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【TGS 15】『ストリートファイターV』最新デモハンズオン―かりんやミカ、新ファイター7人の使用感は?

『ストリートファイターV』のTGS 2015出展用最新デモをプレイ、ステージイベントで電撃発表されたばかりの「かりん」をはじめとする、新キャラクターたちのインプレッションやプレイフィールをまとめてお伝えします。

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2016年の発売にむけ、世界各地のイベントで新ファイター参戦が次々と発表されている、カプコンの対戦格闘ゲームシリーズ最新作『ストリートファイターV』。Game*Sparkとインサイドでは、今作のTGS 2015出展用最新デモをプレイ、ステージイベントで電撃発表されたばかりの「かりん」をはじめとする、新キャラクターたちのインプレッションやプレイフィールをまとめてお伝えします。

■神月かりん―コンボをつなげて戦うテクニカルファイター


公式の人気キャラクターランキングで国内ナンバー1を得るなどファンから強く支持され、ストリートファイターシリーズとしては実に『ストリートファイターZERO3』以来の復活を果たす、神月かりん。『V』でも人気を集めそうな華やかな容姿とは裏腹に、コンボ主体の非常にテクニカルなキャラクターに仕上がっていました。基本的な技は『ZERO3』を継承しておりプレイフィールは過去作と同じながら、他のキャラ同様にコマンドが変化しているため、操作感が大きく異なります。


必殺技は異なるボタン入力で性能が変化するものなどどれもクセがあり、独特の立ち回りを求められそう。また飛び道具がない代わりに、前に素早く踏み込むVスキル(中パンチ+中キック同時押し)の「明王拳」は、タイミングはシビアながら相手の飛び道具を打ち消す効果があるため、一気に間合いを詰めるのに重宝します。さらにVトリガー(大パンチ+大キック同時押し)の「神月流 紅蓮の型」は、波動拳コマンド「紅蓮拳」からつながる計7種類ものコンボが解放され、まるで別キャラのような変貌を遂げます。初心者には少々扱いづらいかもしれない、奥深さをもったファイターだと言えます。

■ラシード―見た目は異色、実は扱いやすい波動昇竜キャラ


ドバイのゲームショウでお披露目された、異色の中東風新規キャラクター。ガジェット好きな富豪ともいえる風貌で、風を操るスピードタイプのファイターです。飛び道具と対空技を、いずれも波動拳コマンドで繰り出せるため、初見は大変使い勝手の良さそうな印象。特徴的なのが、Vスキルの「フロント・フリップ」。通常よりも早い軌道の特殊前方ジャンプで、キックボタンを入力すると空中からダイブキックを見舞います。間合い次第で簡単にめくり攻撃になるので、遠距離でも中距離でも立ち回りやすいと感じました。


ラシードのVトリガーは、前方に巨大な竜巻を発生させる「イウサール」。『ストリートファイターIII』ユリアンの「エイジスリフレクター」のように“置く”タイプの技で、飛び道具を防ぎ、もちろんダメージ判定もあります。

■レインボー・ミカ―恐るべき威力を発揮する「熱血プロレス論」


参戦発表時に国内外のファンから脚光をあびたレインボー・ミカは、かりんと同じく『ストリートファイターZERO3』から復活する、パワフルな女子プロレスラー。見た目通りに、コマンド投げやロープ投げ(?)、ヒップアタックといった強力な打撃技が主体で、Vトリガーでは同級生女子レスラー「ナデシコ」を指定の位置に呼び出して攻撃できます。


Vスキルは、ネット上でも動画が話題になったマイクパフォーマンス「熱血プロレス論」。ミカがマイクを手にしゃべり続け、その持続時間によって次に繰り出す投げ技のダメージがアップ。発動中は、1発だけ相手の攻撃を自動でガードできるものの、完全に無防備状態。筆者が実際にためしたところ、最大で約15秒間持続させられ、その状態で投げが決まると体力ゲージ満タンの相手を一撃で倒せるという恐るべき威力を発揮します。なお、マイクパフォーマンスが中断されると、手に持ったマイクを前に投げつける技が発動、ヒットすれば少量のダメージも与えられます。

■バルログ―爪の着脱が可能、大きく生まれ変わった貴公子


『ストリートファイターIV』シリーズから大きな変化が感じられたバルログ。波動拳コマンド「スイッチング・クロー」で爪の着脱が行えるようになり、爪の有無で技が変化。リーチを生かした爪攻撃と、爪なし専用の強力なコマンド投げを、プレイスタイルや状況に応じて使い分けられます。Vトリガー「ブラッディベーゼ」は、薔薇の花を投げつけて、ヒットすれば大ダメージの多段技が発動します。

■ネカリ―ただのパワータイプとは言わせない、特徴的ファイター


シリーズ新規キャラクターのひとりネカリは、容姿も技もワイルドなパワー型ファイターですが、溜め技とコマンド投げ両方を備えていたり、クリムゾン・ヴァイパー風の遠距離攻撃も使えたりと、意外にもやれることが多く、使いこなすのに苦労しそうな印象。Vトリガー「力の奔流」で頭髪が炎のように真っ赤に逆だってダメージ性能が増強され、クリティカルアーツも変化。ダイナミックなファイティングスタイルは見ているだけでも痛快です。

■ケン―超絶に足グセが悪くなって帰ってきたマスターズ


そのビジュアル変更にファンから賛否両論の声があがったケン。『ストリートファイターV』になって既存キャラクターの必殺技コマンドや性能に大きな変更が施されている中、唯一、技もプレイスタイルもほとんど変わっていないキャラでした。ひとつ挙げるなら、超絶に足グセが悪くなったということ。


「奮迅脚」は前方にダッシュするVスキルで、ボタン押し続けで『ウルIV』ケンのレバー前+中キックとよく似た蹴りを出せます。そこから別の技につないだり、通常技をキャンセルして「奮迅脚」につないだりと、とにかく脚で攻め続けるスタイル。さらにVトリガー「ヒートラッシュ」で足技に炎の属性が追加され、ダメージに拍車がかかります。

===== ===== =====

『ストリートファイターV』はPS4/PCを対象に、2016年発売予定。現在開催中の東京ゲームショウ 2015会場では、本記事で紹介した最新デモがプレイアブル出展。本作に期待する格闘ゲーマーなら、自らの手でレバーを握って、新ファイターたちの使用感を確かめておくべきです。
《Rio Tani》
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