4月14日から15日まで開催されたインディーゲームイベント「第3回 TOKYO SANDBOX」。Another Indieブースでは、HomeBearStudioが手がけるグラフィックアドベンチャー『NAIRI: Tower of Shirin』が展示されていました。
本作は、キュートなアートワークが特徴のアドベンチャーゲーム。基本的な進行はポイント・アンド・クリックの形式で進行、アイテムの組み合わせやパズルの要素もあるようです。可愛らしい動物たちと人間が共存する世界で、主人公の女の子“ナイリ”と、元ギャングの学者“レックス”が、砂漠の街にある塔の謎へと迫っていく物語が展開します。



本作の開発であるHomeBearStudioは、プログラムやゲームデザイン・シナリオと作曲担当のJoshua van Kuilenburg氏と、アートなどを担当する日本人の見一葉央(みいち よう)氏の2名で構成されるスタジオ。見一氏が留学したオランダのゲームアーキテクチャ&デザイン学科で、同級生のKuilenburg氏と意気投合して設立されたそうです。


本作の開発にあたってはKickstarterのキャンペーンも実施しており、苦労をしたもののなんとか目標を達成、ゲーム開発へと漕ぎ着けられたとのこと。なお、本作のシナリオはKuilenburg氏が担当、翻訳は見一氏が行っており、柔らかいフォントなど、ゲームの雰囲気を保ったローカライゼーションがなされています。


『NAIRI: Tower of Shirin』はニンテンドースイッチ/Steam向けに2018年秋リリース予定です。