2K Gamesの人気シリーズ『マフィア』。ニューヨークやシチリアを舞台に、裏社会を牛耳るファミリーたちの愛と裏切りの物語が描かれるオープンワールドクライムアクションゲームです。
最新作『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』の拡張コンテンツ「名誉の男」が配信されました。
『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』は、20世紀初頭のシチリアで鉱山夫として働かされていた男エンツォが、地域の顔として恐れられているドン・トリージに気に入られ、やがてマフィアとしてのし上がっていく過程をドラマチックに描いた作品。
本編ではファミリーの栄枯盛衰が連綿と語られましたが、DLCではエンツォがファミリーで働き出してからのエピソードが本編に挟まる形で導入されます(もちろん、タイトル画面からDLCを選択すればすぐにプレイ可能です)。

1905年、冬。加入して数ヶ月ながら、ファミリーの一員として認められてきたエンツォは、みかじめ料の回収役として、ドンパチから脅しまでさまざまな"家業”をこなしていました。
一方で、ドン・トリージの屋敷では、ドンに頼み事をしようと、地域の農民たちが列をなして待っていました。そこに割り込んできたのは、ドンの古い馴染みである「名誉の男」サリエリ。

のちにニューヨークでサリエリ・ファミリーを築き上げる一大マフィア(『マフィア コンプリート・エディション』を参照)ですが、今は刑務所から出てきたばかり。ドンはそんな彼の支援をエンツォに任せました。
サリエリとともに踏んだヤマは、彼がいないあいだに頭角を現してきたダンテという男の始末。ダンテはどうやら競走馬にとある"細工”をしているらしく、それを知ったサリエリは烈火のごとく怒ります。

ピッチフォークを首スレスレに突き刺す尋問でダンテを脅し、最後は結局銃撃戦に(このバリエーション豊かな脅しがマフィア物の醍醐味ですよね~)。荒っぽいやり方のサリエリにエンツォは辟易としつつも、まだ「名誉の男」の野心には火が点いたばかりなのでした……。

ゲームプレイ自体は本編の拡張といった具合で、車や馬で目的地まで向かい、会話劇やカットシーンを楽しんだあとは、ステルスで敵を片付けつつ、要所で銃撃戦に突入……伝統的なクライムアクションです。今回はダイナマイトがフィーチャーされており、戦闘で用いたり、トラックで慎重に運んだりと、ゲームプレイに工夫が凝らされている点が良かったですね。

エンツォとサリエリの関係性も見どころでした。導火線に火が点いた爆薬のような男であるサリエリは、ムショ帰りなこともあり、今すぐにでも大金を掴みたいという野心に駆られています。ドンとの掟で危ないヤマは踏みたくないエンツォがなんとかブレーキを踏ませようとしますが……といったお約束の展開。
ラストはなんとも言い難いオチが待っており、たった2つのチャプターながら、ステルス・バトル・カットシーンのどれもが濃密に仕上がっていました。

また、今回のアップデートでさらにフリーライドが刷新されました。ゲーム本編が発売された直後は殺風景なフリーライドでしたが、徐々にコンテンツが追加され、やれることが増えてきた印象です。
今回は港の倉庫に仮の拠点を構えたサリエリから、危ないヤマを任されます。敵を一掃したり、トラックを盗んできたりとやりたい放題。ゲーム本編以上に気合の入ったドンパチが楽しめました。

もちろん、殺し合いに疲れたら、馬や車でレースを楽しんだり、各地に隠されたミステリーフォックスを探したりと、チルい遊びも堪能できます。発売から1年。いよいよ仕上がってきた本作を遊ぶなら今でしょう。
『マフィア:オリジン ~裏切りの祖国』拡張コンテンツ「名誉の男」はPC(Steam)/PS5/XBOX Series X|S向けに配信中です。










