劇場版の公開が間近に迫っているワーナー・ブラザース テレビジョン&ホームエンターテイメントとTT Gamesによるアクションゲーム『The LEGO NINJAGO Movie Video Game(レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム)』。本記事では、東京ゲームショウ2017でメディア向けに行われた同作のデモセッションのレポートをお届けします。
■映画のおまけじゃない!ゲームとして作りこまれた『レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム』
デモでは高いアクション性が披露された
今回のデモセッションでは、ワーナーのアソシエイトプロデューサーであるTim
Wileman氏によって、PS4版のシングルプレイをプレイしながらのプレゼンが行われました。まず最初にTim Wileman氏が強調したのは、本作が、映画をゲーム化したものによくある映画に間に合わせてクオリティの低くなってしまったゲームではないという点。そして次に、その根拠となるキーワードとして「コンバット」と「ニンジャジリティ」という2つの言葉を挙げました。
■アクション性の鍵を握る「コンバット」
今回のデモセッションを行うTim Wileman氏
同氏は本作をよりエキサイティングなゲームにするために戦闘、即ちコンバットに重点を置いているとしており、その拘りの1つであるキャラクター1人につき1つの固有の能力「スピン技」を披露しました。そのほか、コンボを続けるごとにゲーム内アイテムを手に入れるためのシュリケンが手に入るシステムも実装されており、これら戦闘中のアクションはカンフー映画にインスピレーションを受けていることを明かしました。
■よりニンジャらしく、直感的なアクションを生み出す「ニンジャジリティ」
vfont size="2">アクロバティックなアクションが目を引く
さらに、同氏はニンジャのスピード感を表現し、直感的にするためのものとして「ニンジャ」と「アジリティ」をかけた「ニンジャジリティ」という言葉をキーワードとして挙げました。同氏はロケーションの中で自由自在に動き回るための新たな動きとして採用したウォールランなどの要素がコンバットと異なる「ニンジャジリティ」であると答えました。
■劇場版やテレビシリーズを意識した世界観
世界観は拘られており、声優も劇場版と同じキャストになっている
同氏は同時に、世界観やキャラクターについては劇場版やテレビシリーズを取り入れたことについても伝えました。ステージ内の看板などはレゴの質感が忠実に再現されているほか、5つのロケーションに存在するコンバットアリーナのボスにはテレビシリーズのキャラクターが採用されています。また、映画に存在した、面白いながらもスラップスティック的であったりわかりにくかったユーモアは、ゲームではよりわかりやすいものになっています。
そんな『レゴ ニンジャゴー ムービー ザ・ゲーム』はPS4/Nintendo Switch向けにパッケージ版は5,700円(税抜)、DL版は5,200円(税抜)で10月19日に発売予定です。