Crackdown(ライオットアクト)を手がけた事で知られるRealtime WorldsのクリエイティブディレクターDave Jones氏がキーノートを行い、同社が現在開発中の新作APBの強力なカスタマイズ機能などを20分にわたって解説しました。
※民間人や車両の動きを解説
1つのサーバーで100人のプレイヤーが50vs50の戦いを繰り広げる本作ですが、サーバーではプレイヤー以外に何千もの民間人や何百もの車両が絶え間なく動いており、より現実的な仮想都市が作り上げられています。
※「Yes We Can」でお馴染みのアノ人
以前Game*Sparkでもご紹介したキャラクターおよび車両のカスタマイズ機能も解説。キャラクター・車両共にあらゆるパーツがカスタマイズ可能で、刺青やペイントなどはForzaシリーズに匹敵する自由度を誇ります。「Yes We Can」でお馴染みのアノ人もそっくりに作ることが出来ちゃいます。
※音楽まで制作可能
また本作には音楽制作ツールが搭載されており、プレイヤー死亡時にオリジナル曲を流すことが可能となっています。Jones氏は重低音を効かせた曲や落ち着いたピアノ曲など幾つかのサンプル曲を紹介、その中でスーパーマリオランドの曲を流し聴衆の笑いを誘いました。
※通りすがりの車から流れる曲が気になる
APBは世界最大オンライン・ミュージックカタログLast.fmと契約し、100以上のメジャー曲がゲームで登場。カーラジオから流れる実在の曲はゲームを更に現実的なものにしてくれますね。ところで前述の音楽制作ツールで制作した曲をカーラジオで流すことは出来ないのでしょうか?
Jones氏は最後にE3 2009で公開したトレイラーを紹介しキーノートを終了しました。今回は実際のゲームプレイシーンを殆ど見ることが出来ませんでしたが、本作への期待度は確実に上昇したのではないでしょうか。2010年初頭の発売が予定されている本作はその強力なカスタマイズ機能で新たなゲームの形を作り上げるかもしれませんね。
(ソース&ビデオ: VG247, ビデオ: GameTrailers)
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