『アスタブリード』他、5つの国内タイトルが出展!「G-Tune × インディーズゲーム」レポート | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

『アスタブリード』他、5つの国内タイトルが出展!「G-Tune × インディーズゲーム」レポート

先日10月4日、e-sports SQUARE AKIHABARAにてマウスコンピューターの主催による「裏・顔TV! G-Tune × インディーズゲーム」が行われました。

ゲーム文化 インディーゲーム


先日10月4日、e-sports SQUARE AKIHABARAにてマウスコンピューターの主催による「裏・顔TV! G-Tune × インディーズゲーム」が行われました。

マウスコンピューターのゲーマー向けブランドG-Tuneはこれまで幅広いクリエイターを応援してきました。ゲーム開発やeSPORTSといったゲームカルチャーはもちろん、今回ゲストとして出演したゲーム配信者やグラビアアイドルに対する支援も行っています。今後はこのようなイベント開催によってインディーゲームを積極的に盛り上げていくそうです。



イベントは12時から開場。入場無料でフリードリンクという非常に気軽に足を運べるものです。18時から始まるニコニコ生放送までは、自由に展示されたインディーゲームが遊ぶことができました。ここでは出展された5つのインディーゲームを紹介します。


『水没都市~シマダシステム~』 by ゲーム菩薩グループ



『水没都市~シマダシステム~』はクラウドファンディングで話題を集めた『モンケン』のスタッフによる新しい作品です。メンバーはデザイナーの飯田和敏氏、サウンドの中村隆之氏、イラストレーターの納口龍司氏に加え、プログラマーとして島田卓也氏の4名。TGS2014のインディーゲームコーナーにも出展され、Game*Sparkでもとりあげました。

本作はOSM(OpenStreetMap)という技術を活かした海底都市探索ゲームです。OSMとはオープンソースの地図データベースを元に、現実の都市の3Dモデルを構築するシステムです。プレイヤーはOculus Riftとヘッドホンを装着して、水没した都市の中を探索します。



TGSでは新宿が再現されましたが、今回はニューヨークのデータを利用して海に沈んだ摩天楼を散策できました。ゲーム内容はランダムで海底に配置されたボールを探索するという単純なもの。しかしながら、Oculus Riftによって表現される海中の雰囲気は独特な味わいがあり、開発途中の段階でも十分に楽しめました。

Oculus Riftを体験できるゲームとあって、会場ではひときわ人気がありました。小さな子供がプレイしている姿も見かけられ、会場を和ませていました。またイベントに出演したグラビアアイドルの倉持由香さんと吉田早希さんも挑戦。Oculus Riftに対するリアクションに定評がある吉田早希さんは海中散歩を存分に満喫していました。


『巫剣神威控』 by ZENITH BLUE



『巫剣神威控』は2013年にリリースされたアクションゲームです。黒髪ポニーテールの女子高生が日本刀を持って乱舞する姿は同人ゲーム界隈でも話題になり、Steamのレビューでもパンチラへの言及とともに「非常に肯定的」に受け入れられました。

今回の出展では50コンボ達成でグッズがもらえるというチャレンジが行われました。筆者も挑戦しましたが、敵からの攻撃を受けない限り、コンボのカウンターは加算されるため、あっさりと達成。格闘と斬撃攻撃を適当に押しているだけでもスタイリッシュなアクションが繰り出されるので、操作が苦手なプレイヤーでも簡単に楽しめます。



ZENITH BLUEでは現在、2.5D横スクロールアクションゲーム『SkyLens』を開発中です。日本刀を持った女子高生に対する強い思い入れから制作された前作だけに、新作にどういった要素がフィーチャーされるか楽しみです。また『巫剣神威控』のPS4への移植も決定しています。


『アスタブリード』 by えーでるわいす



『アスタブリード』は視点が自在に変化していくアクションシューティングゲームです。グラフィックス、サウンド、エフェクト、演出、そのすべてにおいて圧倒的なクオリティを魅せつけ、同人ゲームという枠を超えて評価された作品です。2013年の冬のコミックマーケットでリリースされ、今年にPlayismやSteamからも発売されました。

