
『State of Decay』シリーズの開発元Undead Labsの代表Philip Holt氏は、XBOXから独立した経緯について海外メディア・GamesIndustry.bizの取材に対し「本当につらい3か月だった」と語りました。
XBOXからの独立、不安に揺れた3か月
2026年7月、XBOXはUndead Labsを含む5つのスタジオの売却計画を発表しました。当初は新たな所有者の傘下に入る方向で交渉していましたが、最終的に売却は実現せず、経営陣による買収を経て独立。9月23日には独立に伴う人員削減を公表し、その後、『State of Decay 3』の開発への影響についても説明しています。
当時の状況についてPhilip Holt氏は、「公式発表の前に多少の予兆はあったものの、衝撃を受けた」「従業員は全員が失業してしまったらどうなるのかと恐れ、『State of Decay 3』が発売できないのではという不安を募らせていた」と語っています。
スタッフの不安を解消するため、その後数か月間は全社員に向けて会社の最新情報を毎週発信し、直接話し合う機会も設けました。その結果、社内の雰囲気が落ち着き、信頼関係も強まったと述べています。

Undead Labsは最終的にまだ未公表のパブリッシャーと契約を結び、外部投資家から出資を受けることなく、『State of Decay 3』を完成させられる見通しが立ったとのこと。また、会社は全従業員へ株式を付与する「従業員所有」体制への移行を進めています。
CEOのHolt氏自身も株式の過半数を保有していませんが、通常より強い議決権を持つ株式を設けることで、経営上の主導権を維持。「このような結果にたどり着くには、相当な意志の力が必要だ。本当に辛い3か月だった」とHolt氏はコメントしました。

ただし、全員でこの3カ月間を乗り切れたわけではありません。独立後、持続可能な企業規模を維持するため同社は「かなりの人数」の従業員を解雇しました。
Holt氏は「優秀で何も悪いことをしていない現場スタッフが、経営陣の決断によって職を失うのは本当につらい。“Undead Labs社が●●人を解雇”という見出しが世に出ることは絶対に避けたい。単なる数字で表示すると、去らねばならなかったスタッフ個人個人の人間性が失われ、敬意を欠く行為に思えてしまう」という理由から、最終的に何人が解雇対象となったのかを明かしていません。
XBOXの現状について尋ねられたHolt氏は、「深く考えないようにしている」と回答。その理由はXBOX側の判断が正しかったかどうかを議論しても意味がなく、『State of Decay 3』の発売に向けた開発や、発売後の成功など、考えるべきことが山ほどあるためだと説明しています。
また「自分たちの原動力はプレイヤーを楽しませることであって、利益や資本が原動力ではありません。ゲームを作ってユーザーに奉仕する。そうすれば彼らは我々を支持してくれるでしょう」とコメントしています。
"It was a pretty harrowing three months" – Undead Labs head Philip Holt on what happened after Xbox cut the studio loose
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u/tenthdraft in
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海外掲示板Redditでは、『State of Decay』シリーズは特別な存在で大好きなどといった反応がありました。今回の報道で開発が順調に進みそうだとわかり、過去作と比較してバグが少ないゲームになることを願っている人などがいるようです。
『State of Decay 3』は、PC(Steam/Microsoft Store)/PS5/XBOX Series X|S向けに発売予定。XBOXから独立しましたが、Game Passにも対応する予定です。
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