Coffee Stain Studiosは、工場建設シミュレーション『Satisfactory』の大型アップデート「1.2」を配信しました。
天気システムが大幅強化

アップデート6以来、天気システムが大幅にブラッシュアップされた形で実装されました。建物や開拓者のスーツに水濡れ表現が加わり、風・霧・雨の密度バリエーション・雷など、ビジュアルエフェクトが全面的に強化されています。
さらに新システムにより、雨は建築物や基礎・壁によって遮られるようになりました。建物の内外で映像と音響の両面に差が生まれ、工場周辺の雰囲気が大きく向上しています。
天気の頻度や強度はオプションメニューの新設「ワールド設定」タブで細かく調整できます。プリセットとしては「デフォルト」「ドライ」「The Great MASSAGE-2 (AB)b」「クリア」「子猫と子犬の雨」「エクストリーム」の6種類が用意されています。バイザーへの雨粒エフェクトや雷のオン・オフ切り替えも可能です。また、オプションのビデオ詳細設定に霧の濃度スライダーが追加され、マップ全体の霧の密度を自由に調整できるようになりました。
Unreal Engine 5.6.1へのアップグレード
Unreal Engine 5.6.1への移行が、今回の正式アップデートにも組み込まれました。全体的なパフォーマンスの向上が見込めます。
コントローラーサポートがさらに進化
バージョン1.0でのPC向けコントローラーサポート実装以来、Fishlabsの協力のもと継続的な改善が行われてきましたが、今回も多くの要望が反映されました。まず「ダイナミックゲームパッドスワップ」が追加。これはコントローラーとキーボード&マウスをオプション変更なしにシームレスに切り替えられる機能で、ボタンを押した瞬間にゲームが自動で入力方式を認識・切り替えます。誤操作が心配な場合は、従来どおりいずれか一方に固定することも引き続き可能です。
また、コントローラーのキーバインドが変更可能になりました。個人の好みやアクセシビリティの観点から多くの要望が寄せられていた機能で、オプションのキーバインドタブから設定できます。なお、この設定はコントローラー使用時にのみ表示される点に注意が必要です。
車両パスシステムを全面刷新
自動運転の車両ルートが完全に新しいシステムへと作り直されました。既存の自動ルートはそのまま引き継がれますが、今後はビルドメニューのトランスポートタブからビルドガンで「車両ルート」を設置し、そのパスの上に車両を配置できるようになります。
直線ビルドモードへの対応や、車両種別ごとの個別パス設置にも対応しており、より細かなカスタマイズが可能になっています。UIも新システムに合わせて刷新され、車両に乗り込みメニューを開くと利用可能なステーションとルートが表示されるようになりました。アクセシビリティや好みに合わせてパスの色をオプションから変更することもできます。手動運転の操作感も改善されており、自動運転だけでなく世界を探索する際のドライビング体験全体が向上しています。
流体ステーション&流体トラック追加

流体の輸送・保管手段として「流体ステーション」と「流体トラック」が新たに実装されました。長距離の流体輸送に役立つ手段として活躍が期待されます。両者ともに3200立方メートルの内部ストレージ容量を持ち、車両パスや車両全般の改善もそのまま適用されます。ティア5の「ロジスティクス Mk.4」マイルストーンで解放可能です。
クリエイティブモードへの名称変更とゲームモードの新設
旧「アドバンスドゲーム設定」メニューが「クリエイティブモード」に改名されました。機能はそのままで、実績が無効化される代わりに自由な建築を楽しめる各種設定が引き続き利用できます。
今回新たに「ゲームモード」メニューも追加されました。こちらは新規ゲーム作成時のみ選択可能で、実績は無効化されません。コストマルチプライヤーとワールドランダム化の設定が用意されており、通常のプレイとは異なる体験が楽しめます。
コストマルチプライヤーでは宇宙エレベーターの納品コスト(0.25~100倍)、レシピのパーツコスト(0.25~2倍)、電力消費量(0.25~5倍)をそれぞれ独立して変更できます。ワールドランダム化では資源ノードの種類や純度のランダム設定、ワールドシードの共有機能なども利用可能です。なお、これらの設定は一度有効にすると永続的に適用され、マルチプレイセッション中にも反映される点に注意が必要です。
フォトモード強化とセルフィーモード追加
フォトモードに新カラーフィルター「I know what you are」と新エフェクトフィルター「Blueprint」が追加されたほか、ホバーパック装備時に対応した新ポーズバリエーションも実装されました。さらにまったく新しいカメラモードとして「セルフィーモード」が登場しました。スマートフォン風のアスペクト比クロッピング設定や専用ポーズセット、腕・頭の回転調整などに対応しており、通常のフォトモードと同様の画像フィルターも利用できます。
新建築物・新アンロック要素
「SPWN」と呼ばれる新建築物がエイリアンテクノロジーMAMリサーチツリーから解放可能になりました。また、「デイジーチェーン」機能がカテリウムリサーチツリーに追加。これにより1つの建物に2本の電力接続が可能になり、建物同士を直接つないで電力グリッドを構成できるようになります。従来のポールから建物への接続に縛られない自由な電力網の構築が実現します。
パイプラインにT字型の分岐パーツ「パイプラインT字ジャンクション」がティア3の石炭発電マイルストーンで追加されたほか、「クロスビーム」がAWESOMEショップのビーム拡張パックに新たに加わりました。
リアルポーズメニューほかQOL改善多数
シングルプレイ時のESCメニューがゲームロジックを実際に一時停止するようになりました(マルチプレイでは無効)。休憩中に敵に奇襲される心配がなくなり、長時間の工場作業後の一息もより安心してとれるようになります。
このほかコンソール版で取り込まれたバグ修正のPC版への反映、オプションメニュー全体の用語・値の統一、ホログラムのデフォルト回転設定の追加、サインのゾープ(連続配置)対応、スナップトグルの状態保存機能、マンタのビジュアル刷新なども実施されています。
『Satisfactory』大型アップデート1.2はPC(Steam, Epic Gamesストア)/PS5/Xbox Series X|S向けに配信中です。
¥53,800
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)







