
ビジネスデイと一般開放日の3日間にわたって行われた「BitSummit PUNCH」から、気になった作品をピックアップしてお届け! 本記事では、KOCCA(韓国コンテンツ振興院)ブースにて展示されていた、光と影を利用するパズルアクション『THANKS, LIGHT.』をご紹介します。
ホラー的な演出と斬新なパズル設計

本作は手に持ったライトを使い、パズルを解きながら一部屋ごとにステージを進めていく『Portal』ライクな作品です。特徴的なのは、影を実体化させてパズルを解き進めるという点です。

「実体化」と聞いてもピンとこないかもしれません。本作では、空中などに浮かんでいる影のオブジェクトをライトで照らし、影を塗りつぶすようにすべて照射することで、その影が重量を持ったオブジェクトへと変化します。

実体化したオブジェクトは向きを360度自由に変えることができ、この操作で「特定の形」を作り出すことが本作の一番のキモになっています。画面下に表示された枠に「同じ形の面」をはめ込むことで、パズルを解いて部屋を進めていきます。見えている影の形は見る角度によって変化するため、物体のどの面を使うのか、どの角度から照らすのかが重要になります。試遊中にも、かなり頭を悩まされる解法パターンが用意されていました。


影はあくまで影なので、そのままでは実体を持ちません。しかし、実体化した物体同士は通り抜けられないため、どの影を先に実体化させるかも重要になります。
たとえば写真の場面では、中の円と外側の立方体が独立しており、同時に実体化してしまうと中の円が取り出せなくなってしまいます。こうした順番を考える要素もあり、パズルとしてもかなり練られている印象でした。

グラフィックや演出面では、「バックルーム(The Backrooms)」を思わせるグリッチエフェクトや、部屋ごとに恐怖感を煽る演出など、ホラー要素も強めです。明暗がくっきりと分かれたライティングは無機質でありながら、どこかインダストリアルな美しさも感じさせます。

デモは時間の関係もあり、途中で終了となってしまいました。筆者はパズルゲームが得意ではないものの、続きがあまりにも気になったので、製品版でじっくり遊んでみたいと感じています。
『Portal』ライクなゲームが好きな方はもちろん、ホラーやパズルといった要素に惹かれる方にもおすすめしたい本作。2026年9月発売予定とのことなので、気になる方はウィッシュリストに入れて発売を待ちましょう。
『THANKS, LIGHT.』は、PC(Steam)向けに2026年9月発売予定です。











