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まるで韓国映画のような世界観!ネクソン新作脱出シューター『NAKWON: LAST PARADISE』はゾンビも出てくる【アルファテストプレイレポ】

ホラーとサバイバルが絶妙に融合した新感覚の脱出シューター

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まるで韓国映画のような世界観!ネクソン新作脱出シューター『NAKWON: LAST PARADISE』はゾンビも出てくる【アルファテストプレイレポ】
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昨年から引き続き、ゲームシーンはまさに「脱出シューター戦国時代」。この盛り上がりは、かつてのバトロワ系シューターのブームを彷彿とさせます。そんな中、『デイヴ・ザ・ダイバー』で知られるNEXONのサブブランド「MINTROCKET」が手掛ける新作『NAKWON: LAST PARADISE』のクローズド・アルファテストが実施されました。今回はの記事では、そのプレイレポートをお届けします。

本作はいわゆる「ゾンビもの」です。ゾンビが闊歩するソウルの街で物資を漁り、クエスト(脱出シューター用語で言うところの「タスク」)をこなし、自身や拠点を強化していく……というのが主なサイクルとなります。

そのゲーム性ゆえにPvE的な側面が強く、筆者が数時間遊んだ段階では、他プレイヤーとの戦闘は一度も発生しませんでした。陰鬱な空気感も相まって、プレイフィールはかなりホラーゲーム寄り。この「怖さ」に振り切った設定だけでも、既存の脱出シューターとの差別化は十分に図れています。

チュートリアルを命からがら突破したプレイヤーは、タイトルにも冠されている人類最後の拠点「NAKWON」へと辿り着き、そこでブローカーよって、「市民ナンバー」を与えられます。NAKWONでは、住民は貢献度に応じてランク付けされ、ランクが上がるほど住環境が改善し、利用可能な施設も増えていく……という、ディストピアっぽいしくみが採用されこのあたりのムービーシーンにはかなり独特の雰囲気があり、「新感染」などの韓国映画好きにはたまらない空気感が漂っています。

先述したように、本作は(少なくとも序盤を遊ぶ限りでは)PvPよりもPvEに重きを置いた設計の脱出シューターです。とはいえ、それが緊張感の欠如を意味するわけではありません。敵となる感染者は非常に厄介で、ひとたび見つかれば連鎖的に仲間を呼び寄せ、囲まれれば瞬く間に命を落とすことになります。特に序盤は近接武器が主体で戦力も乏しいため、「いかに交戦を避け、音を立てずに進むか」というステルス重視の立ち回りが重要となってきます。

ゲーム内には「TRAITS」と呼ばれる、スキルツリー形式の成長要素も用意されています。ここでは、任意のタイミングで発動するアクティブスキルや、常時効果を発揮するパッシブスキルを順次アンロック可能です。興味深いのは、アクティブスキルの中に「その場で段ボールを被って隠れる」という、どこかで見たようなアクションが含まれている点。序盤からこうしたスキルを習得できる設計は、本作が「ステルス重視のゲームである」という開発側からの明確なメッセージのようにも感じられます。とにかく戦闘よりも「見つからないこと」が最優先。万が一発見されてしまった際も、下手に抗わず、思い切ってその場から全速力で逃走する判断が極めて重要になります。

本作は対人戦が(少なくとも私のプレイ中には)発生しなかったにもかかわらず、「非常に高難度」であるという印象を持ちました。特に最初の3回ほどは、成す術もなく脱出に失敗し続けてしまい、慣れるまでは一筋縄ではいきませんでした。「基本は交戦を避け、気づかれたら全力で逃げる」を鉄則とし、孤立している感染者のみを背後からのステルスキルで確実に仕留める……。こうした立ち回りを徹底するようになって、ようやく脱出できるようになりました。

道中で遭遇する他プレイヤーについても、積極的に争うというよりは、迫りくるゾンビをなすりつけて状況を打開したり、あるいは完全な無干渉を貫いたりと、生き残るための打算的な関係性が目立ちました。かなり新鮮なプレイ感ですし、これが好きというプレイヤーは潜在的にかなり多そうです。

脱出シューターのFPS的な難しさには忌避感があるが、緊張感を味わいながら脱出したい……という人にはうってつけの作品になってます。脱出シューターをプレイしなれた筆者からしても新鮮で、正直かなり面白いです。

物資の回収や資金稼ぎ、そしてタスクの達成。これらを積み重ねることで前述の「市民ランク」が上昇し、利用可能な施設も段階的に解放されていきます。拠点の「NAKWON」内部を自由に歩き回ることはできませんが、アイコンを選択して移動する形式で移動することができ、想像力で補完することが可能です。

本作には、シミュレーションゲーム的な側面も備わっています。プレイヤーには「Fullness(満腹度)」と、いわゆるSAN値に近い「Morale(士気)」というパラメーターが存在し、拠点ではこれらを消費してリソースを得たり、逆に休息で回復させたりといった「アクティビティ」を実行可能です。

アクティビティを利用すれば、必ずしも出撃せずとも経験値を獲得してレベルを上げられたりなどするわけで、これは既存の脱出シューターにはない新鮮な体験です。NAKWONという社会の中で、一人の「生活者」として生きている実感を強く得られる、非常に素晴らしいエッセンスだと感じました。

本作にはハウジング要素も用意されており、割り当てられた居住用コンテナの中に家具を配置してスタッシュを拡張したり、ワークベンチを設置して装備の修理を可能にしたりといったカスタマイズが楽しめます。このハウジングの自由度は非常に高く、探索そっちのけで夢中になるプレイヤーも多いのではないでしょうか。

生活感のあるシステムや、アドベンチャー、シミュレーションとしての側面は、本作を他の脱出シューターとは一線を画す、独自の作品たらしめています。ホラーとしての緊張感、ステルス主体のゲームプレイ、そして拠点での暮らし。『NAKWON』は、他の脱出シューターと違った魅力に満ちたゲームなのでサービス開始した暁にはぜひ遊んでみたいと感じました。テキストの日本語化もぜひお願いしたいです!

ライター:文章書く彦,編集:みお


ライター/「ラジオ善意X」聴いてね 文章書く彦

好きなガンダムは∀ガンダム、好きなマンガはレベルE、好きな映画監督はポール・トーマス・アンダーソン、好きなゲームジャンルはオープンワールドものとローグライク(ローグライト)、好きな昆虫はカマキリ、好きなバンドはFUGAZI、好きな作曲家は浜渦正志、好きな小説家はカート・ヴォネガット・ジュニアと舞城王太郎、好きなラッパーはポチョムキン、好きな焼酎は鳥飼、好きなルフィが言ってない言葉は「何が嫌いかより何が好きかで自分を語れよ!(ドン)」、好きな笑い男が書いてた言葉は「or should I?(だが、ならざるべきか?)」。

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編集/Game*Spark共同編集長 みお

ゲーム文化と70年代の日本語の音楽大好き。人生ベストは『街 ~運命の交差点~』。2025年ベストは『Earthion』。 2021年3月からフリーライターを始め、2025年4月にGame*Spark編集部入り。2026年1月に共同編集長になりました。

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