THQ Nordicは、スロバキアに拠点を置くNine Rocks Gamesの手がけるオープンワールドハンティングゲーム『Way of the Hunter 2』を、Steam向けに発表しました。同作は『Way of the Hunter』の続編タイトルです。
『Way of the Hunter』は2022年8月にリリースされた作品で、プレイヤーは動物たちの習性を忠実に再現した魅力溢れる大自然に囲まれながら狩猟を体験します。動物痕跡や血液分析など、プロさながらの狩猟が自由に行えるだけでなく、倫理的狩猟などをテーマにした感動的なストーリーも楽しめます。
『Way of the Hunter』公式サイト待望の続編『Way of the Hunter 2』では、よりリアルになった狩猟要素が楽しめるだけでなく、新要素として心強いパートナーの「猟犬」が狩猟に加わります。また、本作でも多くの実在ブランドパートナーと提携した装備品が登場して、さらなる没入感を味わえます。

しかしながら、続編が発表されはしましたが、様々なDLCを含め初代作『Way of the Hunter』にも多くの楽しみがあります。そこで、本稿では『Way of the Hunter 2』に向けて、シリーズ初代作『Way of the Hunter』の魅力を紹介していきます!
“倫理的狩猟”という意味
本作で重要なのが“倫理的狩猟”という部分で、それはストーリーのテーマであるだけでなく、実際の狩猟部分でも大きな意味を持っています。例えば狩猟対象の動物ごとに「ティア」が設定されていて、それに合わせた銃や弓などの適切な装備や弾丸を使い、さらに臓器を狙って相手を長く苦しめないことを目指さなければなりません。
また、各地域の動物たちには生息域があり、その中で雄雌比率や体質値なども設定されています。プレイヤーが狩猟した結果によって、ゲーム内での一定周期ごとに動物達に影響が及ぼされていきます。体質値が上がればよりサイズの大きな個体が生まれ、トロフィーも差が出ることになります。



もちろん本作は気軽に遊べる狩猟ゲームでもあり、それらの要素を考えずに自由な装備でプレイしても楽しめます。車で各地を巡ってファストトラベル用の場所を見つけたり、隠された撮影ポイントや収集物を見つけたりといった、探索要素もたっぷり用意されています。その上で“倫理的狩猟”という、ちょっとしたルールがあるのです。
より良い狩猟を行うためには、狩った動物の肉を売って多彩な装備を揃えることが大切です。拠点の保管庫や車にアクセスすれば、いつでも入手済みの装備に変更することもできるので、状況に応じたベストな組み合わせを意識しましょう。その土地ごとの私有地許可証を購入すれば、体質値の高い個体を狙いやすくもなります。


ストーリー上やゲーム内で重要な意味を持つ“倫理的狩猟”ですが、決して難しい話ではありません。まずは、一般的な狩猟ゲームと同様にカジュアルに楽しむことも大切なことです。その上で、狩猟スコアや遊び方そのものに目的を持ち始めることも『Way of the Hunter』の楽しみ方のひとつとも言えます。



本格的な狩猟は遊び応え抜群!
ゲームは、それぞれの地域で狩猟と主人公の物語を楽しめる「ストーリー」と、自由な狩猟を行える「フリーハント(ストーリーでのチュートリアル終了が必要)」の2つのモードが用意されています。ストーリーモードでは、メインクエストをクリアすることでその土地の主人公の物語が進んでいきます。
クエストではマップ探索や狩り場の調査、目的の生物の狩猟などが用意されていて、初期マップでは序盤にチュートリアルを兼ねた基本的な遊び方を学んでいきます。その中で実際にアナグマやシカを狩猟するクエストがあるのですが、本作の狩猟は決して簡単なものではありません。



まずターゲットを見つけなくてはならないのですが、動物達も生きるために視覚・嗅覚・聴覚を駆使して危険を感知しています。足音を立てたり、風向きを考えずに臭いを広めたりすれば、簡単に逃げられてしまうのです。木や草むらに隠れ、ときには笛でおびき寄せ、感知されずに射程距離に近づけるかを考えるのが重要です。
ゲーム内で重要なのが「ハンターセンス」です。発動すれば周辺の動物のエサ場や足跡、糞、血痕、鳴き声などの情報が視覚的に表示されます。情報を集めることで周辺にいる動物の種類や生態もわかりますし、鳴き声を確認できれば距離や精神状態などもわかり、狩猟できる可能性は大幅にアップします。