海外レビューサイトにおいても高く評価され、Steamのレビューも「非常に肯定的」。開発スタッフのなる氏が「初心者向けに作りたかった」と語るとおり、シューティングに馴染みのないプレイヤーでもロボットアニメのような熱い戦いが楽しめます。



会場では1、2ステージのスコアアタックが開催されていました。1位の方にはマウスコンピューター製の144hzモニタが当たるという太っ腹な企画でした。初めて触るプレイヤーも多い中、ノーマルをノーコンティニュークリアしている筆者は大人げなくガチで参加しました。一度はスコアランキングトップに名を連ねたものの、後半にはあっさりと抜かれてしまいました。



本作はPS4版の開発が決定しており、現在は移植作業に追われているそうです。なる氏によれば、PS版には特別なアレンジモードを予定しているそうです。すでにプレイした方も初めての方にもオススメのゲームになりそうです。


『マジカルバトルアリーナNEXT・幻想郷空閃姫』 by 領域ZERO



領域ZEROは3D対戦アクションゲームで実績のある同人サークルです。Playismでも配信されている『マジカルバトルフェスタ』、PS4での配信が決定した『東方スカイアリーナ祭』などを開発・サポート、今回は最新作の『マジカルバトルアリーナNEXT・幻想郷空閃姫』が出展されました。

本作は東方Projectのキャラクターが登場する空中戦の対戦アクションゲームです。2対2の形式で仲間と連携を取りながら敵チームを打ちのめします。操作方法は近接攻撃、遠隔攻撃、ステップによる回避、ダッシュ、ガード、一時的なキャラ強化のシンクロドライブ、さらに仲間との連携技から必殺技まで盛りだくさん。Xbox360コントローラーのボタンをフルに使用する複雑なものです。



しかしながら、ソロプレイ用のアーケードモードや丁寧なチュートリアルが付いているため、少しずつ慣れていくことができます。さらにオンライン協力・対戦プレイが楽しめます。東方Projectのキャラクターモデルも非常に生き生きとしており、ビジュアルもハイクオリティの作り込みです。

スタッフによれば、まだまだオンラインで対戦している人口は前作の『東方スカイアリーナ祭』の方が多いそうです。本作では今後はキャラクターを追加した拡張パックを予定しており、最終的には東方Projectと魔法少女のキャラクターが対戦するという内容になるそうです。


『EF-12』 by Quad Arrow



『EF-12』はGame*Sparkでも取り上げた3D格闘ゲーム作成ツールです。無料配布でありながらも、自由にキャラクターやAIを作成、カスタマイズできるのが特徴です。2012年のリリース後、Steam Greenlightを通過、様々なイベントにも出展され、ユーザーも少しずつ広がってきました。

今回は最新版が展示され、自由に対戦が楽しめました。デフォルトのキャラクターに加えて、ユーザーが制作した寿司やカニ、怪獣といったボスキャラも追加されています。色物的なキャラクターが増えすぎているのではないかと少々、不安になりますが、これもインディーならでは楽しさ。グラビアイドルの倉持由香さんと吉田早希さんも対戦を楽しみ、寿司が出すレーザーに大喜びしていました。

イベント後半では『EF-12』を使用した対戦会が行われました。格闘ゲームプレイヤー総師範KSK氏と会場の参加者が対戦するという内容です。KSK氏はボスキャラの寿司を使用するという大人げない選択に出ましたが、参加者には勝ち負け関係なく、G-Tuneのマウスパッドがプレゼントされました。



《Shin Imai》
【注目の記事】[PR]
コメント欄を非表示
※一度コメントを投稿した後は約120秒間投稿することができません
※コメントを投稿する際は「利用規約」を必ずご確認ください
  • スパくんのお友達 2014-10-07 1:20:35
    偽乳か
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 18:53:05
    吉田早希ちゃんしか見えない!!!
    笑顔可愛いしおっぱい天使やんな。はー癒される。
    …で、これ何の記事だったっけ?(すっとぼけ
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 17:23:48
    ふとももしか見てなくてコメ見るまでおっぱいに全然気付かなかった
    0 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 15:29:13
    えーでるわいすは海外でも評価の高いインディーデベロッパーだよ
    アスタブリードはメタスコア・ユーザースコアともに高いしね
    こういう存在をもっと周知して他のデベロッパーへのカンフル剤にしてもらいたい
    4 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 15:09:49
    「アスタブリード」というゲームのことを初めてしって、DL購入。
    こういうのを知る機会って、もっと欲しいです。

