Eagle Dynamicsは、コンバットシム『DCS World』の最新フライトモジュール『DCS: F/A-18C Hornet』の早期アクセス版を2018年晩春にリリースすると発表し、予約販売を公式サイトにて開始しました。
F/A-18ホーネットは、高価で数の揃えにくいF-14を補完し、F-4やA-7などの任務の代わりを務められる空対空/空対地性能を持つ、米海軍のVFAX(海軍次期戦闘攻撃機)計画と、その後のNACF(海軍航空戦闘機)計画によって生まれたマルチロール機です。レーダーはAN/APG-73を、エンジンにはゼネラルエレクトロニクス製のF404-GE-402を2基搭載。コックピットには3枚のMFDを持っており、対地/対空戦や、SEAD(敵防空網制圧)、AGM-84 ハープーンやAGM-84E SLAMなどによる対艦攻撃など幅広い任務に対応できます。
機体の翼より機首に伸びるストレーキはLERX(Leading Edge Root Extension、前縁付け根延長)と呼ばれるもので、機体を大きく傾けた時に渦を発生させ気流が翼からはがれるのを抑えるものです(トレイラーでも渦が確認できる)。また、ストレーキ上にある出っ張りのLEXフェンスは、渦が垂直尾翼に直接当たらないようにするためのものです。過去に渦が直撃し続けたことによってクラックが発生し、問題になったことから取り付けられました。
このモジュールは、2000年代半ばの米海軍で運用された兵装やセンサーを再現しており、ボーイングの協力によってリアルなサウンドも収録。他にVRも対応しています。
早期アクセス期間中に、JHMCSやLink 16によるデータリンクやターゲティングポッドを実装予定。加えて武装では、AGM-84 ハープーン/AGM-84H SLAM-ER/AGM-88 HARM/AGM-65 マーベリック/AGM-154 JSOW/AIM-9X/AIM-120の比較的最新の対空/対地/対艦ミサイルが登場予定。またディスプレイの表示ページに自動着艦なども追加予定です。
『DCS: F/A-18C Hornet』は早期アクセス版を2018年晩春にリリース予定。価格は、早期アクセス版リリースまでの期間限定で79.99ドルより20%OFFの59.99ドルで販売中です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
PC アクセスランキング
-
海に沈んだ世界を冒険する『Age of Water』PS5/XSX|S/PC向けに早期アクセス開始―自分の船を組み立ててPvEやPvPに挑戦
-
基本無料脱出シューター『Arena Breakout: Infinite』ゲームプレイ映像!期待の『タルコフ』ライク、CBT参加者も募集
-
『Escape From Tarkov』ワイプの影響を受けないPvE協力モードにアクセス可能な「The Unheard Edition」リリース!
-
工画堂スタジオが送る新作ターン制戦術ロボSLG『One-inch Tactics』発表!メカ部隊を操作し勝利を目指せ
-
『百英雄伝』アップデートパッチが配信―「特定条件下でキャラクターが仲間にならない」不具合などを修正
-
『Outpost: Infinity Siege』砲弾自動生成など新コンポーネント追加&バグ修正アプデ配信!小型ベルトコンベアやさらなるタレットは後日追加
-
ゲーム序盤で入手できて、終盤まで使えるアイテムと言えば?
-
『百英雄伝』一部NPCの名前はクラウドファンディング支援者の権利特典で名付けられたもの―不具合報告と共にユーザーの困惑に回答
-
モンスター育成やPvPも!『ウィンダムXP』開発者が手掛ける爽快ローグライクアクション『蒐命のラスティル -とこしえの迷宮城-』Steamで早期アクセス開始
-
Steamウィッシュリスト登録現在1位!戦闘ありの中世都市建設シム『Manor Lords』日本では4月26日午後10時に早期アクセス開始