シティコネクションは、ボード&カードゲーム『カルドセプト ザ ファースト』を、PC(Steam)/PS5/ニンテンドースイッチ/XBOX Series X|S向けに2026年7月30日にリリースします(ニンテンドースイッチ版のパブリッシャーはネオスが担当)。
本作は、大宮ソフトから1997年に発売された『カルドセプト』シリーズ第1作を、現行プラットフォーム向けに復活させた作品。プレイヤーはカードを操る「セプター」となって、300種類以上のカードから自分だけのデッキを構築し、ライバルと領地を奪い合いながら勝利を目指していきます。
戦略性の高いゲーム性や印象的なビジュアルなどの魅力はそのままに、現行プラットフォーム向けの新機能も搭載。「リワインド」「クイックセーブ&ロード」、ゲーム後の報酬が増加する「ボーナスパック」、自分とライバルの手札を確認できる「手札表示」など、プレイヤーの腕に応じたさまざまなカスタマイズも可能です。

本稿では『カルドセプト ザ ファースト』の先行プレイレポートをお届けします。
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神々が遺した“書”を巡る物語
本作のタイトルにもなっている「カルドセプト」は、かつて神が創り出した創造と破壊の書の名称。神々の戦いの中で書物は砕かれ、その破片はカードとなって世界に撒かれ、その力を操るセプターが現れ、神話の言葉である「カルドセプトを統べる者は無限の力を得る」という言葉に導かれていきます。
プレイヤーは、ゲームの舞台・バブラシュカ大陸で広がる戦禍の中で立ち上がった主人公となり、各地でセプターと戦いを繰り広げていくことになります。最初の戦いでは、主人公の案内役である人間の形をした杖・ゴリガンがゲームの遊び方をアドバイスしてくれます。このゴリガンの見た目もかなり印象的ですね。




『カルドセプト』はボードゲームとカードゲームが組み合わさったもので、目標となる総魔力の数値を達成したセプターの勝利となります。魔力を稼ぐためには土地を所有する必要があります。セプターはスゴロクのようにマップを巡り、空いている土地に手持ちのカードから「クリーチャー」を配置することで領地にできます。
領地を増やしていくことで魔力は増えますが、他のセプターに領地を護るクリーチャーを倒されれば奪われてしまいます。また、ライバルの領地に入ったプレイヤーは通行料として魔力を支払わなければなりません。領地を広げ、ライバルを出し抜いていき、目標魔力が溜まったプレイヤーがスタート地点である城に到達すれば勝利です。



ルールとしては比較的わかりやすいのですが、ゲーム内にはさまざまな戦略やギミックも用意されています。もちろんデッキ構築も重要で、プレイヤーごとに戦い方も異なるのです。




土地を育ててライバルに勝利せよ!
本作で勝利するためには、どのように自分の領地を育てていくのかというのが大切です。領地はレベルを上げていくことで価値が高まるだけでなく、ライバルが止まった際の通行料もアップしていきます。
土地には5種類の属性があり、対応する属性のクリーチャーを配置することでステータスボーナスも付きます。同じエリアで同属性の土地を複数確保することで「連鎖」が発生し、領地の価値や通行料もアップしていきます。なるべく同じ属性の領地を確保したり、しっかりとレベルを上げて価値を上げていくことが重要です。


もちろんゲーム中は領地をライバルから護ることも考えなくてはなりません。クリーチャーの配置には魔力が必要で、魔力が少ない序盤では強力なクリーチャーをどんどん出すことはできません。そのため、コストが安い低ステータスのクリーチャーを出すことになることも多いでしょう。
しかし、先述した地形ボーナスや、隣り合った領地からの支援ボーナスを得ることで、弱いクリーチャーでも簡単に戦闘で負けなくなります。戦闘は1ターンのみで、“撃破されない限り土地を奪われない”ルールなので、支援効果やアイテムカードを駆使して護り切ることも非常に重要です。




『カルドセプト』はマップ内の砦(チェックポイント)を通って城に到達することで、召喚や買い物に使える魔力が獲得できます。魔力のためにもマップを周回する必要があるので、強固な領地のラインを作れば、ライバルにとって簡単に手が出せない脅威となり、勝利に近付いていくのです。


