スマートフォンやタブレットで誰もが気軽にプレイ出来るモバイルゲーム。タッチディスプレイを利用したお手軽なプレイフィールは、家庭用ゲーム/PCゲームとは一線を画した魅力とも言えますが、一部のユーザーからは「嫌悪」とも取れる反応が見られています。今回の「海外ゲーマーの声」では、「モバイルゲーム」の是非を問う海外ユーザー達の議論を紹介します。
「Does the hatred against mobile gaming partially stem from jealously at "cool kids"?(モバイルゲームへの嫌悪感は“リア充”への嫉妬が原因なのでは?)」という挑戦的なタイトルの海外フォーラムスレッドでは、多くの海外ゲーマーが「NO」と声高に発言していますが、その理由はさまざま。「モバイルゲームは低資金で開発されていて雑だし、やたらと再利用されているメカニックが退屈」「収益を重視している」「タッチディスプレイは遊びにくい」と言ったコメントのほかでは、「バッテリーが切れるから」と、日常的に扱う端末ならではの否定的な意見が見られています。
大多数のユーザーが「嫉妬ではない」「マネタイズを意識し過ぎている」と、それぞれの主張で「モバイルゲームへの嫌悪」を示しているところで、あるユーザーからは「昔のゲームも低予算で開発されていた」「一部のAAAタイトルだって同じ」「粗悪なゲームを作る人々がモバイル市場へ移っただけ」との声も。更に、「モバイルゲームにそれほど嫌悪を覚えていない」「歴史は繰り返される」と語りながら、1995年頃にリリースされていたPlayStationタイトルと比較するユーザーも見られました。その他にも、Nokiaの「N-Gage」でプレイ出来たモバイルゲームを高く評価するコメントが寄せられています。
また、「“リア充”への嫉妬が原因なのでは?」というスレッドタイトルについても、いくつかの否定的な意見が投稿されています。とあるユーザーは、モバイルゲームに抱く嫌悪感とは直接関係がないとしながら、「ゲーマーとして過ごしていても、非難されたことはない」「大作RPGや最新ゲーム機を持ってるヤツはいつだって“クール”だった」と語ります。投稿者個人の学校生活の中でも、アニメなどを好むいわゆる「オタク」的な生徒は、決してネガティブな評価を受けていなかったとのことです。
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