    あと生放送の後半。クリエイターズトークをみて思ったんですが
    ベテランの(年配の)方々はインディーズゲーム制作以外に収入源が
    あるせいか、なんか余裕を感じ
    一方で若手は「これに全てを賭けている」感じが出ていて、
    そのコントラストが愉快でした。

    なんかスカイプで乱入してきたベテランの人って
    学校の先生とか文化庁の顧問みたいなことやってて
    余裕シャクシャクな感じだったんだよなあ。
    そこらへんが若手と本当に違ってた。
    3 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 8:00:55
    左のおっぱいしか見てませんでした。
    18 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 7:44:43
    アスタブリードはSTGゲーマーからは結構高評化を得ているよ
    既に陽の目を見ているゲームじゃなくてもっとニッチな作品紹介してやった方がインディーゲームの為にはいい気がする
    あとこの放送見てたけどプレイしてもらう女の子があざとくて喘ぎ声うるさくて見てられなかったね
    あんなので集客しようっていう感じの日本の業界ほんと恥ずかしい
    海外の方が和風のゲーム作ったりしてるしなんだかなぁ
    15 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 7:07:06
    アスタブリードに関しては、画面の奥に敵戦艦がいるのになんで自機は
    奥を向いて攻撃しないんだ?ってポリゴン2DSTGの不自然な部分が
    気になってしまって仕方なかった。
    1 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 7:07:02
    ほぼ焼きまわしのゲームにしか見えない
    女子高生の刀のやつとかほんとひどいよね
    新しさが何もないように見える
    こうゆうゲームを集めたイベントなの?
    インディースがこれって…日本…(泣)
    2 Good
    返信
  • スパくんのお友達 2014-10-06 6:51:10
    東方の二次創作って既存のゲームを東方キャラに変えただけの劣化パクリばっかりだな
    1 Good
    返信

編集部おすすめの記事

特集

ゲーム文化 アクセスランキング

  1. スイッチ2では『あつ森』までもが快適に!以前のスイッチから島を「まるごと転送」する際には注意点も

    スイッチ2では『あつ森』までもが快適に!以前のスイッチから島を「まるごと転送」する際には注意点も

  2. レトロだけど操作は現代風!『バイオハザード』インスパイアのサバイバルホラー『Scarlet Lake』Kickstarter開始

    レトロだけど操作は現代風!『バイオハザード』インスパイアのサバイバルホラー『Scarlet Lake』Kickstarter開始

  3. 「非常に好評」撃ちまくり系レトロ風FPS『INCISION』8月正式リリース決定! 35%オフセールも実施中

    「非常に好評」撃ちまくり系レトロ風FPS『INCISION』8月正式リリース決定! 35%オフセールも実施中

  4. テレビに繋いで簡単に遊べるガンコン「G’AIM’E タイムクライシス」Kickstarterプレローンチページ公開!6月25日よりキャンペーン開始予定

  5. 中村悠一さん、ついに「スイッチ2」当選か!?「に選ばれ」という意味深な文字画像だけをSNSに投稿

  6. 祖母が21年間プレイし続けた『FF11』、そのキャラが再び動き出すことは「二度とない」―孫が投稿したゲーマーおばあちゃんの思い出が話題に

  7. 『DOOM』Modから生まれた90年代風FPS『SUPPLICE』エピソード4がリリース!

  8. 立ちはだかる敵は殴って小便をぶっかける!ポスタル・デュードに休みはない―『POSTAL: Brain Damaged』DLC「These Sunny Daze」発表

  9. 駿河屋、成人向け商品のクレジットカード決済を再開。但し一部ブランドは未だ使用不可

  10. 文化庁も困惑の「裁定制度」濫用事例、無言の撤回?権利者不在のまま行われた『ヴァンガードプリンセス』の、第三者企業による著作権主張声明が突然の削除へ

アクセスランキングをもっと見る

page top
Game*Spark
ユーザー登録
ログイン
こんにちは、ゲストさん
Avatar
メディアメンバーシステム