Plan Dirty Gamesは、新作“お仕事”シミュレーター『Dirty Business』について、2026年7月22日にSteam早期アクセスをスタートしました。
本作は、プレイヤーが都市の地下に隠された格納庫から巨大な犯罪帝国を目指すゲーム。最初は大麻の栽培から始まり、武器製造や犯罪の証拠隠滅、通貨偽造など、さまざまな“ビジネス”に手を染めながら、勢力を強めていきます。従業員雇用による製造の半自動化も可能です。
地下での製造・出荷だけでなく、ディーラーを介して街で直接商品を販売したり、車や飛行機を使った大規模な密売行為といった要素も用意されています。また、ソロプレイだけでなく最大4人のフレンドとの協力プレイにも対応していて、幅広いビジネスを気軽に楽しめる作品です。



本稿では、早期アクセス中の『Dirty Business』のプレイレポートをお届けします!
はじめは小さな栽培から
本作の物語は、収監されていたプレイヤーが騒動に紛れて脱出し、地下格納庫で新たなビジネスを始めるところから始まります。プレイヤーキャラはスタートメニューで4種類から選べますが、基本的には一人称視点で進むゲームなので、マルチプレイでなければそこまで考えずに選んでいいと思います。
ビジネスの第一歩は大麻の栽培から始まります。ゲーム内ではそれぞれの作業についてのチュートリアルがあり、現在のビルドではチュートリアルに従うことで初期費用が0というありがたい仕様です。栽培用のポットや土、種、ジョウロ、ライトなどを買い、設置すれば準備は完了です。





大麻の栽培自体はとても簡単で、種を植えて水と光を供給しておけば成長していきます。成長したら専用のテーブルでパック詰めすれば製品が完成。あとはタブレットから注文を受け、数量通りに箱詰めして出荷すれば売買は完了です。商売が成立すれば、お金と評判を獲得し、評判が一定以上になればランクアップします。
評判レベルが上がれば、新たなアイテム購入や商売がアンロックされていきます。レベル4になれば3Dプリンターでの武器製造が可能になり、最初はショットガンが製造できます。本作はそれぞれの作業にちょっとしたアクションやミニゲームが必要で、武器製造ではパーツを組み合わせるパズルが用意されています。





また、ランク3になることでゴミ箱が、ランク10になることで箱の収納ラックがアンロックされます。初期は栽培用の土の空袋や不要な箱などで部屋が汚れますが、まずはレベル3を目指しましょう。





従業員雇用で半自動化ビジネス!
評判レベルが上がっていくことで、ゲーム内では犯罪の証拠隠滅や強力なドラッグ製造など、どんどんビジネスの幅が広がっていきます。麻薬や武器も新しい種類が作れるようになっていき、利率もアップしていくのですが、だんだん1人では管理が難しくなっていきます。そこで従業員の出番です。
雇用した従業員は、プレイヤーが指示した製品を自動的に作ってくれます。製造のためには専用の棚に材料を入れておく必要があり、例えば大麻製造なら土・ジョウロ・プラスチックパック・種がなければ作業してくれません。完成した製品は、同じく専用の棚を設置すれば箱詰めした状態で置いてくれます。





ただし従業員は決められた作業しかできません。現在のビルドでは、ゴミを片付けることができないので、地面に捨てられた空袋などはプレイヤーが捨てる必要があります。また、出荷管理を行う従業員などもいないので、棚に入った製品の整理や出荷作業はプレイヤー自身が行う必要があります。


製造の自動化はとても便利なもので、運用が安定すれば稼ぎや評判もどんどんアップしていきます。評判レベルが上がれば能力の高い従業員も雇用できるようになっていきますし、余った製品を直接街で販売するディーラーなども扱えるようになります。雇用費や給料は必要ですが、基本的に儲かりやすい作品なので雇うのがオススメです。



そして、これまで従業員のタスクは毎回設定する必要があったのですが、2026年7月26日のアップデートで繰り返し固定できるようになりました!材料さえ管理できれば生産し続けてくれるので、これまで以上に活躍してくれます。



手堅く、そして幅広い違法商売を
現在早期アクセス中の『Dirty Business』ですが、ゲームの基本的なメカニズムはすでに完成している印象です。評判レベルによる新たな商売や便利な施設の導入などの導線もよくできていますし、丁寧なチュートリアルでゲーム内容を理解しやすく、日本語の翻訳の質も悪くありません。
顧客からの注文も時間制限などがなく、急がずにプレイできるのも嬉しい部分。注文には少量から大量まであり、毎回抽選で選ばれるのですが、評判レベルがアップすることで大量注文の確率も上がっていきます。全般的に遊びやすく、しっかりと商売が拡大していく恩恵を実感できる作品でもあります。





ゲームが進めば地下格納庫から出て、より大規模な商売もできるようになります。ランドリー会社を設立して、洗濯物のカゴの中に商品を詰めて配達したり、飛行機を操縦して離れた島に商品を納入したり、驚くようなビジネスも登場します。飛行機は実際に操縦する必要があり、結構操縦も難しいですよ!
とはいえ今のビルドでは儲かりやすいビジネスはある程度決まっている印象です。現状では武器の製造が非常に安定している商売で、3Dプリンターでパーツ製造→作業台で組み立てという2つの工程で完成する上に、AKやM4A1などの銃が作れるようになると売上もかなりアップします。





もちろん多少手間のかかる工程を楽しむのも本作の醍醐味。個人的には証拠隠滅が楽しく、血まみれの斧やマチェーテを酸で溶かすというダイナミックな作業は、余った時間を使うにも最適です。レベルが上がれば“血まみれのコルト”なども登場して「え、これ銃で殴って殺したの!?」と、その背景を想像するのも楽しめました。



『Dirty Business』は、いわゆるタスク・スケジュール管理をメインとした作品で、題材はイリーガルですがゲームとしてはかなり堅実な作りで、遊びやすさが魅力でもあります。早期アクセス段階でもボリュームたっぷりで、それぞれの仕事に個性もあるのでゲームとしての工夫も感じられます。
リリース当初は従業員の挙動で少し気になるところはありましたが、不具合の修正や欲しかった機能追加なども素早いアップデートで対応しています。現在は従業員がゴミを片付けないという問題もありますが、これも後日清掃員を追加することで対応する予定とのことです。


製品版に向けては、販売商品の種類を増やすコンテンツの拡充のほか、格納庫の外のオープンワールドにさらなるゲーム要素を導入する計画です。現状配送や空輸はビジネス面では少し扱いづらいので、今後の拡張が楽しみです。
繰り返しますが、題材はイリーガルな『Dirty Business』ですが、経営・管理ゲームとしてはとても堅実なゲームです。日本語やチュートリアルもしっかりしているので、ソロはもちろん、フレンドと盛り上がりたい人にはオススメの一本です!


『Dirty Business』は、PC(Steam)向けに配信中です。











