気になる新作インディーゲームの開発者にインタビューする本企画。今回は、Nomada Studio開発、PC/Mac/ニンテンドースイッチ向けに12月13日リリースされた幻想アクションアドベンチャー『GRIS』開発者へのミニインタビューをお届けします。
本作は、水彩画のような美しく幻想的なイラストレーションが特徴のアクションアドベンチャー。プレイヤーは希望を失った少女「Gris」となって、パズルを解いたり障害を切り抜けたりしながら、旅をしていきます。日本語にも対応済み。Game*Sparkではプレイレポも掲載中です。
『GRIS』は1,730円で配信中。
――まずは自己紹介をお願いします。
Nomada Studio:こんにちは!バルセロナを拠点とする小さなインディーチーム、Nomada Studioです。つい最近、『GRIS』というゲームを作りました。多くの方に本作を高く評価していただいており、とてもエキサイティングです!
――本作はいつどのようにして開発が始まったのでしょうか?
Nomada Studio:およそ3年前、Adrian CuevasとRoger MendozaがConrad Roset(私たちのクリエイティブ・ディレクター)に出会いました。彼は、プレイヤーが先に進むことで色のない世界が色を取り戻す、というアイデアを持っていました。本作はこのアイデアから進化し、それから数年かけて大きく成長したのです。
――本作の特徴を教えてください。
Nomada Studio:本作は美しく、感情に訴えかける体験を提供します。ストーリーはプレイヤーによって自由に解釈できるようになっており、クリエイティブなパズルとともに、豪華なアートとアニメーションを持ち合わせています!
――本作が影響を受けた作品はありますか?
Nomada Studio:たくさん影響を受けていますよ!アート面で言えば、『ワンダと巨像』の建造物や、『風ノ旅ビト』といったゲームのミニマリズムから影響を受けています。ゲーム以外ですと、ジブリ映画(「千と千尋の神隠し」や「もののけ姫」の素晴らしいキャラクターたち)やディズニー映画の背景、メビウス(注:本名ジャン・ジロー、フランスのバンドデシネ作家)の作品、テオ・ヤンセンの動く芸術(注:ストランドビースト)、Calderの動く芸術など、多くのものから影響を受けています。
――最後に日本の読者にメッセージをお願いします。
Nomada Studio:こんにちは!Nomada Studioが『GRIS』をご紹介しました!私たちは日本の文化とアニメが大好きで、私たちの作品にも多大な影響を与えています!皆さんに本作の美しく芸術的な体験を楽しんでいただけると幸いです!
――ありがとうございました。
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