
4月25日と4月26日に、エディオン横浜西口本店6Fのイベントスペースにて開催されたゲーム体験会「YOKOHAMA GAME SHOW 2026」。本イベントにて、KONAMIは『がんばれゴエモン』シリーズの2D作品を中心に13タイトルを収録した『がんばれゴエモン大集合!』をプレイアブル出展しました。本作のプレイレポをお届けします。
なお、試遊でプレイできたタイトルは、FCで展開された『がんばれゴエモン からくり道中』と『がんばれゴエモン ゆき姫救出絵巻』の2タイトルです。加えて、ご厚意で今回のプレイレポート用に試遊時間を長く設けていただきました。






ステージに隠された3つのアイテムを探して突破する作品は……『がんばれゴエモン からくり道中』だ!
まず初めにプレイしたのは、FC向けに1986年発売の1作目『がんばれゴエモン!からくり道中』でした。FC版は名前こそ聞いたことがあるものの、プレイするのは今回が初めてです。


ゲームプレイ開始当初は色々迷ってしまったものの、スタッフによる解説から、ようやく本作におけるゲームプレイの目的が理解できました。本作は、制限時間内にステージに隠された3つの通行手形を探し出し、関所に触れるとクリアとなるゲームです。目的を理解すれば後はこちらのもの。ステージを縦横無尽にジャンプしながら隠しダンジョンに潜り通行手形を探します。通行手形はステージに隠されたものだけでなく、よろず屋から購入できるものもあるため救済策も用意されています。
内容を理解してからプレイしてみると、制限時間内にクリアしなければならないため、武器そのものより移動スピードアップのわらじの存在が重要です。二~三枚わらじを入手して移動速度を上げると探索効率が大きく向上します。




探索の途中で驚いたことは、ステージに3Dダンジョンパートが盛り込まれていることでした。80年代に登場した一部のゲームには、3Dダンジョンパートが何らかの形で盛り込まれていましたが、まさか本作でもあるとは思いも寄らなかったからです(例えば、同KONAMIで1987年稼働の『魂斗羅』でも3Dダンジョンパートがあった)。


ステージ上を探索してなんとか通行手形を揃えて関所を越えてみると、ゴエモンが町中で小判をばらまくシーンが登場。無事にステージを突破できました。


続くステージ2では、道中には通常の敵だけでなく、触れてしまうとステージ初期位置まで戻されてしまう敵まで登場する厳しい仕様となっていました。ここで光るのがリワインド機能です。
敵からの攻撃によって、ダメージを受けると装備がグレードダウンされるペナルティがあるため、なるべく攻撃を受けないようにする必要があります。昔のゲーム故の難しさで厳しい戦いを強いられますが、リワインドである程度の難しさやミスによるやり直しの負担を緩和できるのが喜ばしいです。





試遊はステージ3に突入したところで終了。今回初めて初代『がんばれゴエモン』をプレイしましたが、ゲームシステムの目的を理解して「3つのアイテム(通行手形)を集めて脱出する」という要素は、80年代で既に登場しているシステムであったと驚いてしまいました。90年代の人気FPSなどで見かけたシステムだったため、まさか80年代から存在する一般的なシステムであったというのも驚きでした。

SFC時代のタイトルは遊びやすくなったものの難しい!『がんばれゴエモン!ゆき姫救出絵巻』
続いてプレイしたのはSFCで展開された第1作となる1991年発売の『がんばれゴエモン!ゆき姫救出絵巻』です。


90年代に発売されたタイトルだけあって、ステージ開始前の会話パートや道中で出会う人物との会話からプレイヤーの目的が比較的わかりやすくなっています。一方で、ベルトスクロールアクション的な町中の探索パートは、登場するキャラのほぼ全てが敵であるために、FCから続くタイトルであることを強く意識させました。



