「テニプリ」恋愛ADV『学プリ』『ドキサバ』で“推しとの青春”をやり直してきた。20年経ってもツッコミが追いつかないトンデモっぷりなのに、トキメキも止まらない! | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「テニプリ」恋愛ADV『学プリ』『ドキサバ』で“推しとの青春”をやり直してきた。20年経ってもツッコミが追いつかないトンデモっぷりなのに、トキメキも止まらない!

7月30日発売予定の『テニスの王子様 も~っと 学園祭の王子様 ♡-40 and more...』『テニスの王子様 ぎゅ~っと! ドキドキサバイバル Tie break ♡ game』を、生粋の跡部景吾推しが先行プレイ!!

連載・特集 プレイレポート
「テニプリ」恋愛ADV『学プリ』『ドキサバ』で“推しとの青春”をやり直してきた。20年経ってもツッコミが追いつかないトンデモっぷりなのに、トキメキも止まらない!
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「テニスの王子様」の恋愛アドベンチャーゲーム『テニスの王子様 も~っと 学園祭の王子様 ♡-40 and more...(以下、学プリ)』『テニスの王子様 ぎゅ~っと! ドキドキサバイバル Tie break ♡ game(以下、ドキサバ)』が、7月30日(木)に発売されます。

本作は、許斐剛先生による“青春×テニス”を軸にした人気マンガ「テニスの王子様(以下、テニプリ)」を原作とした恋愛アドベンチャーゲームで、KONAMIより2005年に発売された『学園祭の王子様』と、2006年&2007年に発売された『ドキドキサバイバル』シリーズのリマスター版です。

前作発売時は「テニプリ」に登場する総勢30~40名超のキャラクターを攻略できることや、テニス作品の枠を超えて“学園祭運営を通じての交流”、“無人島でサバイバル”という振り切ったシナリオが話題となりました。

そんな『学プリ』と『ドキサバ』が、20年の時を経て令和に復活です! リマスター版は、オリジナル版の攻略キャラクターやフルボイスシナリオなどの要素はそのまま残しつつ、新規描き下ろしスチルイラストを追加。

新たな要素が加わりながらも、青春の甘酸っぱさや個性豊かなキャラクターとの交流、そして“テニプリらしさ”全開の展開は、令和になった今プレイしても色褪せていませんでした。

「これは本当にテニプリなのか……?」氷帝推し筆者、白石ルートで困惑した『学プリ』

まず最初に紹介する『学プリ』の舞台となるのは、関東大会で代表に選ばれた7校のテニス部が主導して開催する大規模な学園祭です。

プレイヤーは中学2年生の女の子となり、学園祭運営委員としてテニス部担当に選ばれ、個性豊かな部員たちと出会いながら、出し物の準備をサポートしていくことになります。

学園祭本番までの期間は約10日間。準備を進める中で距離が縮まったり、思わぬハプニングが起こったりと、甘酸っぱい青春ストーリーが展開されます。学校生活ならではの青春感と、「テニプリ」らしい個性的なキャラクターたちとの交流が楽しめる作品です。

今回、筆者が攻略対象として選択したのは、ニンテンドーDS版から追加された四天宝寺中の「白石蔵之介」。実はこれまで攻略しておらず、今回が初挑戦となりました。

そして、最初に白石について強めに言わせてください。「白石、甘すぎる」

筆者の友人には白石ファンが多く、以前から「白石ルートはやばい」「マジで気を付けて」と聞かされていたのですが、まさかここまでとは思いませんでした。何気ない会話のひとつひとつ、サラっと口にする言葉の端々がとにかく甘いのです!

こちらが身構えていないタイミングで自然に距離を詰めてくるので、「今の発言、反則では?」と何度も画面の前で固まることになりました。

しかも、声を担当する細谷佳正さんの低音ボイスがまた危険! 柔らかく包み込むような声で優しいセリフを投げかけられるたび、耳が完全に持っていかれます。あまりにも破壊力が高すぎる……!

