
2026年5月3日、浜松町の産業貿易センターにて、東京ゲームダンジョン12が開かれました。
そこで展示されていた『AIドット絵バトル』を試遊させていただきました。

ぼくが作った最強のイラストで勝負だ!AIが判定するバトルシミュレーター
本作は敵モンスターに“勝てそう”なイラストを描くおえかきゲーム。プレイヤーは敵モンスターを選んだあと、ペンかマウスを用い、自由にカキカキしていきます。
早速、筆者もチャレンジ。プニズンという緑色のモンスターを倒すために、茶色い犬を描いていきます。まあ、スライムなんぞイヌ一匹で充分でしょう。

なんとなく天使のわっかを付けて、駆け抜けるエフェクトでスピード感を出します。いざ、判定!
ハネウサギトリ……モンスターランクD? 筆者の描いたトイプードルは、トリの扱いを受けました。もうちょっとモフモフさせるべきだったかな?
名前を付けてくれるだけでなく、戦いのキロクも考えてくれます。ちゃんと光輪で相手の視界を遮っていたりと、細かく描写してくれました。

つづいて、ヒトクイバナとバトル。相手が植物なので、ここは炎で攻めましょう。炎の陣を発生させる僧侶をイメージして描いてみます。
カラフルフレイムスケルトン、モンスターランクCとのこと。今度はある程度伝わりましたが、僧侶は僧侶でも即身仏でした……。単純な仕掛けながら、自分の作ったイラストに説明がつくところに面白さを感じました。

開発のMONO ENTERTAINMENTにお話を聞かせていただきました。
――開発期間はどれくらいですか? 何人で開発していますか?
MONO ENTERTAINMENT8か月くらいですね。ひとりで作っています。8月には出したいですね。
――苦労した点はどこですか?
MONO ENTERTAINMENTAIのプロンプトを指定するところですね。調整が難しいんです。簡単に勝てちゃうとつまらないし、強すぎてもダメなので。
――どんなところを判定しているのですか?
MONO ENTERTAINMENTまず、雑に描くと弱くなります。上手くなくてもちゃんと描くのが大事です。また、相性も重要で、敵モンスターの特徴に対して何を描くべきか考える必要があります。たとえば、ドラキュラはニンニクに弱いとかですね。
――AIは何を使用していますか?
MONO ENTERTAINMENTChatGPTのAPIを叩いてます。最近はAPIも安くなっているので赤字にはならないでしょう。
――現在は対決する要素がメインですが、他の遊びは考えていますか?
MONO ENTERTAINMENT描いたモンスターの図鑑が作れたり、自分の描いたモンスターでトーナメントを作れたりすると良いなと思っています。

シンプルな“おえかき”という行為に、AIによる判定と物語付けを掛け合わせることで、本作は予想外の楽しさを生み出しています。上手い・下手ではなく、「どう描くか」「何を描くか」が問われる設計も秀逸ですね。
『AIドット絵バトル』はPC(Steam)にて配信予定です。









