見知らぬ者の「Are you friendly?」の問い掛けから殺伐とした心理戦が発生し、時には悲劇的な結末を迎えてしまうゾンビサバイバル『DayZ』ですが、海外メディアPC Gamerがスタンドアローン版『DayZ』プレイヤーに対し聖夜の夜ぐらいは停戦しようと「クリスマス休戦」を提案しました。これは歴史上で実際に発生した「クリスマス休戦」にちなんでPC Gamerが提案した休戦締約。1941年の第一次世界大戦における西部戦線にて発生した「クリスマス休戦」は、ドイツ軍に慰問で訪れたテノール歌手の「きよしこの夜」の歌声に防衛線の向こう側に陣取っていたフランス軍が感嘆。それをきっかけに両軍の兵士がクリスマスの12月25日に自発的に停戦を行い、食料を分け合ったり互いの死者を埋葬したというものです。PC Gamerは「月曜日のリリースから『DayZ』アルファには大量のプレイヤーが流れ込んだみたいだ。温かい飲み物を持って1~2時間座り込み、『DayZ』のゴージャスで悪夢のような風景を探索する時期だろう。多数のサバイバルシムでは敵ゾンビと出会うよりも他の人間と遭遇した瞬間の方が最も恐ろしいが、クリスマスの休戦は『DayZ』アルファコミュニティがどのようなムードを持っているのか見るに完璧な方法だと思える」とコメントしています。ただPC Gamerが投稿したラブレターへの反応はやや冷ややかなもので、「つまり言い換えると無料のクリスマスLootってことだろ?頂こう」といったコメントも出るなど、実際にプレイヤー達が銃を下ろすわけがないという意見も多いようです。果たしてクリスマスの奇跡は起こるのか、気になるプレイヤーは時差を気にしつつ各国のプレイヤーと『DayZ』をプレイしてみるのも良いかもしれません。