秋葉原UDXで開催されている東京インディーフェス2015。初開催ながら世界から多くのインディーゲームが集結しましたが、ここでは世界を目指す日本の若手インディーを紹介したいと思います。本イベントは8日から10日まで開催しているので、日本のインディーシーンに興味のある方は足を運んでみてください。
■『Downwell』
開発:もっぴん ジャンル:2Dアクション
もっぴんこと麓旺二郎氏が手がける『Downwell』はインディーゲーム祭典IGF 2015の学生部門でファイナリストに選出された注目タイトル。すでにDevolver Digitalからのリリースが決定しており、今後、世界のインディーシーンでどう評価されるのか楽しみです。
今回はイベントのためのプレイアルデモが出展。オープニングから序盤のステージを遊ぶことができました。操作は左右の移動とジャンプと超シンプル。ゲームの目的もひたすら下方向に進んでいくだけとわかりやすいものです。ジャンプ時にはブーツからショットが発生し、下方向の敵を攻撃。アイテムによってレーザーやショットガンに変わり、ジャンプの挙動も変化します。
プレイアブルデモを触ったのは初めてでしたが、何よりも爽快な手触りが印象的。うまく敵を連続して倒すとコンボが発生、スタイリッシュなアクションが楽しめます。逆にアクションが苦手な方はゆっくりと下っていくこともできます。敵を多く倒し、アイテムを集めると様々なアップグレード可能。アクションに加え、自動生成ステージなどローグライク的要素があるため、様々な楽しみ方が可能になりそうです。『Downwell』はPC/iOS/Android向けで年内リリース予定です。
■『Bot!』
開発:Team AimedFreedom ジャンル:3Dステルスアクション
デジタルハリウッド大学の学生3人チームが開発した『Bot!』。その名の通り、ロボットが主人公のステルスアクションゲームです。Unreal Engineで作られたモデルとステージは非常に美しく、学生作品ながらもPS4でのリリースが予定されています。
今回のプレイアブルデモはオープニングからの序盤を楽しむことができました。操作は移動とカメラ操作に加えて、ダンボールへの変身。攻撃などはできませんが、スニーキングに特化したロボットというわけです。
敵として登場するのもロボットです。あたりを警戒しつつも足音に反応して追いかけてきます。ダンボールへの変身でやり過ごしたり、アナログスティックを軽くたおして忍び足で動いたり、とにかく逃げまわります。工場のようなステージを脱出するのが目的で、部屋にはスイッチや隠し通路などのパズル要素が用意されています。
とにかくロボットのデザインや工場の雰囲気などが素晴らしい本作。PS4のグラフィックス性能を使い切るレベルのビジュアルはぜひとも直接味わってほしいです。『Bot!』は今年中にPS4とPCでリリース予定。PC版はPS4を上回るグラフィックスを目指しているそうです。
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム文化 アクセスランキング
-
プレイヤーをがっかりさせたりやる気をなくさせるゲームのメカニズムとは?掲示板で様々な意見が飛び出す
-
『ドラゴンズドグマ 2』ユーザーから悲鳴上がる、ゲーム世界を破壊する、とある「仕様」…対抗策の研究も進む!カギは宿屋とメインポーンか
-
ゲーム画面を合成してもお尻や胸の強調ダメ絶対!Twitchがセクシー部位を映し続ける配信を禁止に
-
待ちわびたが故の喪失感…長く待ったのに遊んだら「期待はずれ」だったタイトルって?
-
新しいオトモ?『モンスターハンターワイルズ』初出し映像でハンターが乗っていた生物の等身大フィギュアがチラ見せ…シリーズ20周年記念「大狩猟展」でお披露目
-
『ドラゴンズドグマ 2』資金難に苦しむ海外ユーザーが協力して金策を企む―「これはネズミ講」との声も…
-
「さっきからパンパン痛いのよ!この年増女!!」『FF7』ティファがブチギレた“ビンタ対決”が、見覚えある構図に…とあるファンアートが秀逸
-
なぜ?『スカイリムSE』過去2年のModダウンロード数が4倍に…背景には便利ツールの登場か
-
チート付与チートにハッキングされた『Apex Legends』大会が“こっそり”やり直し開催…当時ハックされたImperialHal選手率いるTSMが優勝
-
歴史的ビデオゲームパッケージがオークションに、50ドルスタートが1日で4,000ドル超え―グラフィックアドベンチャーの始祖『ミステリーハウス』初版ディスク出品される