本作はいわゆる「位置ゲー」で、プレイヤーの目的はお供の妖怪カルラと共に、日本全国の暴れる妖怪を封印して味方にしていき、最終的に「やまたのおろち」を封印して、世界に平和をもたらすこと。実際に日本全国を移動するか、ゲームプレイで獲得される移動ポイントを消費してキャラクターを移動させ、「ご当地妖怪」と対峙していきます。
妖怪は全国47都道府県にちなんだオリジナル妖怪で、愛媛県ならみかん妖怪の「みかとかんた」、宮城県なら笹パンダがモチーフの「わたぱんだ」など。いずれも万人向けの可愛らしいデザインです。これ以外に日本の伝統的な妖怪も登場する予定です。
ゲームは大きく、カルラが地方の特産品をベースとしたフードを集めるモードと、妖怪とのバトルモードの繰り返しで進んでいきます。フード集は、カルラをパチンコのようにはじき飛ばして、制限時間内にできるだけ多くのフードを集めるアクションゲーム形式。『アングリーバード』などと異なり、3Dのリアビュー視点になっている点が特徴です。
集めたフードを味方にした妖怪に上げると、妖怪が成長していきます。バトルモードでは最大4体の妖怪でチームを組み、ご当地妖怪にうまくぶつけて囲むと、相手のHPが軽減していきます。最終的にゼロにすると封印完了となり、味方にできます。
supernovaは全体のストーリー、妖怪、ミッション、フードなどの企画全般。すずなはサーバサイドの開発。SOKUDE GAMESはクライアント開発を担当。中でも企画担当のsupernovaは、GPSゲームの開発が今作で8作目となります。京都松竹撮影所・立命館大学とコラボしたRPG型GPSゲーム『京都妖怪絵巻・妖怪討伐師育成講座』は京都ならではの伝承を取り入れた意欲作。日本のベンチャー企業としては珍しく、GDC2012でも「京都でロケーションベースのGPSエンターテインメントを生み出すには」として講演しています。
もっとも代表の殿岡康永氏は「これまで手がけてきたのは、どちらかというと『GPSエンタテインメント』で、本格的な『GPSゲーム』はこれが初めて。新ジャンルに挑戦していきたい」と意気込みを語っていました。
ちなみにビジネスモデルはF2Pのアイテム課金モデルですが、ゲームが有利になったり、フードがたくさん採れるなどで、ガチャは行わない方針とのこと。リリースは今夏を予定しています。まだまだGPSゲームは可能性が満ちた分野だけに、期待したいところです。
編集部おすすめの記事
特集
連載・特集 アクセスランキング
-
ただの農民から成長する物語。最大4人協力プレイ対応ファンタジーRPG『Wyldheart』が開発中―剣と魔法の世界でなりたい自分に成り上がる【今週のインディー3選】
-
W主人公による爽快感満載のスタイリッシュアクション!プレイテスト開催中の2DローグライクACT『SlashZero』は期待の注目作【プレイレポート】
-
なぜ私は『Another Century’s Episode』シリーズの最初の3作を愛しているのか【オリーさんのロボゲーコラム】
-
「“本物のゾンビ”を取り戻す」―ゾンビを愛しすぎた開発者が語る、遅いゾンビと緊張のFPS『Undead Chronicles』【インタビュー】
-
美少女型の兵器が空戦を制すため、撃墜されたりアレがチラ見えしたり…“ご褒美”目指してスコアタしてしまう3DレールSTG『士機(SIKI)』【ゲムスパロボゲーカタログ】
-
【祝】発売1周年!『都市伝説解体センター』愛好者が今こそ“本音”で語る座談会!! SNSは滅べ派・ジャスミン好き・後追いプレイヤーが集結
-
今週発売の新作ゲーム『Starfield』『Pokémon Champions』『Samson』『The Occultist』『ピープル・オブ・ノート』他
-
「優れたアイデアが光るが、当時の時代感やハードウェアの制約は隠しきれていない」海外レビューひとまとめ『流星のロックマン パーフェクトコレクション』
-
『Diablo』と『ヴァンサバ』を組み合わせたローグライトACT『転生保険株式会社 R.I.P.』開発者インタビュー/『アーマード・コア』と『エースコンバット』から見るプレイヤーの褒め方/『キングダムカムII』翻訳担当者が「今後はAIで全翻訳」として解雇【週刊スパラン3/27~】
-
「グロテスクなテーマは芸術や生命につきものの暴力を物語る表現手段」海外レビューハイスコア『GRIME II』





