海外レビューハイスコア『Total War: Attila』 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

ハードコアゲーマーのためのWebメディア

海外レビューハイスコア『Total War: Attila』

2月17日にリリースされたCreative Assembly開発のPC向け歴史ストラテジー、『Total War: Attila』の海外レビューまとめをお届けします。『Roma 2』が残したレガシーを土台に見事な改良が施されたゲーム性と高い完成度が好評を博しています。

連載・特集 ゲームレビュー
Hobby Consolas: 93/100
GamesVillage.it: 92/100
IGN Italia: 91/100
Multiplayer.it: 90/100
Meristation: 90/100
GamesBeat: 88/100
    『Total War: Attila』における作戦前集合はクリエイティブで実に意欲的。前作よりもずっと心を惹きつける内容だ。ゲームバランスも向上しているし、AIもさらに賢くなっている。人間の将軍様が勝てないほどではないけれど。それでも崩れゆく帝国の無慈悲なプレッシャーは人類の支配者を限界まで押し潰しにくるのだ。

GameStar: 87/100
Everyeye.it: 87/100
AusGamers: 85/100
Vandal Online: 85/100
Game World Navigator Magazine: 83/100
PC Gamer: 83/100
Digital Chumps: 82/100
Hooked Gamers: 82/100



IGN: 81/100
    『Total War: Attila』は『Rome 2』を巧みに改良しており、その偉大かつ悲惨なキャンペーンは完全に別物だ。

    良い点
  • キャンペーンの構造
  • 戦闘のペース
  • 賢くなったAI

  • 悪い点
  • ケルト族のユニットがいない
  • 外交交渉と政争

4Players.de: 80/100
Game Informer: 80/100
  • コンセプト:大群の中移りゆくグランドエンパイアとしてプレイしてもよし、歴史に残る一発勝負に出てもよし
  • グラフィック:大部隊が戦場で最期を迎える大虐殺をズームで観戦できるのは素晴らしい
  • サウンド:適切な叫び声や唸り声、咳き込む音、そして攻城防塁による破壊音
  • 操作性:戦場の内外で多くが変動するため、理解するのは容易ではない。チュートリアルやプロローグが順応させてくれるが、それでも全てのメニューとアップグレードシステムを使いこなすには怖気づいてしまうことも
  • 娯楽性:『Total War』シリーズをプレイしたことがあるなら期待通り。いくつか新しいメカニックや遊び方はあるが、中心となるのは拡大していく土地を開拓してバトルへ真っ逆さまに飛び込むことだ
  • リプレイ性:まあまあ高め

DarkZero: 80/100
NZGamer: 80/100
Merlin'in Kazanı (Turkey): 80/100
Metro GameCentral: 80/100
Hardcore Gamer: 80/100
DarkStation: 80/100
Games.cz: 80/100
GRYOnline.pl: 80/100
SpazioGames: 80/100
GamesRadar+: 80/100
    向上したユーザーインターフェースとより奥深くなった戦略プレイを組み合わせることで、『Total War: Attila』はCreative Assenmblyが誇る戦略ゲームの方程式に新たな値を追加している。もはやその名前に価値があると言って過言ではない。

    良い点
  • 高い生産価値と格別な音楽
  • これまでの『Total War』作品から向上したユーザーインターフェース
  • リアルタイムバトルはこれまでで最高の出来

  • 悪い点
  • AIターンの待ち時間が長い
  • 現時点でバグが結構多い

3DJuegos: 80/100
Game Revolution: 80/100
GameWatcher: 80/100
Attack of the Fanboy: 80/100
Digital Spy: 80/100
Polygon: 80/100
GameTrailers: 78/100
InsideGamer.nl: 78/100
Canadian Online Gamers: 77/100
JeuxActu: 75/100
XGN: 70/100
ZTGD: 70/100
Level7.nu: 70/100
IGN Spain: 70/100
Eurogamer Italy: 70/100



GameSpot: 70/100
    だいたい同じで少し追加した感じ。『Total Wars』の最高傑作としては決め手に欠けるが、パッチや拡張がぬるりと来るまでクリックし続けるだけの強みはある。

    良い点
  • よくスケールされた美しいワールドマップ
  • 流浪の遊牧民ファクションがゲームをスピーディーかつ予測不能にしてくれる
  • 戦闘シミュレーションは精巧に調整されており、豪華なおまけがたくさんついている

  • 悪い点
  • 細かい統計を示す散らかったインターフェースと特異性のせいで気が散る
  • 多数あるグリッチやパフォーマンス問題、その他戦略の立案に泥を塗る挙動

Destructoid: 65/100
Eurogamer Poland: 60/100

◆◆◆ ◆◆◆ ◆◆◆

2月17日にリリースされたCreative Assembly開発のPC向け歴史ストラテジー、『Total War: Attila』の海外レビューまとめをお届けします。平均スコアは記事執筆時点で80点、レビュー数は45件です。93点を付けたHobby Consolasをはじめ、過半数のメディアが軒並み80点以上のハイスコアを付けています。



特に好評を博しているのが、前作から大幅に改善されたAIとユーザーインターフェース、ゲームバランスです。『Roma 2』が残したレガシーを土台に見事な改良が施されています。戦略性に裏付けられたシリーズ屈指の名声は、フランチャイズの地位を新たなレベルへ押し上げたと評されるほど。「その名前に価値があると言って過言ではない」と言わしめる完成度を誇っています。

一方で、ハイスペックな環境が要求されることも相まってか、グリッチやパフォーマンスの問題が残っているとの声も。GameSpotからは、「戦略の立案に泥を塗る挙動」が目立つことが指摘されています。また、仔細な統計データの表示がゲームプレイを阻害するといったコメントもあることから、インターフェースにはまだ改良の余地があるのかもしれません。



Creative Assemblyが誇る戦略ゲームブランドに新たな価値と戦火を巻き起こす本作。戦場の内外でリアルタイムに展開する歴史変動と、掌握しきれないほどのメニューやアップグレードシステムは、一軍の将となったプレイヤーに「王たる者、進んで義務と責任を引き受けなければならない」緊張感を与えてくれるでしょう。
《河合 律子》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめの記事

特集

連載・特集 アクセスランキング

アクセスランキングをもっと見る

page top