にいる頭部に漏斗を備えたキャラクターへとドラッグ&ドロップすれば自動で使用してくれるのですが、ブシャッッッッと威勢よく串焼き全体に振りかけられます。どの食材に使用するかを選ぶことはできず、食材によっては致命的なデバフになってしまうこともあり、この辺がまた悩ましくて楽しいところです。

また、ウェーブ終了毎に食材や調味料を購入したり焼き台のダメージ回復を行えるショップのようなものが利用できるのですが、ラインナップは完全にランダム。序盤にバランスブレイカー級の調味料が来て、早々と最強ビルドが爆誕することもあれば、欲しい食材に巡り合えず苦戦を強いられ続けることもあります。

食材は重ねることで段階的にパワーアップしますが、これもショップのラインナップ次第。思うように強化できず、低レベルの食材が串を圧迫することも……。その分、パズルのように次々と食材を重ねられた時の爽快感は一入です。

このように、20種類以上の「串焼きマスター」40種類以上の「食材」、そして180種類以上にも及ぶ「調味料」により、無限大ともいえる戦略が楽しめるというわけです。食材の特性を見定めてビルドを構築するも良し、欲望のままに自分好みの食材を集めるも良し。“自分だけの串焼きビルド”を作り上げて、BBQを荒らすネズミたちを殲滅しましょう!

プレイヤーの個性が光る、十人十色の串焼きビルド

そして、筆者が最初に作った“俺が考えた最強の串焼きビルド(好物)”がこちら。

BBQと言えば肉でしょうし、戦うとなると余計に肉を選びたくなるかもしれません。しかし、今までの人生でより長く寄り添ってくれた“自分の好物”には、肉にも勝る魅力と信頼があるのです。そんな安心と信頼の好物で固めた最強ビルドですが、シナジー効果などガン無視で組んだため、序盤であっけなく惨敗。見直します、食生活。

BBQと言えばやっぱ肉か!ということで、肉類ビルドを得意とする串焼きマスターを選び、ステーキやチキンレッグを並べて再挑戦。ボス戦まで到達するも、油断した隙に食材の隙間をかいくぐったネズミに攻め込まれ、敢え無く惜敗。

気を取り直して、今度は野菜ビルドで3度目の正直。初手で手に入れた「ブロッコリー」の特性が「規定数の敵を倒すごとに永続して攻撃力が上がる」もので、出来るだけブロッコリーで敵を仕留めて育成に励んでいたらとんでもない高火力シューターに成長しました。ブロッコリー、恐るべし。運にも恵まれ、かなり有用性の高い調味料や欲しかった食材がとんとん拍子に手に入り、後半にはメチャ強ビルドに!

ボスも難なく勝利!シューターが強すぎて敵をまったく寄せつけず、前列に配置したタンクが暇そうに見えるほどでした。焼き台の上を飛び交う弾のシュポポポポポポポッという音や、ネズミにヒットした時のバチバチバチバチッというSEも気持ちいい~!

戦略の幅を広げる要素がとても多いがゆえ、構築したビルドにプレイヤーの個性が色濃く反映される本作。ゲーム実況者の兄者弟者さんや、有名ストリーマーのk4senさんという100万人を超える登録者数を持つ配信者をはじめ、様々なゲーム実況者やVTuberがプレイ動画を投稿しています。各々個性あふれる串焼きビルドを作り上げているので、いろんな人のプレイ動画を見るのも面白いです。

Steamでのリリース後、日本向けストアにおいて「人気急上昇」「注目の新作」にランクインし、売上ランキングでもトップ100入りを果たすなどの快挙を達成しています。評価も「非常に好評」を獲得し、Xでも、ユニークな見た目と硬派なローグライクというギャップ、そして簡単操作とリプレイ性の高さからなる中毒性に夢中になっているユーザーの声が散見されています。1,000円以下で遊べるというリーズナブルさも、本作がたくさんのユーザーに選ばれているポイントでしょう。

串焼きビルドの奥深さが光る、初心者から通まで楽しめるローグライク

『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』は一見するとカジュアルなミニゲームのようにも思えますが、実際に遊んでみると、キャラクター・食材・調味料の組み合わせによって戦略が大きく変わる、本格的なローグライクの奥深さがしっかり詰まった作品でした。

ユニークでキャッチーな見た目のおかげでローグライクに馴染みのない人でも手に取りやすく、遊び込むほど自分なりのビルドを考える楽しさが広がっていきます。

インディーゲームらしい自由な発想から生まれたこの“串焼きローグライク”、あなたもぜひ自分だけの最強串焼きチームで、緊張感と爽快感あふれるBBQを楽しんでみてください!


『ひっぱるなよ、串焼きマスター!』は、PC向け(Steam)にて販売中。なお、3月11日(水)午前3:00(JST)~2026年3月27日(金)午前2:00(JST)まで開催されるスプリングセール期間中は、通常価格から10%オフの720円(税込)で購入可能です。

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ライター:難波,編集:みお

ライター/ゲームと映画と小説と移動と格闘技と犬が好きな兼業ライター 難波

雪山のペンションで殺人事件に巻き込まれたり、きらめき高校で青春を謳歌したり、時を渡る翼で時代を駆け星の未来を救った経験を経て、現在はしがない会社員。主にRPGとADV、ホラゲーとギャルゲーが好きで、郷愁と可能性に満ちたドット絵のゲームに目がない。すてきなゲームを世に生み出してくれる作り手への感謝とリスペクトを原動力に文章を書いています。棺桶に入れてほしいゲームは『FF15』。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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