「自分だけのアベンジャーズ体験」に期待!『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』ハンズオン&プレゼンレポート【TGS2019】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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「自分だけのアベンジャーズ体験」に期待!『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』ハンズオン&プレゼンレポート【TGS2019】

ファンならたまらないゲームプレイ!ゲームシステム、ストーリー展開に関する新情報も。

家庭用ゲーム PS4
「自分だけのアベンジャーズ体験」に期待!『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』ハンズオン&プレゼンレポート【TGS2019】
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「アベンジャーズ」を原作にCrystal Dynamicsが開発するゲーム版『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』。本記事では、「東京ゲームショウ2019」にて行われたメディア向け試遊&プレゼンセッションのレポートをお届けします。セッションでは最初に「試遊」としてPS4版30分のプレアルファ版をプレイすることができました。なお、本稿に掲載しているイメージは実際のゲームプレイとは異なることにご留意ください。


今回は、チュートリアル部分にあたる「A-Day」というチャプターをプレイ。「A-Day」は「アベンジャーズの日」のこと。祝賀ムードで賑わうゴールデンゲートブリッジ、「ヘリキャリアが襲われた」という通信を受けたキャプテン・アメリカが、ソーとアイアンマンに先遣隊を任せるシーンからスタートします。


今回のデモでは、「メイン・ファイブ」と呼ばれるメンバーをプレイできました。最初のプレイアブルキャラクターは「ソー」。アスガルドの神オーディンの息子にして雷神、「ムジョルニア」というハンマーと雷撃を駆使して戦います。


基本操作は左スティックで移動、右スティックが視点操作。□ボタンが弱攻撃、△ボタンが強攻撃です。この2つの攻撃でコンボを繋いで敵を倒していきますが、敵も黙って殴られてはくれません。攻撃を仕掛けようとしてくる敵には注意マークが表示され、攻撃を○ボタンで避ける必要があります。なお、敵の体力や名前といった情報はHUDに表示されるため、敵を倒していく意識配分に活用できるでしょう。

敵部隊は武装しており、銃撃や打撃、ショックによる遠距離攻撃など攻撃方法も様々。近距離の敵に囲まれたら、△を長押しで範囲攻撃、遠距離攻撃を仕掛けてくる敵はL2でエイム、R2の遠距離攻撃(ソーの場合はムジョルニアの投擲)で対処できます。投擲したムジョルニアはL2を押すことで呼び戻すことができ、その際にも攻撃としてヒットさせられる仕様。お馴染みのフェイントも再現可能となっています。


△長押しで障害物を壊しながら進み、QTEで市民を助けたところで「アイアンマン」に交代。大富豪トニー・スタークが、自らの技術を注いで作ったパワードスーツで戦闘に臨みます。こちらは空中戦からスタート。シューティングゲームと同じ感覚で、リパルサーを放ち、敵を撃墜する形式。


その次に、先程のソーと同じアクション形式の戦闘に移ります。アイアンマンは空中&遠距離戦を得意としていて、滞空しながらリパルサーを放ったり、R1で特殊攻撃「ユニビーム(胸のリアクター部分から発射するビーム)」で敵を薙ぎ払うことが可能。


敵を一掃した段階でクインジェットからブルース・バナーが変身、「ハルク」が登場しました。ハルクは、その体躯と驚異的なパワーを活かした地上戦を展開。□ホールドで敵を掴み、そのまま武器として利用したり、投げたり、地面に叩きつけたりといった行動が可能です。

先程の2人と違って飛ぶ能力はないので走って移動しますが、壁となるような部分にしがみつき、そこからジャンプするというパワーあふれる移動となっています。△ボタンで「スマッシュ」、特殊攻撃で「サンダークラップ(拍手で衝撃波を発生させ、敵を吹き飛ばす)」など、敵を圧倒するアクションを楽しめました。ちなみに、遠距離攻撃では地面をえぐりとった「岩」を利用します。


ここで、ヘリキャリアに乗り込んだ「キャプテン・アメリカ」に通信。この通信が途切れてしまったことで敵の襲撃を察知し、おなじみの盾で応戦します。格闘戦が得意なキャプテン・アメリカは、R2で盾構えてガードすることが可能なうえ、L2でエイムすることでその盾を投擲することも。特殊攻撃は敵全員に盾を当てる攻撃。攻撃でダウンをとった敵に対して、△+○でフィニッシュムーブを決めることで戦いが有利に進みます。

フィニッシュムーブ自体は全キャラで利用可能で、キャップのシークエンスでは特に効果的に使えた印象です。R2で盾を構えて、△で盾を殴り衝撃波を発生させることもできるなど、「戦闘のプロ」を感じさせる仕様でした。


