Asmodee Digitalは、RTS『Iron Harvest』などでも知られるアーティストJakub Różalski氏が創り上げた世界観をベースにしたボードゲーム『Scythe(サイズ - 大鎌戦役)』のデジタル版『Scythe: Digital Edition』のSteam早期アクセスを開始しました。
同作は、戦略ボードゲームの形式で展開するタイトル。重装甲歩行兵器“メック”を擁する5カ国が、“メック”をもたらした都市国家「ファクトリー」がその門を閉ざしたことを契機に、東欧の覇権を掛け鎬を削る様を描いた内容です。

プレイヤーはキャラクター・ワーカー・メックの3種類のユニットを使い分けながら領地と勢力を拡大。戦闘などを通じて優位を保ちながら、各種の条件を満たしていくのが目的となっています。

特定のプレイヤーが一定数以上の条件を満たすとゲーム終了となり、その際に持っていた各種資産や、戦争などで下がる“民心”といったパラメータを換算した最終スコアで勝利を競います。

本作は日本語未対応ですが、ボードゲーム版開発元のStonemaier Gamesでは、日本語版を含む多数言語向けのルールブックを無料公開しており、そちらを参考にしながらプレイ可能です。
また、ボードゲーム版は完全日本語版がアークライトゲームズより発売されています。物理的なコンポーネントが非常に充実している反面、気軽にプレイするのが難しい同作ですが、デジタル版でより手軽なプレイが可能になったのは嬉しいユーザーも多いでしょう。

『Scythe: Digital Edition』はSteamにてWindows向けに早期アクセス実施中。早期アクセス中にはAIの改善や、要望の取り入れなどを行っていく予定となっています。なお、初期ベータ版に存在していたオンライン機能については改善中であり、今後のビルドで再実装される予定です。
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