ただ、ここでひとつ問題がありました。筆者は盲目的な氷帝推しなのです。

これまで攻略してきたキャラクターたちを思い返すと、ツッコミどころ満載の展開も少なくありませんでした。「いや、どういう状況!?」「なんでそうなる!?」というテニプリならではの勢いとテンションを全力で浴びながら生きてきた人間なのです。

だからでしょうか。あまりにも自然に距離が縮まっていく白石ルートを前に、途中から「これは本当にテニプリなのか……?」と混乱し始めてしまいました。

一方、テニプリらしいツッコミどころが消えたわけではありません。例えば、学園祭の出し物。話し合いの結果、なぜか「もんじゃ焼きを出そう」ということに。……いや、待ってほしい。なぜ数ある選択肢の中から、もんじゃ焼きなのか。

ツッコミを入れる間もなく話は進んでいきますが、この「勢いで納得させられてしまう感じ」こそテニプリらしさだと感じます。冷静に考えるとおかしいのに、プレイしているうちに「まあ、テニプリだしな」で納得してしまう。恐ろしい作品……。

さらにデートイベントでも個性が爆発します。個人的に強く印象に残ったのが、選択肢で飲み物に青汁を選んだ時の白石の反応。

青汁を選ばれて喜ぶ中学生男子が、この世に何人いるでしょうか? いや、恐らく白石だけだと思います。さらにプレゼントとして健康器具を渡されて喜ぶのも、恐らく白石だけでしょう。

だが、それがいいのです!!!!

こうした「キャラクターらしさ」が細かく作り込まれているからこそ、攻略していて「ちゃんと白石と過ごしている」という感覚に陥ります。好きなものや価値観がきちんとイベントに反映されているので、ちょっとした会話でも“テニプリの世界に生きている”という実感になりました。

そして今回改めて驚いたのが、リマスター版としての完成度の高さです。

まず、画質が本当に綺麗! キャラクターイラストはもちろん、UIや背景も非常に見やすくなっていました。当時の素材をそのまま使ったわけではなく、イラストや素材の多くが制作し直されているとのことで、そのこだわりに驚かされます。

さらに一部スチルは新たに描き下ろされており、美しくなったイラストによってドキドキ感もアップ。旧スチルとの切り替え機能も搭載されているため、当時の思い出を大切にしたいファンにもうれしい仕様となっています。

マップ画面やUIも遊びやすく調整されているほか、キャラクターの親愛度によってコメントが変化する機能も追加され、恋愛シミュレーションとしての楽しさもさらにパワーアップしていました。

20年の時を経て帰ってきた『学プリ』。懐かしさを味わいたい人はもちろん、初めてプレイする人にもぜひ体験してほしい作品になっています。

そして筆者は今、とても真剣に「なぜ今まで白石を攻略していなかったのか」と過去の自分に問いかけているところです……。このように、オリジナル版では攻略対象が偏っていたプリンセスには、ぜひおススメしたい作品になっていました!

『ドキサバ』ではサバイバル生活中なのに胸キュンが止まらない!

続く『ドキサバ』では、中学テニス全国大会を前に実施される選抜選手たちの強化合宿が物語の舞台です。

精神修養を目的に絶海の孤島で特訓を行うはずでしたが、選手たちを乗せた船が嵐に巻き込まれてしまいます。

プレイヤーは、偶然その船に乗り合わせていた船長の娘の友人として物語に参加。避難の末にたどり着いた小さなキャンプ場は、道具はあるものの、水や食料、燃料など生活に必要なものは自分たちで確保しなければならず……。

突然始まったサバイバル生活のなかで、「テニプリ」キャラクターたちと関係値を深めていきます。

本作では「山ルート」と「海ルート」に分岐しており、登場キャラクターもルートに応じて変化します。

前作プレイ時の筆者は(氷帝・跡部景吾が攻略対象に入っているから)海ルートばかり選んでいたので、今回は過去に通ってこなかったルートを遊びたいと思い、思い切って山ルートを選択してみました!

