気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、USAGI STORE開発、PC向けに6月23日にリリースされた2D横スクロールホラーアドベンチャー『Dawn Bell』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、記憶を失った少女・ローザが見知らぬ古城を探索していく日本産の2D横スクロールホラーアドベンチャー。プレイヤーは、ローザと同じく記憶を失った少年と協力しながら、入手したアイテムや情報を駆使し、古城内の謎やギミックを解いて脱出を目指します。
『Dawn Bell』は、700円で配信中。


――まずは自己紹介をお願いします。一番好きなゲームは何ですか?
花雪花雪と申します。『Dawn Bell』の企画・イラストを担当しています。普段はイラストレーター・Live2Dモデラーとして活動しています。
一番好きなゲームは『歪みの国のアリス』です。ホラー作品でありながらコミカルなシーンも多く、個性的で魅力的なキャラクターがたくさん登場するところが好きです。
――本作の特徴を教えてください。また、そのアイデアはどのように思いついたのでしょうか?
花雪本作の特徴は、2D横スクロール形式を採用している点と、探索の中で様々な謎解きを楽しめる点です。これまではノベルゲームのみを制作してきましたが、新しいジャンルに挑戦したいと考え、本業で培ってきたLive2Dを活かせる2D横スクロールを選択し、そこに謎解き要素を加えたゲームを制作することにしました。
――本作の開発にあたって影響を受けた作品はありますか?
花雪ホラー作品を調べていた際に、『Clea』や『返校(Detention)』を知り、横スクロール形式で表現されるホラーの雰囲気や、2Dならではのキャラクターや背景を活かした世界観の表現に魅力を感じました。それが、本作の方向性を考えるきっかけのひとつになりました。

――本作の開発中に一番印象深かったエピソードを一つ教えてください。
花雪初めて外部の方にテストプレイをお願いしたのですが、想像以上に改善点が数多く見つかったことが印象に残っています。プレイヤー目線で遊んでもらうことで、操作性やゲームの分かりやすさなど、見落としていた部分に気づくことができました。いただいた意見をもとに調整を重ねることで、より遊びやすい作品に仕上げることができたと思います。
――リリース後のユーザーのフィードバックはどのようなものがありましたか?特に印象深いものを教えてください。
花雪リリース後、想像を超えるたくさんの温かいレビューをいただき、とても嬉しく思っております。その中でも、「この子達の物語をもっと見たかった」「キャラクター同士のやりとりをもっと見たかった」という感想が特に印象に残っています。キャラクターたちに愛着を持っていただけたことが、本当に嬉しかったです。
――ユーザーからのフィードバックも踏まえて、今後のアップデートの方針について教えてください。
花雪現在は、いただいたフィードバックをもとに、必要に応じて不具合の修正や遊びやすさの改善を行っています。また、より多くの方に本作を楽しんでいただけるよう、スマートフォン版やスイッチ版への展開についても検討しています。今後もプレイヤーの皆様からいただいた声を大切にしながら、作品をより良い形で届けられるよう取り組んでいきたいです。
――本作の配信や収益化はしても大丈夫ですか?
花雪はい、大丈夫です。動画配信や実況を通して、より多くの方に本作を知っていただけるきっかけになればと思っています。おかげさまで既に100名以上の方に配信していただいており、プレイヤーの皆様がそれぞれの反応をしながら楽しんでくださっている様子を見ることができ、とても嬉しく感じています。
――最後に読者にメッセージをお願いします。
花雪『Dawn Bell』に興味を持っていただき、ありがとうございます。企画を立ち上げたのは2022年で、2026年にようやくリリースを迎えることができました。短編作品ではありますが、世界観やキャラクターの魅力、探索や謎解き、そして物語を楽しんでいただけるよう、丁寧に制作した作品です。まだプレイされていない方も、この機会にぜひ『Dawn Bell』の世界に触れていただけたら嬉しいです。
――ありがとうございました。


◆「注目インディーミニ問答」について
本連載は、リリース直後のインディーデベロッパーにメールで作品についてインタビューする連載企画です。定期的な連載にするため質問はフォーマット化し、なるべく多くのデベロッパーの声を届けることを目標としています。既に1,000を超える他のインタビュー記事もあわせてお楽しみください。








