THQ Nordicは、Nine Rocks Gamesが手がけるオープンワールドハンティングゲーム『Way of the Hunter 2』について、2026年3月26日にSteam早期アクセスをスタートしました。
『Way of the Hunter』シリーズの最新作では、新要素として忠実な相棒である「猟犬」が登場し、動物の痕跡や血痕などの探索や追跡で活躍してくれます。また、より改善された銃弾カメラによる射撃分析や新装備品、新しくなった各種UIにより、狩猟はさらにやりやすくなっています。
早期アクセスでは、13種類の生物が生息する広大なカナダの狩猟地「ニューローレンシア」をプレイ可能。マップの各地域には4人のNPCがいて、さまざまなクエストやストーリーを楽しむこともできます。
『Way of the Hunter 2』購入はこちらから本稿では『Way of the Hunter 2』のプレイレポートをお届け。雄大な自然の中での新たな狩猟体験の魅力を紹介していきます!
まずはしっかりと訓練から
今作でプレイヤーは、家族経営の自然保護区「ハース&ハント」に採用された新人自然保護官としての役割を担います。ゲーム内では最初に応募書類に自分の名前と愛犬の名前を入力し、新人トレーニングとして基本的な要素のチュートリアルを行います。日本語向けの愛犬のデフォルトネームが「ハチ」なのが素敵ですね!
トレーニングでは、移動やしゃがみ、伏せなどの姿勢や狩猟のやり方、愛犬のサポート方法などを学んでいきます。狩猟に関するチュートリアルはかなり親切で、双眼鏡による観察や“どれくらい近づくべきか”のヒント、野生生物に気付かれないような接近の仕方などを項目ごとに学べます。





前作と大きく異なる点として、今作では「視認性」「騒音」がインジケーター表示になっています。さらに、風向きの表示がコンパスと一体化しているため、野生生物に臭いが察知されているかが視覚化され、全体的に自分の状態が狩猟に適しているのか、わかりやすいUIになっています。
愛犬のトレーニングでは、マップ内の野生生物の痕跡発見、銃で撃った後の血痕の追跡などの訓練を行います。与えたダメージによっては野生生物が死ぬまでかなり時間がかかり、長距離の追跡が必要となるため、確実に発見してくれる愛犬はとても頼れます。ただし、愛犬も定期的に休ませる必要があります。




すべての訓練の終了後は、ゲームの難易度を選択していよいよ本編がスタート。「ハース&ハント」の新人保護官としての、新たな生活が始まります。




新アイテムで快適な狩猟を!
『Way of the Hunter 2』では、多くの新アイテムが登場したことで、狩猟の快適性や利便性が大幅にアップしています。代表的なのは「テント」の存在で、プレイヤーが任意の場所に設置することで、その場でファストトラベル・時間経過・インベントリ管理が行えるようになります。
今作では狩猟時に携行できる弾薬の数は決まっていて、定期的に補充する必要があります。ファストトラベルで拠点のロッジに戻ることで弾薬の補充ができるので、その意味でも気軽に移動できるテントは重要な狩猟拠点として活躍してくれます。また、携行できる銃やアイテム数が増える「バックパック」も便利な新アイテムです。



もちろん前作同様に「コール(動物の気を引く笛)」もあり、連続使用時の管理ゲージもわかりやすくなっています。コールの種類も増えていますし、消臭スプレー、カモ狩猟時に便利なデコイ、設置型のブラインドなども追加されたことで、さまざまなアプローチでの狩猟ができるようになっています。


また、今作ではスキルの仕様も前作と変わり、レベルアップ時に獲得できるスキルポイントで任意に取得可能になりました。スキルには騒音や臭いを軽減する、バックパックなしでインベントリを拡張するといったものがあり、効果も大きいので狩猟を続けていくことで、さらに遊びやすくなっていきます。



観察も狩猟の醍醐味
野生生物を狩猟するためには、どれだけ相手に察知されずに行動できるか、というのが最も大切です。基本的な要素はチュートリアルでも学べますが、その際はあくまで用意された生物を相手にするので、実際のフィールドではより細かな観察や行動が重要になります。
フィールドを移動していると、動物たちの餌場や休憩場所、排泄物などの痕跡が発見できます。これらの発見物を調べることで、動物の時間ごとの行動や今の状況などを知ることが可能です。例えば餌場に12時から集まりやすいのであれば、その時間に合わせて潜んでおく、ということもできます。



