Kotakuによれば、Valveは現地時間12月9日、ドイツにおけるテレビやラジオの規制機関「MA HSH」の要請を受け、Steamに存在していた30のユーザープロファイルと28の壁紙を削除したとのこと。この中には「Führer(ヒトラーを示す語)」「Holocaust」などのユーザー名、および「Reconquista Germania」などの名称を持つコミュニティが存在しており、これらのコンテンツはドイツにおける未成年の保護条約に明確に違反していたことが伝えられています。
またGamesindustry.bizによると、Valveの対応について「MA HSH」は、「Steamが報告されたコンテンツを一握りの例外を除いて削除し、さらにコミュニティモデレーターのトレーニングを強化することを約束した」とコメントしているとのこと。ただし、このコメントに関するGamesindustry.biz、Kotakuの問い合わせに対し、記事執筆時点でValveは返答していません。
なお、Kotakuによれば「MA HSH」は、Steamが年長の子どもたちの人気を得ていることを認めると同時に、過激派右翼のプロパガンダやフォロワー集めに利用される可能性を指摘しているとのこと。果たしてValveによる今回の対応がSteamにどのような影響を及ぼすのか、今後の動向を注視しておく必要があるかもしれません。
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