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『アウトバウンド』開発元、低評価レビュー削除を促す返信で批判集まる─その後に猛省と謝罪「今後は耳の痛い内容も真摯に受け止める」

開発元が低評価レビューの変更や削除を促す対応をしており、その件について謝罪しました。

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『アウトバウンド』開発元、低評価レビュー削除を促す返信で批判集まる─その後に猛省と謝罪「今後は耳の痛い内容も真摯に受け止める」
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Square Glade Gamesが開発を手がけ、5月11日にPC/Xbox Series X|S向けにリリースしたオープンワールド探索ゲーム『Outbound(アウトバウンド)』。本作について、開発によるSteamのレビュー操作が行われていると判明し、批判を浴びました。

「返金するならレビュー更新・削除を」

『Outbound』はキャンピングカーでさまざまなバイオームを旅しながら、自給自足の生活と快適な拠点構築を目指していきます。敵対生物がいない、のんびりとしたゲームプレイが特徴です。

発売後2日が経過した5月13日時点で、レビュー件数は約450件、評価は「やや好評」と控えめな滑り出しとなっています。そして、あるSteamユーザーのレビューに対する開発元の返信が注目を集めました。

ユーザーレビューの抄訳

「ほっこりとした雰囲気で絵柄も可愛らしいです。けれどもゲームシステムは驚くほど浅く、できることは少なく、ただ世界を旅するだけでは……イマイチでした。発売記念のセール価格でも、それに見合う内容とは言えません」

このレビューに対し、Square Glade Gamesは「購入代金の全額返金をご希望の場合は、お気軽にSteamサポートへお問い合わせください。その際は、低評価のレビューを更新または削除していただけると幸いです。よろしくお願いいたします」とコメントを投稿(現在は削除済み)。開発元の行為はSteamの『アウトバウンド』総合掲示板で議論となり、このスクリーンショットが掲示板Redditに投稿されるなど反響を呼びました。

まず、大前提としてSteamは開発者向け規約として、ユーザーレビューに対して以下のルールを掲げています。

  • ゲーム、DLC、金銭などの報酬と引き換えにレビューを依頼しない(メディアやインフルエンサー等にゲーム本編を送り、レビューを依頼することはOK)

  • レビューシステムの悪用や人為的操作は行わない

  • アプリケーション内からユーザーに製品のレビューを依頼しない

『アウトバウンド』掲示板には「ウィッシュリストに入れていたんだけど、開発者がレビューをチェックして、評価をポジティブに変えさせようとしたり、低評価をつけた人に返金させてレビューを削除させようとしたりしているのを見て、完全に興ざめしてしまった。もう絶対に買わない」「みんな、開発者を通報して、ゲームの返金手続きをすべきだ」など、ネガティブなコメントが溢れ火に油を注ぐ状態に。

そんな中、あるSteamユーザーは冷静なコメントを投稿しています。すべての否定的なレビューが「嫌がらせ」ではなく、ほとんどのプレイヤーはゲームを楽しみたいと思っていると述べた上で、大多数が「ゲームが未完成に感じる」「価格が高すぎる」「単にその価格に見合わない」としているならば、開発元はプライドを捨てて耳を傾けるべきであり、「レビューは、消費者が何にお金を使うか判断する手助けとなるものであり、その体験について、良い点も悪い点も正直に共有する権利を十分に持っています」「批判を封じ込めようとする行為は信頼を損なうだけです」と投稿。この投稿には1,400件を超える賛同が寄せられています。

開発元は謝罪「不適切な対応だった」

Square Glade Gamesは5月12日、「開発側からレビュワーへの返信が、不適切で不快に感じられるものであったことを理解し、心よりお詫び申し上げます」と謝罪。このような対応を取った理由として、リリース直後は、当初抱いていた胸膨らむ期待感よりも、あまりにも激しいプレッシャーや感情に見舞われたとのこと。その結果、ユーザーに対して適切なコミュニケーションや対応を行えなかったとしています。

また、今後はネガティブなレビュー内容の変更を開発が求めることはないとした上で、「たとえ耳の痛い内容であったとしても、ゲームをより良いものにしていく糧として、フィードバックに感謝いたします」と、反省と謝罪を述べています。


『Outbound(アウトバウンド)』は5月11日にPC/Xbox Series X|Sにて配信中。5月14日にはPS5/ニンテンドースイッチ/スイッチ2向けにリリース予定です。

《ライター:稲川ゆき,編集:重田 雄一》

ライター/プレイのお供は柿の種派 稲川ゆき

ゲームの楽しさに目覚めたのは25歳過ぎてからの超遅咲き。人やら都市やら、何でも育て上げるシミュレーション系をこよなく愛する、のんびりゲーマーです。

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編集/メインチャンプはルル 重田 雄一

10年以上『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしています。得意なジャンルは対戦ゲームですが、ストーリー性のある作品も好みです。

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