今作では「ハンターアシスト」という機能が導入され、使用時は痕跡がアイコンで表示されます。また、銃を撃つ際には距離や相手に与えるエネルギー量なども表示されるので、観察から狩猟までとても役立ちます。このアシストは任意でON/OFF可能なので、プレイスタイルに応じて変更もできます。
探索時は愛犬も大いに役立ちます。愛犬にラジアルメニューで指示を出すことができ、その中のサーチを選べば、周辺で一番近い痕跡を見つけ出してくれるので、特にハンターアシストを使わない場合に非常に役立ちます。血痕を調べたときの追跡は常に便利なので、愛犬はしっかり休ませつつ一緒に行動しましょう。




愛犬との狩猟の最大の利点はズバリ「可愛いこと」です。一緒に行動してくれる相棒がいるだけでも嬉しく、お座り状態で一緒に写真を撮ることもできますよ!

動物たちの個体を強化しよう
本シリーズでは単純な狩猟だけでなく、動物たちの個体管理という要素も持っています。ゲーム内では、動物を双眼鏡で観察することで、その年齢区分や「体質」などのデータを見ることができます。
「体質」はその生物の群れの質に大きな影響を与えます。群れの質が上がればより見事な角を持つシカが生まれるなどの個体の変化が起こり、狩猟時のトロフィー評価に大きく関与していきます。この体質を上げるためには、群れの中にいる「体質の低い雄」を狩猟することが必要になってきます。




前作では“倫理的狩猟”という言葉を用いて、動物の体質の変化や、いかに相手を苦しめない狩猟を行うかといった部分がクローズアップされていました。今作でもその根幹は引き継いでいるのですが、NPCとのクエストに組み込まれていて、システムとして理解しやすいようになっています。
さまざまな要素の追加で狩猟しやすくなった今作では、群れを見つけ、じっくり観察して、今必要な存在だけを狙って狩猟するという、個体を管理する余裕が出やすくなっています。もちろん、自由に狩猟することも大切です。お金や経験値を稼ぐことも重要ですし、狩猟した動物を剥製として展示するのも醍醐味ですね!


各地を巡り景色を堪能しよう
早期アクセスでプレイ可能なニューローレンシアには、さまざまな風景が広がったエリアが用意されています。エリアごとにオジロシカやエルク、オオカミ、クマ、クズリ、バイソン、シチメンチョウなど、実に多彩な生物が生息しており、各エリアを巡る楽しみもあります。
各地にいるハース&ハント社に関連するNPCからは、それぞれの立場からのクエストを受けられます。クエストは基本的に特定の条件下での狩猟を行うものが中心ですが、中には環境を害する外来植物の駆除などの内容もあり、達成のために各地を巡れるようになっています。





また、各エリアでは野営地も発見可能で、ファストトラベル地点として利用できるだけでなく、掲示板に貼られているクエストも受諾できます。特定のプレイで達成できるミッションやクエストをクリアすれば経験値やお金を獲得できます。新しい装備の購入にはレベル条件もあるので、まずはクエストをクリアしていきましょう。
各ファストトラベル地点では車を呼ぶこともできます。広大なニューローレンシアを徒歩で移動するのは簡単ではないので、各地を中継しながらドライブを楽しみつつ、エリアを広げていくのがオススメです。橋や湖など、素敵な撮影ポイントを見つけたら愛犬と記念撮影することも忘れずに!




『Way of the Hunter 2』では、前作のリアル狩猟要素を引き継ぎながら、新たなアイテムやUIの追加で狩猟部分がより遊びやすくなっています。見た目も可愛くサポートもこなせる愛犬の追加も嬉しい部分です。
早期アクセス版では、Steamストアページにも書かれてる通り翻訳には一部未完成の部分も見受けられます。正式リリース時に向けては新たなマップと野生生物の実装(13種類からおよそ30種類へ)、マルチプレイヤーモード、実在企業の狩猟用具の充実など、さまざまなコンテンツ拡充が計画されています。


本作は早期アクセスとしてリリースされたばかりのタイトルです。プレイ中に「ここをこうしてほしい」「この部分がうまく動かない」と感じることもあるかもしれません。開発元のNine Rocks Gamesは前作でも、プレイヤーからの声をもとに大幅なアップデートを重ねてきた実績があります。
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『Way of the Hunter 2』はSteamにて配信中。PlayStation 5、Xbox Series X|S版も発売予定です。
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