地下を掘り進めるだけなのに、なぜかやめ時が見つからない。
『ほりほりドリル』は、地下を掘って鉱石を集め、ドリルを強化しながらさらに深く潜っていく採掘・鉱石収集・ドリルカスタマイズシミュレーションゲームです。
敵との戦闘や派手なアクションはありませんが、「あと少しだけ掘ろう」と思っている内に、気付けば何時間も経ってしまうような本作。例えば『マインクラフト』のブランチマイニングが好きな人なら、その危険性は想像できるでしょう。休日があっという間に消えます。
そんな『ほりほりドリル』が、ニンテンドースイッチへ本日3月19日よりついに進出!ユーザーレビュー“圧倒的に好評”を獲得し続けるSteamやiOS/Androidに続き、スイッチでも遊べるようになりました。
今回は、改めてスイッチ版を実際に遊んでみたプレイレポートをお届け。なお執筆にあたり、パブリッシャー・Phoenixxより製品版の提供を受けています。

掘って、掘って、掘りまくれ!
本作は、地下に潜って鉱石や宝箱を掘り出し、掘る「ドリル」といった装備を強くしてさらに地下へと潜るゲームです。
地下に進むほどブロックは固くなり、だんだん掘るのにも時間がかかっていきます。また、時間経過で掘って削ったブロックの体力が回復してしまう「回復ブロック」と呼ばれる特殊なブロックも存在。
しかし地下に点在するオーブを破壊すると回復されるまでの時間を伸ばせるほか、ドリルを強化するにつれ、やがてこれらのブロックも破壊できるようになっていきます。


また、100層などの節目では回復ブロックが層全体を覆っており、さらに深く潜るためにはこれを突破する必要があります。生半可な装備では時間をかけても突破できないため、装備強化の重要性が自然と高まっていきます。

作業ゲームとしての性質は強めですが、地下へ潜り、装備を整え、さらに深くへと進んでいくというプレイのループは飽きがきません。進行に合わせて、新しい鉱石やギミックも追加されていきます。
例えば、地下に設置した装置へワープできる施設や、掘り抜いた地下を再び埋めて鉱石や宝箱を再配置できるリセット装置などが徐々に登場。
こうした要素の追加により、プレイを続けていてもやることが単調にならず、長時間遊んでも退屈しにくい作りになっていると感じました。
ドリル作成にはパズル要素も
そしてドリルの作成には、簡単なパズル要素が含まれています。ドリルの作り方は、地下を掘り進めることによって得られる「設計図」の中に、素材ごとに異なる形のピースをはめ込んでいくというもの。まるでパズルを組み立てるようなビルド方法になっています。
入れる素材によってドリルにつくスキルや性能が異なるので、スピードを求めるなら「サファイア」、幸運を上げたいなら「銅」を入れ込むなど、戦略的に組み合わせることも必要です。

また、設計図のマスをすべて埋めるようにピースを入れると、ボーナスが乗り、スキルや数値が強化されます。
最強のドリルを手に入れるためにも多くの設計図を手に入れ、組み合わせを試行錯誤する必要がありそうです。ビルドだけでも時間が溶ける……!

地下へ潜って素材を集め、装備を整えてまた潜るといったゲーム性は、ハクスラ系統に似ていると感じました。延々と穴を掘るだけなのに中毒性が高く、999層にたどり着くころには膨大な時間が消し飛んでしまいそうです。
筆者は今回、スイッチのPro コントローラーでプレイしましたが、レバー操作だと狙った場所より1マス進んでしまうこともあり、やや操作しづらく感じることもありました。ただし精密な操作が求められるゲームではないため、大きな問題にはならない印象です。


1人で黙々と地面を掘り進める作業は、思いのほか熱中してしまいます。人間のDNAには“何かを掘り出す”という行動が刻まれているのかも……しれません。
そんな“静かに熱い”採掘体験が楽しめる『ほりほりドリル』ニンテンドースイッチ版は、本日3月19日より発売中。もくもくと作業に没頭したい人には、特におすすめの1本です。













