GDC Next 2013: "次のメガトレンド"ウェアラブルデバイスが変える生活とゲーム体験 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

GDC Next 2013: "次のメガトレンド"ウェアラブルデバイスが変える生活とゲーム体験

「次のメガトレンドはウェアラブルデバイス」そう語るのはMind Pirateの共同創業者のShawn Hardin氏。同氏はAOL、NBCインターネット、ヤフーを経てソーシャルブラウザのFlockを創業。同社をフェイスブックに売却した後、Mind Pirateを創業しました。

ニュース 最新ニュース
【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
  • 【GDC Next 2013】
「次のメガトレンドはウェアラブルデバイス」そう語るのはMind Pirateの共同創業者のShawn Hardin氏。同氏はAOL、NBCインターネット、ヤフーを経てソーシャルブラウザのFlockを創業。同社をフェイスブックに売却した後、ウェアラブルデバイスを中心とした事業を行うMind Pirateを創業しました。

既に「Google Glass」や「Galaxy Watch」など主にメガネと時計の分野で製品化に近い製品が登場してきているウェアラブルデバイス。名前の通り、体に身に付ける、インターネットに接続されたデバイスを指します。AndroidなどのOSが搭載され、演算能力を持つため、スマートフォンやタブレットの次のプラットフォームとしてデベロッパーからも注目を集めています。

Hardin氏はウェアラブルデバイスの特徴は「まさに"身に付ける"、という点にあり、人々はかつてないほど、常に起動されたセンサーに囲まれた生活を送ることになるのです」と説明。スマートフォンにはタッチパネルのほか、ジャイロセンサー、GPS、加速度センサー、コンパス、カメラ、マイクなど多種多様なセンサーが搭載されていたものの、大半のアプリケーションでは利用されず、かつスマートフォンというのは「常に持ち運ぶデバイスでありながら、実は"Always-On"(常に起動されている)ではなかった」とHardin氏は指摘。ウェアラブルデバイスは常に起動された様々なセンサーが生活を変えることになると述べました。

メガネや時計だけではありません。補聴器のように耳に付けたり、腕への装着、服への埋め込み、靴への内蔵、アクセサリとして身に付ける、皮膚にタトゥーのように埋め込む、コンタクトレンズに使う、など今後様々な形のデバイスが現実化していく可能性があります。市場規模は2018年には現在の14億ドルから1兆9800億ドルに達すると指摘しました。

Hardin氏はこうしたウェアラブルデバイス、特にメガネはゲームやエンターテイメントが大きな存在感を持つことになるだろうとしました。デバイスによる周囲の環境認識がより強化され、ARのような周囲を巻き込んだ遊びや、プレイヤーの感情を認識した遊びが生まれてくるとしました。ハードウェア性能は制限されるものの、インターネットに接続されたデバイスであり、クラウドの恩恵を得ることができます。写真や動画を撮って共有することも今より遥かに容易になることからUGCが更に興隆しそうです。またプレイヤーを認識することで、健康管理などにも道が開かれそうです。

ウェアラブルデバイスならではのユーザーとの関係としては「マイクロエンゲージメント」という言葉が使われました。常に身につけているデバイスとは言え、常に使われているわけではありません。"Always-On"は実現できても、"Always-Playing"は現実的ではありません。何十分も続けて遊ぶゲームも適さないでしょう。細切れの体験という考え方はスマートフォンよりも先鋭化していきそうです。「ノーティフィケーション(通知)的なインタラクションも良いのではないか」とHardin氏は述べていました。

セッションの後編では同社の共同創業者でゲーム開発担当副社長のUnni Narayanan氏にバトンタッチ。同社ではスマートウォッチに適したゲームエンジン、開発プラットフォームとして「カリスト」(CALLISTO)と呼ばれる技術の開発を進めています。

様々なOSを搭載したウェアラブルデバイスが登場することを見越して、クライアントサイドではハードウェアを抽象化し、Luaスクリプトでアプリケーションを記述することを可能とするほか、サーバーサイドではOSを超えたクロスプラットフォームでの通知やリーダーボードの提供で、クロスプラットフォームプレイを前提にしたゲーム開発を可能とするとのこと。

ゲームはウェアラブルデバイスだけで遊ぶというよりは、連携したスマートフォンやタブレットなどと連携しながら遊ぶようなイメージになりそうです。適したジャンルとしてはMMOやターンベースのものが挙げられていました。

にわかに騒がしくなってきたウェアラブルデバイス。スマートフォンと同様に、真っ先に立ち上がる市場はやはりゲームでしょう。今から備えておいても損はないでしょう。

【GDC Next 2013】"次のメガトレンド"ウェアラブルデバイスが変える生活とゲーム体験

《インサイド》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

ニュース アクセスランキング

  1. 【5,150円→0円】フランス革命下でのオートマタの戦い描くソウルライク『スチールライジング』がAmazonプライム会員向けに無料配布!

    【5,150円→0円】フランス革命下でのオートマタの戦い描くソウルライク『スチールライジング』がAmazonプライム会員向けに無料配布!

  2. 【9,579円→2,606円】『ジャッジアイズ』シリーズ2作+DLCバンドルがSteamで過去最安!木村拓哉さん主演の海外でも高評価なリーガルサスペンスACTがお得に

    【9,579円→2,606円】『ジャッジアイズ』シリーズ2作+DLCバンドルがSteamで過去最安!木村拓哉さん主演の海外でも高評価なリーガルサスペンスACTがお得に

  3. 【2,950円→0円】キャンピングカーで終末世界探索『Caravan SandWitch』2024年9月発売のPC版がEpic Gamesストアにて8月20日まで無料配布―別枠で『8番出口』ライクも配布中

    【2,950円→0円】キャンピングカーで終末世界探索『Caravan SandWitch』2024年9月発売のPC版がEpic Gamesストアにて8月20日まで無料配布―別枠で『8番出口』ライクも配布中

  4. 【980円→0円】社会の底辺のゴミ山から空中都市を目指す、ブラックユーモア・ラブコメADVがSteamで配布中。クレイジーなラブストーリー描かれる“非常に好評”作

  5. 家リフォームして、潜水艦乗って、泥棒にもなる!“なんでもお仕事シミュレーター化”するPlayWay作品がセール中!おすすめ作品をご紹介

  6. セクシーゲーム大集合フェスに“真っ直ぐな協力型ホラー”が掲載―開発元のうっかりで生まれたハプニング

  7. 『ウィッチャー』スピンオフのシングル・マルチプレイ作品『Project Sirius』スタッフが削減されたと判明。開発は継続

  8. 『昭和米国物語』ついに続報か!?日中戦争FPSも登場の4Divinity gamescom 2026ラインナップ発表

  9. 『ホグワーツ・レガシー』第2弾の制作をワーナーが公式に認める―マルチプレイ搭載の噂も

  10. 【5,120円→972円】Steamにて「カイロソフト夏休みフェア」14弾バンドルが登場。今回はXの「いいね!」1,500件達成で実現

アクセスランキングをもっと見る

page top