そして攻略キャラクターに選んだのは、『学プリ』に続いてニンテンドーDS版追加キャラクターである四天宝寺中より、「忍足謙也」。……これがまた、とても良い選択をしたと思いました。

白石がさらっと距離を詰めてくる“天然人たらし系”だとしたら、謙也はサバサバしたお兄ちゃんタイプ。テンポ良く話してくれるし、一緒にいて気を遣わない安心感があります。

ただ、恋愛感情が読めない……っ。会話も自然だし、優しいし、一緒にいて楽しい。なのに、その好意が友情なのか恋愛なのかがなかなか見えてこないのです。「え? これどうなんだ?」「ただ面倒見がいいだけ?」とプレイしながら何度も考えてしまった。

……のですが、ある場面で状況は一変します。

プレイヤーに興味を示す「忍足侑士」をけん制するようなシーンが発生! え、それって嫉妬してるってこと? な~んだ、私のこと好きなんじゃん♪

急に見せる独占欲は反則でしょう! あまりにもかわいい……。今まで自然体で接していた人が急にそういう空気を出してくると、こちらのダメージ(胸キュン)が大きすぎる!

そして謙也の魅力として外せないのが、そのストイックさ。薪拾いをしている場面では“浪速のスピードスター”らしくタイムを測ってほしいと頼んでくるのです。いや、サバイバル生活中ですよ?

どんな状況でも全力で走りたいのか……でも、そこがいい! テニスに対する真っすぐさや負けず嫌いな部分がちゃんと見えるので、「ああ、謙也らしいな」と思えてしまいます。

そして当然、タイム計測に付き合います。すると、親愛度が爆上がり! 画面いっぱいに咲き乱れるひまわり。咲きすぎである。

さらに『ドキサバ』で個人的に印象深かったのが、散歩です。これは一緒に散歩をする中で発生する、いわゆるタッチイベント。

手や肩、頭、さらには唇などに触れて反応を楽しめるシステムなのですが、これが非常に危険なもので……。触る場所によって反応が変わるので、気になっていろいろ試してしまいました。

一方で、謙也ルートでもツッコミどころはしっかりと健在。本作では山ルートと海ルートで主人公が異なりますが、その2人は友人同士という設定になっています。

夜になると友人同士の2人で会話をする場面もあるのですが、その内容はまさかの恋バナ。

「好きなタイプの人いるんじゃないの?」って、今あなたたち、船が座礁して流れ着いた無人島でサバイバル中ですよね?「父親の行方がわからず心配」と話をしていた次に恋愛トークが始まるのは、さすが逞しい「テニプリ」女子と言うしかありません。

なお、リマスター版では『学プリ』同様、画質やUIも大きく改善されていました。美しくなったイラストや遊びやすくなったシステムによって、懐かしさだけではない新鮮な魅力も感じられます。

20年の時を経て戻ってきた『ドキサバ』は、久しぶりにプレイしてもやっぱり予測不能で面白かったです!


ちなみに筆者は本来、「跡部景吾」推し。しかし今回は「跡部様への愛だけで文字数が大変なことになる……!」という危機感から、泣く泣く(?)別キャラクターを選択しました。

とはいえ、新たな出会いを楽しめるのもリマスター版ならではの魅力。『学プリ』には「越前リョーガ」、『ドキサバ』には「財前光」がダウンロードコンテンツにて攻略キャラクターとして新登場します(※ダウンロードコンテンツの配信日は未定)。

当時プレイしていたファンにとっては「ついにこのキャラクターが攻略できるの!?」という驚きがある一方で、初めて遊ぶ人にとっても、新たな出会いを楽しめる要素となりそうです。

もちろん、昔からの推しと青春を再び駆け抜けるのもよし、新たなときめきを見つけるのもよし! 20年の時を経て帰ってきた『学プリ』『ドキサバ』。懐かしさに浸る人も、初めて触れる人も、個性豊かな王子様たちと一緒に、思いきり青春を楽しんでくださいね。

『学プリ』『ドキサバ』の両タイトルともに、ニンテンドースイッチ/ニンテンドースイッチ2/Steamで発売予定。通常版のほか、それぞれの世界観をモチーフにした特典が収録された豪華版も販売されます。

©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
©Konami Digital Entertainment
※画像は開発中のものです。


ライター:米田果織,編集:八羽汰わちは


編集/ 八羽汰わちは

はちわたわちは(回文)Game*Sparkの共同編集長。特技はヒトカラ12時間。

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