Fellow Travellerは、ORIGAME DIGITALが手掛けるラヴクラフト系ホラーADV『ペンギン・コロニー』について、開発元の要請を受け、イスラエルでの販売を制限していることを明かしました。
クレジット内では業界の姿勢に言及するメッセージも
本作は、『ウムランギ ジェネレーション』を手掛けたORIGAME DIGITALがおくる、H.P.ラヴクラフトの小説「狂気の山脈にて」「時間からの影」を再解釈した物語を描くコズミック・ホラーADVです。
1939年の南極を舞台に、古の存在の力を利用しようとするナチスと、それを再び眠らせようとする原住民の守護者・カイティアキが対立するなか、人々が狂気に陥っていく様子をペンギンの視点で見届ける内容となっています。



そんな本作がイスラエルで販売されていない理由について、Fellow TravellerはSteamフォーラム上で、次のように述べています。
私たちは基本的に、できるだけ多くのプレイヤーにゲームを届けたいと考えていますが、開発者には自分たちのゲームをどこで販売するか決める権利があると強く信じています。今回は、開発元からイスラエルでの販売を停止するよう要請がありました。より組織的な制裁措置がないなか、この行動はパレスチナとの連帯を示すためのものです。私たちは、彼らの決定を全面的に支持しています。
なお、本作のクレジットでは「イスラエルによるパレスチナへのジェノサイドが続くなかで、ゲーム業界が弱腰な表現を続けてきたという事実は、作品として後世に残ることになるだろう」という開発元のメッセージも表示され、作品内で業界の姿勢にも言及しています。
イスラエル・パレスチナ情勢を巡るゲームの販売方針としては、直近でマルチプレイヤーADV『Big Walk』の開発元であるHouse Houseが、BDS運動によるマイクロソフト製品のボイコットの呼びかけに応じ、マイクロソフトやXBOXがその対象から外れるまでは、XBOX版を発売しないとの声明を発表していました。
『ペンギン・コロニー』は、PC(Steam)向けに配信中。日本語にも対応しています。2027年にはPS5/ニンテンドースイッチ2向けにも発売予定です。
なお、Game*Sparkでは、本作のプレイレポートや開発者のナフトリ・フォークナー氏へのインタビューも掲載しておりますので、ぜひこちらもご覧ください。