いよいよ、ボスとなるヴィラン「タスクマスター」が登場。「ブラック・ウィドウ」として勝負に臨みます。シーンをつなぐQTEをこなすと、1対1での戦いに。ブラック・ウィドウの遠距離武器は二丁拳銃で、タスクマスターのジェットパックを破壊することで格闘戦に移行しました。彼は「一度見た動きを完全に覚えてしまう」能力を持つヴィラン、今回もその能力に追い詰められますが、特殊攻撃によって使用できる透明化ガジェットと、攻撃の隙をR2でグラップルすることで発生する「投げ技」で勝利。

プレイはここで終了し、ムービーが開始します。タスクマスターを止めることはできたものの、ヘリキャリアはキャプテン・アメリカとともに墜落。市民は守られたものの、この事件は大きな傷跡を遺す……という場面で締めくくられました。


このプレイを通して感じたのは、操作自体は共通しており覚えやすいものの、キャラクターごとに強い個性があり、プレイフィールも大きく異なる印象。まさに“アベンジャーズになれる”という感触でした。後述しますが、ここにカスタム要素が加わるため、“自分の思い描くヒーロー”が強く押し出されています。また、コミックや映画にインスパイアされたアクションも取り入れられており、ファンであれば瞬間ごとにニヤリとしてしまうこと間違いなし。「A-Day」はキャラクター紹介も兼ねているので、他媒体での展開を知らない人でも楽しめる構造になっています。


続いて、Crystal Dynamicsのケイシー・リンチ氏から本作を構成する3つの要素に関するプレゼンテーションが行われました。まず紹介されたのは、「完全オリジナルストーリー」であること。本作は「アベンジャーズ」の新たなる展開、その1歩としてのゲームになるとのこと。制作体制に関しては、マーベルとのやりとりはあるものの、「新しさ」に重点を置いているため、挑戦的に取り組んでいるとのことでした。そのため、信頼性(キャラクター、既存作品へのリスペクト)とオリジナリティ(ゲームという媒体での挑戦)が重視されています。

今回体験できた「A-Day」はまだほんの始まりにすぎず、本編はその5年後が舞台。全てを失い解散してしまったアベンジャーズの面々が再結集し、世界各地を巡り、これを救う物語になるとのことでした。その一方で、財産や会社を失ったトニー、ハルクから戻ることのできないブルース、ムジョルニアを手放したソー、スパイに戻ったナターシャなど、失墜したヒーローを救う物語でもあると語られました。なお、ヴィランとなる企業「AIM(Advanced Idea Mechanics)」の動機は本作オリジナル。ヒーローなき世界で科学崇拝からユートピアを築こうとしているということです。

2点目は、「シングル/オンライン対応のゲームプレイ」。本作にはアベンジャーズの新たな基地となる「廃棄されたヘリキャリア」内の「ウォーテーブル」からアクセスできる、大きく2つに分かれたゲームモードが存在しています。キャンペーンモードにあたる「ヒーローミッション」では、特定のキャラクターをハイライトしたストーリーを見ることができるとのこと。こちらはシングルプレイ限定です。「ウォーゾーン・ミッション」はシングル、および4人までのCo-opで好きなヒーローでのプレイできるとのことです。こちらの詳細は近日公開予定。

3点目は、「ヒーローのカスタマイズ」。こちらは、「コスメティック」と「ゲームプレイ」に分かれます。「コスメティック」は、ヒーローの見た目を変えられる機能。コミックや映画にインスパイアされた衣装はもちろん、全く新しいデザインのものも用意されているとのこと。大部分はゲームプレイでアンロックすることができ、マーケットプレイス限定で販売されるものも予定されています。

ゲームプレイ」では、ミッションクリアで手に入るアップグレードアイテム「ギア」が中心になるとのこと。ヒーローに固有の能力を与えることができ、別途パークも付いています。レアリティがあり、難しいミッションをクリアすればレアリティの高いものが手に入る、といったシステム。ミッションプレイしたキャラクターに対応したものが獲得できるということです。

さらに、「スキルツリー」も実装。こちらは特殊攻撃などのアクションのカスタマイズが可能で、コミックや映画でおなじみのアクションも、オリジナルのものもあるとのこと。これらを組み合わせることで、同じキャラクターでも「個性」が生まれる、“自分だけのヒーロー”が作れる、ということが語られていました。



多くの人から愛される原作で革新的なゲームに挑戦する『Marvel's Avengers (アベンジャーズ)』は、PS4/Xbox One/StadiaおよびPC向けに2020年5月15日発売予定。発売前には、PS4向けにベータテストが開催される予定です。


(C) 2019 MARVEL. Developed by Crystal Dynamics and Eidos Montréal. Development support provided by Nixxes. All rights reserved.
《杉元悠》
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