
広大な世界、膨大な車種、そして圧倒的な自由度で高い評価を得ている『Forza Horizon』シリーズ。その待望の最新作『Forza Horizon 6』が、いよいよ5月19日に発売されます(プレミアムエディション購入者は、5月15日から一足早くプレイ可能です)。
これまでスコットランドやメキシコといった風光明媚なロケーションを舞台にしてきた本シリーズですが、今作の舞台はなんと「日本」。日本在住者としては否応なしに期待が高まりますし、私自身、今年発売予定のタイトルの中でもトップクラスに注目していた一作です。今回は、そんな『Forza Horizon 6』のゲームキーをマイクロソフトからご提供いただきましたので、実際のプレイに基づくレポートをお届けしていきます。

ゲーム内容については、これまでの『Forza Horizon』シリーズの魅力を引き継いだ「正当進化」といえる仕上がりです。マップの至る所に配置されたレースイベントや隠し要素を探索しながら、自分自身のペースで自由に進めていくことができます。シリーズの伝統通り、街中を観光しながら走るだけでも経験値が溜まり、フォトモードの利用にすらリワードが用意されているなど、単にレースをするだけではない楽しみ方が満載です。あらゆるアプローチで「自動車を愛でる」ことができるのは、本シリーズの大きな魅力でしょう。
詳細な難易度設定や、ミスを即座にやり直せる「リワインド」、そして充実したアクセシビリティ機能も極めて優秀。プレイヤーの腕前を問わず、誰もがストレスを感じることなく遊ぶことができるはずです。

本作のマップは、東京をモデルとしたエリアや北アルプスをモデルとしたエリアなどが凝縮された「ミニ日本」といったような構成になっています。東京の郊外に住む筆者の目から見ても、渋谷や東京駅周辺、湾岸エリアといった主要スポットの再現度は非常に高く、「確かにこれは東京だ」と納得させられる仕上がりです。
一部には「実際の東京はもっと道が狭い」「交通量が多いはずだ」といったリアリティに関する懸念も散見された本作ですが、しかし、実際にプレイしてみるとそれらの要素が気になることはほとんどなく、レースゲームとしての遊びやすさと街並みの雰囲気が両立されています。少なくとも筆者個人としては、ゲームをプレイしていて違和感を覚えることはありませんでした(あと、一部にちゃんと「めっちゃ細い道」もあります)。

収録車種もかなり充実しており、ホンダの「アクティ」といった、日本在住者には馴染み深い意外なラインナップもあります。シリーズの伝統で、本作では本来なら立ち入り禁止であろう場所へも構わず侵入できるため、田畑のド真ん中を爆走するアクティというような、お米を大切にする農耕民族の末裔たる我々にとっては背徳的(?)な光景を楽しむこともできます。
こうしたハチャメチャさはシリーズを通してずっとある魅力ですが、これまでスコットランドやメキシコといった異国の地を散々荒らし回ってきたツケが、ついに自国に回ってきたな……と(荒らしているのは自分自身なのですが)、謎の因果応報を感じながらプレイしています。

本作には、自分の所有するスペースに自由にプロップ(オブジェクト)を設置し、オリジナルのコースなどを作成できる「私有地」機能が搭載されています。オールドなXboxファンの方なら、『Halo』シリーズの「Forge」モードを連想させるプレイ感、といえば伝わりやすいでしょうか。
編集した私有地はオンラインで公開が可能で、訪れた人数に応じてリワードが得られる要素も確認できました。また、作れるのはコースだけではありません。車を展示するための「ガレージ」も編集することが可能です。自分好みのガレージを作り込み、フォトモードで写真を撮るというような、クリエイティブな遊び方も存分に楽しめます。
ただでさえ無限に遊べる『Forza Horizon』シリーズですが、筆者としては今作でさらにヤバいやり込み要素が追加されたなという印象を受けました。もちろん、これらの要素はチュートリアル以降、一切触れずともゲームを進行させることができます。

『Forza Horizon』シリーズは、もともとゲームとしての面白さが確立されているタイトルです。待望の日本が舞台となり、さらに遊びの幅が拡張された本作は、「面白くないわけがない」と断言してしまってもいいでしょう。現時点で、筆者は本作を心から楽しんでいますし、これから先、長い時間をかけてじっくりと遊び続けていく一作になるだろう、という予感でいっぱいです。
筆者自身、もともとは熱心なレースゲームファンというわけではありませんでした。しかし、かつて『Forza Horizon 4』をプレイした際、その圧倒的な面白さに夢中になり、一気に本シリーズのファンになったという経緯があります。
今作にも、当時筆者が感じたような「間口の広さ」が確かに感じられます。もし「興味はあるけれど、レースゲームは難しそう……」と躊躇している方がいるなら、まずはGame Passなどを利用してでも、ぜひ一度触れてみてほしい。そう強くおすすめできる一作です。逆に本シリーズのファンであるなら、おそらく購入について迷っている人はほとんどいないであろうとは思うのですが、間違いなく必携の一本となっています。

『Forza Horizon 6』は、PC(Steam/Microsoft Store)/Xbox Series X|S向けに5月19日発売予定。Microsoft Storeでは発売初日からGame Passにも対応しており、2026年後半にはPS5版の発売も予定しています。
またGame*Sparkでは発売からしばらくしたタイミングで本作のより詳細なレビュー記事も掲載予定ですので、そちらもお楽しみに!












