Game*Sparkスタッフのオススメゲーム紹介コーナー、今回は現在Steamで早期アクセス中のSci-Fiサンドボックスゲーム『GRAV』をご紹介します。Epic GamesなどトリプルA級スタジオの元スタッフらが設立したBitMonster Gamesが開発する本作では、奇妙な惑星を舞台に素材集めやクラフト、敵との戦闘や建物の構築といったサバイバルが楽しめます。本作はマルチプレイヤーも特色としていますが、ゲームの基本を学ぶため今回はソロモードをプレイしました。
ロードが終わって目の前に広がったのは色彩豊かな美しい世界。変な形の木が生えていたり、大きな岩が宙に浮いていたりします。グラフィックスは3Dアニメ調の親しみやすいデザインになっており、早期アクセス段階とは思えないくらい綺麗です。最初は島での生活になりますが、ゲームを進めている内に別の島、更には月にまで行けるようです。
昼も夜も綺麗
まずは素材集めも兼ねて辺りを探索しましょう。素材は木材や金属、化石や宝石がマップに散りばめられており、初期装備のマルチツール(『Starbound』におけるマニピュレーターのようなもの)で採取できます。最初はちまちました素材集めが非常に面倒ですが、マルチツールは後々アップグレードして採取量をアップできるのでそれまでの辛抱です。
小さなことからコツコツと
マップは一定区間ごとにレベル分けされており、レベルに応じた敵が出現します。そのため、うっかり自分のレベルよりも高レベルの場所に足を踏み入れると攻撃一発で死んでしまう可能性も……。また、マップにはレアな素材や多数の敵が潜むダンジョンも点在しています。自分のレベルに合ったダンジョンでレベル上げをしたり、素材・設計図集めを行うとよいでしょう。敵の種類は虫系から人型まで様々。更に毒や爆発、氷などの属性も付き、一回り二回り大きいものも登場します。
ダンジョンの入り口
ボスっぽい敵がいる事も
素材がある程度集まったらクラフトを試しましょう。対象物によっては先に特定の機械を作らなければなりません。クラフトは最初からできるものと設計図が必要なものがあります。設計図は基本的にボス格の敵から入手できますが、目的のものを手に入れるのはなかなか難しく、特に武器防具や乗り物の設計図が拾えないと行動範囲が広げられません(一応、初期装備でナイフを持っていますが非力)。建築要素もありレーザーフェンスやタレットで敵の侵入を防ぐ事もできます。
武器や防具を作成する機械
今のところ建物の必要性は低い
今回は私に友達がいな……もとい、時間的な都合でマルチプレイができていませんが、気心の知れた仲間とのプレイはとても面白そうな気配がします。元々マルチプレイに重点を置いているようで、コミュニケーションをとるためのジェエスチャーが多数用意されています。記事冒頭に掲載したトレイラーにもダンスを踊るシーンが収められています。
ハロー
焚き火の前でダンスすると体力やスタミナが回復する
現時点ではUIが不親切だったり、まだバランスがとれていないところがあったり(レア素材がなかなか見つからなくて月に行けない……)で早期アクセスらしい出来ではあるものの、本作には非常に大きなポテンシャルを感じます。アップデートも定期的に行われているなので、今後の更なる進化が期待できそうです。
クラフトメニューにはアイコンが無いので分かりにくい
『GRAV』の正式リリース時期は未定。デベロッパー及びコミュニティーが十分だと感じるまで早期アクセスを行う予定です。価格は1,980円で、正式リリース版でも同じ価格を維持する予定との事。本作に興味がわいた方は早期アクセスに参加してみてはいかがでしょうか。
奇妙な世界
草原も綺麗
ウイングスーツで滑空!
これが作れるようになると行動範囲が拡大
敵だっ!
何だあの球体は!?(キリッ)
皆様も是非お楽しみください~
この紹介記事を書いている間にも最新パッチが!