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【E3 2015】オーバーキル『The Walking Dead』の「StarVR」用デモがヤバすぎる没入感だった

新型VRヘッドセット「StarVR」を電撃発表したStarbreeze。E3会場エントランス付近のゾンビが徘徊するブースにて、同デバイスに対応した新作FPS『The Walking Dead(ウォーキング・デッド)』のデモを展示していました。

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『PayDay 2』や『Adr1ft』と共に505 Gamesのコーナーに設置された『The Walking Dead』ブース

『PayDay 2』や『The Darkness』、『The Chronicles of Riddick』などFPSファンには馴染み深いタイトルを数々手がけている、スウェーデンの開発会社Starbreeze Studios。同社は今年のE3 2015開幕にあわせて、新型VRヘッドセット「StarVR」を電撃発表。E3会場エントランス付近のゾンビが徘徊するブースにて、同デバイスに対応した新作FPS『Overkill's The Walking Dead』のデモを展示していました。


「StarVR」

Starbreeseのパリスタジオ(元InfinitEye)が開発する「StarVR」は、5.5インチのクアッドHDパネル2枚を搭載したVRヘッドマウントデバイス。210度もの広範囲視野角を持ち、Oculus RiftやProject Morpheusを大幅に上回る5120x1440という高解像度でゲーム画面が眼前に映し出されます。


ブース付近にはゾンビが徘徊。来場者に紛れ込んでいるので油断すると腰抜かします
その他のゾンビを見る

この「StarVR」を使ってプレイできたのが、Starbreezeの小会社に当たるOverkill Softwareが開発中の新作FPS『Overkill's The Walking Dead』。TelltaleやActivisionから発売の同名ゲームとは異なる、新たなゲーム版ウォーキング・デッドとして昨年夏に発表されていたタイトルです。

■車椅子とショットガンを使ったアトラクション型VRゾンビサバイバル!


ゲーム中と同じ環境でプレイ!

ゾンビの頭部が飾られたプレス用の小部屋に入ると、わけもわからないままスタッフに車椅子に座るよう指示され、「StarVR」を装着し『The Walking Dead』のデモがスタート。面白いことにゲーム画面上でも主人公のキャラクターが車椅子に座っていて、冒頭からただならぬ没入感。



周囲を見回すと、そこは真っ暗な病室のような場所。すぐ真横の手術台に転がっているちぎれた足が自分のものだと気づいて、なんとも嫌な予感に包まれます。目の前にいる仲間らしき男女がゾンビに噛まれた自分を置き去りにするかどうか口論しているのを耳にし、ようやく状況がつかめてきました。ウォーキング・デッドの世界では日常茶飯事のシチュエーションです。



どうやらゾンビの群れが迫ってきているようです。仲間の女性が車椅子を後ろから押し、3人で脱出を試みるという展開。ここでゲーム内の主人公がショットガンを装備すると同時に、筆者の手には、ずしりと重いモーショントラッキング付きショットガン型コントローラーがおもむろに手渡されました。なんだこのずるい演出は。


筆者の隣ではたまたまHipHopGamerのアニキがプレイ中。「Oh Sh*t!」を連呼していました

ゲーム内で車椅子ごと前に走ったり後ろに引っ張られたりしながら、ポンプアクション式のショットガンをぶっ放し、ほぼ真横まで見渡せそうな画面上のあちこちから襲い来るゾンビを撃退していきます。これまで筆者はオキュラスやモーフィアスで3D酔いを経験しなかったものの、「StarVR」の臨場感は予想以上で、ゲーム内と現実の環境を連動させた、ある意味で原始的な没入感により、3D酔いと恐怖と軽いパニックに陥るほど。

■『Overkill's The Walking Dead』ゲームディテールも入手、正統派のCo-op対応ゾンビFPSか


Almir Listo氏

さて、デモが終わった後は、StarbreezeのグローバルブランドディレクターAlmir Listo氏に、Overkill版『The Walking Dead』について色々話を聞いてみました。

まず、今回の車椅子を使ったデモは、E3の「StarVR」出展用に特別に作られたもので、実際のところは王道ともいえるファーストパーソンシューター作品として、つい先日同社が買収の意向を表明した次世代エンジン「Valhalla」を用いて開発されています。


その他のスクリーンショットを見る

なんでも今作は、AMCの人気テレビドラマ版ではなく、原作コミック版のキャラクターや世界観をベースにした内容で、生みの親であるロバート・カークマンも全面協力。ワシントンD.C.を舞台としたストーリーが描かれ、今作オリジナルのキャラクターも用意されるのだとか。

Listo氏は多くのゲームディテールを明かさなかったものの、サバイバルホラー、アクション、ステルス、RPGの要素を備え、4人用オンラインCo-opプレイにも対応。『PayDay』シリーズにも通ずるマップやリスポーン場所のランダマイズ性に加え、ユニークなキャラクターデザイン、プレイヤーがチームメイトを見捨てるのも助けるのも自由という点が特徴に挙げられました。



『Overkill's The Walking Dead』は海外で2016年リリース予定。対応機種はPC/PS4/Xbox One。VR出展の話題性はさておき、「純粋なFPSが遊びたいんだ」というゲーマーから根っからの『PayDay』シリーズファンまで、十分期待して良いタイトルになるはずです。
《Rio Tani》
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