感覚が鋭い動物を狩るためには“待つ”ことが大切で、慣れるまでは何度も動物に逃げられてしまいます。狩猟回数や移動距離など、さまざまなタスクをこなせば、動物に気づかれにくくなるなどのパークも習得できるので、狩りやすい相手を見つけてコツコツと経験と技術を磨いていくことが重要です。




マルチプレイで協力も競争も!
本作は自由な狩猟やストーリーを楽しめるソロプレイだけでなく、マルチプレイにも対応しています。マルチプレイには最大4人までのプレイヤーが参加可能で、自分でサーバーを作成する際にはマップや難易度、フレンドだけ入れるようにするなどの設定も変更できます。参加時にはキャラクターも選択可能です。
マルチプレイではストーリーやクエストなどのコンテンツを進めることはできず、あくまで狩猟を中心に楽しむことができます。また、ハンターセンスの設定変更などはできません。もちろん装備の変更やファストトラベルなどの機能は自由に使えるので、各々の好みに合わせて自由な狩猟を楽しめます。



マルチプレイの醍醐味は、やはりみんなで動物を見つけたり、仲間と協力して狩猟したりすることです。既に説明した通り動物を狩猟するのも簡単にはいきません。仲間とエリアを探索し、どんな動物の痕跡があるか、どこに動物がいるかなど、情報を共有することも重要ですし、ときには複数人で追い立て、それを撃つといったことも起こりえるでしょう。
マップ状況やパークなどはソロプレイ時のものを引き継いでいるので、ベテランハンターが未踏の地を踏む新人ハンターをサポートするという遊び方もできますよ。



DLCで広がる世界
『Way of the Hunter』では、さまざまなゲームの面白さを広げる多くのDLCがリリースされています。DLC全体としては有料・無料をあわせ18種類用意されていますが、メインコンテンツとしては追加マップです。マップDLCとしては4種類の有料DLCと1種類の無料DLCが配信済みです。
DLCマップはフィンランドやニュージーランド、アフリカなどをモチーフにしたもので新たな動物、装備品なども待ち受けています。一部のマップでは新しい主人公による物語が展開。もちろん「フリーハント」でも新マップは使用可能で、好きなキャラでより自由な狩猟を楽しむこともできます。





また、実在メーカーとのコラボレーションアイテムも多数用意されています。Steyr Arms、Strasser、Remington Firearms、Christensen、Bear Archeryと提携した銃器や弓矢だけでなく、なんとカワサキのオフロード四輪車も使用可能です!また、夜間狩猟がやりやすくなる装備品、便利な笛や銃器が入手できるDLCなども配信されています。
狩猟ゲームとして新しいエリアや動物が増えるのは嬉しいものです。特にマップDLC「Tikamoon Plains」では、アフリカを舞台にオリックスやラーテル、ライオンなどお馴染みの動物が多数登場します。このDLCの主人公である狩猟ガイド・マラカイの物語もオススメです。




リアルを求めるプレイヤーにとっても、実在メーカーの装備品を入手できるのは嬉しいものだと思います。個人的にはカワサキの車両は扱いやすく見た目もいいので、狩猟のお供として欠かせないものになっています。また、夜間狩猟用の装備などもゲーム性を大きく変化させ、一種のロールプレイを楽しむのにも便利です。


もちろん初期の2マップや装備品でもゲームを十分に楽しめますし、無料DLCでUTVや1種類のマップを追加できます。そしてSteamでは、本作のサウンドトラックも無料で公開されています!


『Way of the Hunter』は、オープンワールドハンティングゲームとしてやや難易度の高い、やり応えのある狩猟を楽しめます。序盤は苦労するかも知れませんが、ゲームに慣れてくる頃には装備やスキルも揃い、自由な狩猟を楽しめるようなバランスにもなっています。
“倫理的狩猟”という要素や、プレイヤー自身がマップの生態系に関われるのもユニークな部分。DLCを導入することで遊べる地域や動物も増えるので、お気に入りのエリアを自分だけの生態系に変化させるのも面白いかも知れません。DLCマップは個性豊かで、それぞれに独自のクエストなどもあるのでたっぷり楽しめます。


続編『Way of the Hunter2』では、改良された銃弾カメラでパワーアップした射撃分析や、待望のパートナーである猟犬も楽しめます。“最も本物らしく、かつ先進的なバーチャル狩猟体験となること”を目指したという次回作も楽しみですね!
『Way of the Hunter』公式サイト『Way of the Hunter』はPlayStation 5/Xbox Series X|S/PC(Steam,Epic Games)向けに好評配信中です。