最高のブックを作り出せ!
『カルドセプト』では、セプターの持つカードデッキを「ブック」と呼び、50枚のカードで構築されています。カードには土地の確保や戦闘で使う「クリーチャー」、戦闘補助に役立つ「アイテム」、そして自身のターンで使用できる「スペル」の3種類があり、どのようなバランスでブックを作り上げるのかが重要です。
ゲーム内ではクリーチャーの召喚だけでなく、アイテムやスペルの使用にも魔力が必要です。強力なカードは当然コストも高くなるので、あまり積みすぎると魔力が足りずに序盤から中盤で劣勢になる可能性もあります。低コストでも使いやすいカードは多いので、自分のデッキを見て改善していきましょう。



マップに合わせてブックを調整する必要もあるかもしれません。ストーリーモードでは、対戦相手の戦略がかなり異なるので、対応するスペルやアイテムを持つことで有利になることもあります。もし対戦で負けてもカードはもらえるので、相手の能力を見極めつつブックを強化していくこともできます。
本作ではステージによって聖堂というショップがあり、そこで属性ごとの「護符」を購入できます。護符はその属性の土地レベルなどで価格が変動するので、得意な属性を作ってマップ内で領地を発展させ、護符を売って儲けるという戦略も選べます。相手の得意な属性の護符を買っておくのも有効ですね。



セプターごとのプレイスタイルで、ブックの構築は多彩な可能性を見せてくれます。ゲーム内では、基本的に相手の行動中のみ手札が見られるので、油断せずに相手のブックを観察するのも勝利の秘訣です。




現行機向けの遊びやすさも!
『カルドセプト ザ ファースト』では、オリジナル版の雰囲気やグラフィックなどはそのままに、さまざまな新機能を搭載しています。「リワインド」は、対戦中に砦や城などのチェックポイントに入った場面まで巻き戻す機能で、致命的なミスなどをやり直すこともできます。
「クイックセーブ&ロード」は、ゲーム中のどのタイミングでも使用できます。多人数対戦やマップの構成、ゲームの展開によっては1プレイが長丁場にもなることもあるので、気軽にゲームを中断できるのは嬉しい仕様です。なお、クイックセーブのスロット数は2つです。



プレイを快適にする機能では「ボーナスパック」「手札表示」があります。ボーナスパックは対戦後にもらえるカード数が大幅に増加するもので、勝敗に関係なく10枚の追加カードを得られます。プレイすればするほどブックの強化につながる本作では、かなり大きな効果を持っています。
「手札表示」は、本来見えない状態の相手のカードが見えるという機能。ONにすると画面端にセプターごとのカードが表示されるので、相手への対応が取りやすくなります。これらの機能はゲーム内設定で切り替えられるので、従来通りのゲームを楽しむことももちろん可能です。



決して急がずにゆったりと遊べる作品なので、自分なりのペースでセプターとして生活していきましょう!そして、プレイ中はじっくりと世界を見ていくのもオススメです。作り込まれたマップスタイル、キャラクターたちの動き、そして何よりもカードを始めとしたアートが格好いい!そのピクセルアートは、今の時代も決して色褪せません。



『カルドセプト』はシンプルかつ戦略性の高いゲームが楽しめる作品です。2026年7月16日には10年ぶりとなる待望の完全新作『カルドセプト ビギンズ』もリリースされるなど、シリーズへの熱がますます高まっているセプターの方も多いのではないかと思います。
シリーズ第1作を現行機向けに復活させた『カルドセプト ザ ファースト』は、世界観やグラフィック、BGMなど、さまざまな要素が今も輝き、決して色褪せることはありません。古代祐三氏と柳川剛氏によるサウンドも必聴です。



後発シリーズとも少し異なるゲームの仕様もあるので、今こそ改めて「原典」に触れるのもオススメです!現在Steamでは製品版にセーブデータが引き継ぎ可能な体験版も配信しているので、気になる方はまずこちらで『カルドセプト』の世界に触れてみるのもいいかも知れません。
『カルドセプト ザ ファースト』は、PC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S/ニンテンドースイッチ向けに2026年7月30日発売。パッケージ(PS5/ニンテンドースイッチ)/ダウンロード共に価格は税込4,950円です。公式サイトでは数量限定版のパッケージ情報なども掲載されているので、こちらも合わせてご確認ください。
『カルドセプト ザ ファースト』公式サイトはコチラ!Copyright © 1997, 2026 Omiya Soft / © 2026 CITY CONNECTION CO., LTD.
Music: Copyright © 1997 Yuzo Koshiro
Nintendo Switch version: Published by Neos Corporation