ステージ開始直後の街を右へ行き、そのまま上へ進むと最初のステージが現れます。ここからは2Dプラットフォーマーとして構成されており骸骨武者や火の玉、からかさ小僧などの妖怪が次々と襲いかかります。そのまま右端に到着するとボスの謎の女幽霊が襲いかかりました。



ボスの攻撃自体は単純で、棒の先に乗せたお皿を回してぶつけにくることだけですが、プレイヤーの攻撃方法は、そのお皿に攻撃して跳ね返すことだけです。そのお皿が壁を跳ね返る軌道を読むのが難しいだけでなく、攻撃判定を含めてなかなか当たりにくく苦戦を強いられました。リワインド機能を使いなんとか倒すと、女幽霊の正体はクロベエという猫が化けたものである事が判明。そして話を聞くと、ゴエモンの強さから四国にいる小判猫に会いに行って欲しいとのこと。再び街へ戻りミニゲームで遊んだり、アイテムを集めて、大江戸ツーリストで四国へ向かうとステージ1クリアです。





ステージ2は四国が舞台で、讃岐や土佐などを巡ります。町の人の話を聞くとどうやら提灯魔人のせいで、人々がおかしくなっているとのこと。それでもステージ自体は祭りの楽しい雰囲気があり、道中にはミニゲームを楽しめる家も登場するほどです。こうして、ステージを右や左に様々な形で探索していると、賑やかな祭り会場へ到達しました。




ここでお面を被った人たちを倒し、櫓の下へ進むとボスの提灯魔人が登場。このボスは、ぶら下がった提灯を白から赤、そして本体という順番で戦うと突破できるもの。ボスの全容を知ればなんてことないボスですが、行動パターンが読めず、苦労しました。


ボスを倒し小判猫を助けて話を聞くと、江戸にいるゆきひめが神隠しにあってしまったそう。それに繋がる情報として淡路島にいるおたふく隊が絡んでいるのではないかということで一行は淡路島へ向かいました。筆者がプレイできたものはここまででした。


SFC時代の『がんばれゴエモン』と言えば、2作目『奇天烈将軍マッギネス』の人気が高く、筆者としても90年代に友達と何度も協力プレイを行った、懐かしくも楽しい思い出を積み重ねてきたタイトルです。
一方で『ゆき姫救出絵巻』は、FCで展開された『がんばれゴエモン!』要素を強く残しているため、試遊でもかなり難しいです。これを体験してからだと次作の『奇天烈将軍マッギネス』は、難しくなりがちだった従来の要素を抑え、シンプルに2Dプラットフォーマーとしてブラッシュアップすると共に刷新されたタイトルであることがわかりました。
『奇天烈将軍マッギネス』は2Dプラットフォーマーとして堅実かつコミカルに構成したことによって面白さを高め、今に続く『がんばれゴエモン!』人気を盤石なものにした作品だと感じました。
画面設定に当時の説明書など内容も充実!発売が待ち遠しいコレクション
本作では、オプション要素も充実しています。例えば画面サイズは通常の4:3のものからピクセルパーフェクト、フィット、フル画面の4つを選べることに加え、ブラウン管やスムージングなどがあります。また、画面端には操作方法やアイテム説明だけでなく、壁紙も選択できます。これらの要素から、必要な機能は一通り揃っている印象です。


さらに、当時の説明書はタイトルごとに収録されており、今回の試遊でもその一部が見られました。ゲームシステムを知ることだけでなく、イラストが多く使われている説明書を読むのは楽しいもの。収録タイトル毎の説明書も読んでみたくなります。


移植としても問題なく、『がんばれゴエモン!』シリーズの2D作品を一通り遊ぶと多くの発見が得られそうだと感じる試遊でした。『がんばれゴエモン!』シリーズファンは注目な発売が待ち遠しいコレクションでしょう。
シリーズ13タイトルを収録した『がんばれゴエモン大集合!』はPC(Steam)/PS5/ニンテンドースイッチ向けに7月2日発売予定です。













