インテルは“Spectre”、“Meltdown”の2種類の脆弱性がGoogleの“Project ZERO”によって公開されて以降、この大きな脆弱性に対抗するためのCPUファームウェアパッチを迅速にリリース。しかし、パッチ適応以降、「Broadwell」「Haswell」、及び「Ivy Bridge」「Sandy Bridge」「Skylake」「Kaby Lake」世代のCPUを採用した一部の環境下にて、ランダムな再起動が発生する問題などが新たに報告されていました。
今回、マイクロソフトがWindows 7(SP1)、Windows 8.1、およびWindows 10に対し公開したアップデートは、このインテル製CPUパッチに施された“Spectre”への対策の内、1種類を無効化することで動作を安定させます。なお、マイクロソフトは、今回のアップデートにより有効になってしまう攻撃を利用した被害の報告は2018年1月25日時点では存在していないとしています。
インテルによれば、CPUパッチのバグを修正した新バージョンの制作を進めており、テストが終了次第その公開を行うとのことです。ランダムな再起動には、それに起因したPCやゲームのデータの破損の可能性も含まれているため、該当する環境のユーザーは導入することを検討してみてはいかがでしょうか。
アップデートはこちらからダウンロード可能です。
関連リンク
編集部おすすめの記事
特集
ゲーム機 アクセスランキング
-
やられた!Steam Deckがワンちゃんによって見るも無惨な姿に…飼い主が入浴中ひたすらがじがじ
-
PC/PS/Xbox全対応!さらにスイッチでも使えるロジクール製ワイヤレスゲーミングヘッドセット「ASTRO A50 X」5月16日発売
-
DS再び!?任天堂が2画面の小型デバイス特許を新たに取得―分割しての2人プレイも可能
-
非公式ドリキャス新型ビジュアルメモリ「VM2」初期生産版の動作映像が公開!
-
“ウルトラハイスペック”なゲーミングノート「MSI Vector GP78 HX 13V」で『Cities: Skylines II』をプレイ。美麗シティービルダーをリッチな環境で体感
-
VRで旋盤体験!旋盤安全講習シム『Lathe Safety Simulator』無料配信開始
-
あの「ゲームボーイ」互換機が登場!アルミ製、内蔵バッテリーやバックライトも搭載
-
PS4 Pro/Xbox One X/スイッチ内蔵のモンスターゲーミングPC「Big O」が爆誕!
-
VRゲームのサブスクMeta Quest+発表、月790円で毎月2本入手。初回は『Pistol Whip』
-
健康のため喫Steam Deckはお控えください―「Steam Deck」排気の香りミームにValveも困惑しながら注意喚起