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海外レビューハイスコア『Life is Strange: Episode 1 - Chrysalis』

1月30日に海外向けにリリースされたスクウェア・エニックスの新作『Life is Strange: Episode 1 - Chrysalis』の海外レビューまとめをお届けします。美的感覚に裏付けられたストーリーと青少年特有の心情描写が高く評価されています。

連載・特集 海外レビュー
Digitally Downloaded: 100/100
    『Life Is Strange』はストーリーに重きを置くがあまり、作品を支える美的感覚が一定水準に達していなければ持ち味は伝わらなかっただろう。まさにゴージャスな作品というほかにない。

PlayStation LifeStyle: 95/100
    つまるところ言えることはただ1つ。買い。

PSNStores: 90/100
Hardcore Gamer: 90/100
SpazioGames: 85/100
Everyeye.it: 85/100
Hobby Consolas: 85/100
Playstation Universe: 85/100
Vandal Online: 82/100
Post Arcade (National Post): 80/100
Lazygamer: 80/100
Digital Chumps: 80/100
Attack of the Fanboy: 80/100
Metro GameCentral: 80/100
Game Revolution: 80/100
NZGamer: 79/100
Power Unlimited: 79/100
Atomix: 75/100
God is a Geek: 75/100
Arcade Sushi: 75/100
GamesBeat: 72/100
Eurogamer Portugal: 70/100
Gameblog.fr: 70/100



GameSpot: 70/100
    時間反転の矛盾はさておき、『Life Is Strange』は面白い部分のみ切り取った人生のスライスだ。そして、多くのシーンが大学初期特有のような心境を雄弁に捉えているからこそ受け入れられる。

    良い点
  • ストーリーや設定が成人早期の本質に迫っている
  • 社会的緊張が意義ある選択の役に立っている
  • 違和感のない声の演技

  • 悪い点
  • 巻き戻し機能のせいで物語のインパクトが損なわれている

JeuxActu: 65/100



IGN: 65/100
    『Life is Strange』の幕開けとしては1話にいろいろ問題ありだが、青少年ドラマとして多くの可能性を秘めている。

    良い点
  • イカした主人公
  • お利口な選択肢
  • 奥深いストーリー

  • 悪い点
  • 脚本が酷い
  • 演技はもっと酷い

The Jimquisition: 65/100
    こりゃ奇妙なおチビちゃんだ。会話内容はなんだかなあ。正直酷さのあまり腹が立ったというよりはむしろ楽しませてもらった。少なくとも半分以上はね。全体的に恥ずかしいしクッソ時代遅れだけど、素敵といえる部分もある。それでもDontnodが作ろうとしたものとは些か思えない。

USgamer: 60/100
Gameplanet: 60/100
Push Square: 60/100

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

1月30日に海外向けにリリースされたスクウェア・エニックスの新作『Life is Strange: Episode 1 - Chrysalis』の海外レビューまとめをお届けします。PS4向けに集計した平均スコアは記事執筆時点で76点。レビュー数はPS4版が30件、Xbox One版が12件、PS3版が1件、PC版が17件です。Xbox 360版への投稿はまだありません。100点を付けたDigitally Downloadedをはじめ、過半数のメディアが75点以上のハイスコアを付ける一方で、The Jimquisitionのような酷評も散見されます。



特筆すべき評価点は、優れた美的感覚に裏付けられたストーリーと本質に迫るような成人早期の心情描写。高校生活後半から大学生活初期に見られる青少年特有の感情を繊細に描いています。そこへ時間反転の概念が加わり、大人の階段逆戻り。ハイセンスなシナリオは時をかける青春ドラマとして好評を博しています。

一方で、辛口レビューに定評のあるJim Sterling氏を筆頭に、ヤングアダルトの内面描写や会話内容に嫌悪感を示す声もちらほら。プレイヤーの人生経験や感性によっては賛否両論な内容ともいえるのかもしれません。全5話の幕開けとしてはいくつかの苦言はあるものの、次回以降のエピソードや本作が秘める可能性、開発元の潜在能力への期待も大きい作品です。
《河合 律子》
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