げむすぱ編集者&ライターが2019年最も楽しんだゲーム【年末年始特集】 | Game*Spark - 国内・海外ゲーム情報サイト

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げむすぱ編集者&ライターが2019年最も楽しんだゲーム【年末年始特集】

Game*Spark恒例年末年始企画「げむすぱ編集者&ライターが一年で最も楽しんだゲーム」をお送りしたいと思います。

連載・特集 特集
げむすぱ編集者&ライターが2019年最も楽しんだゲーム【年末年始特集】
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2019年も本当に沢山のゲームがリリースされました。その中でも、カプコンの『バイオハザード RE:2』、フロム・ソフトウェアの『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』、コジマプロダクションの『DEATH STRANDING』など、国内メーカーがリリースするタイトルに大きな注目が集まり、高い評価を受けた一年だったように思います。

そんな一年を振り返り、Game*Spark恒例年末年始企画「げむすぱ編集者&ライターが一年で最も楽しんだゲーム」をお送りしたいと思います。今回も“何時リリースのタイトルでもOK”として「最も長く&多くプレイしたタイトル」ではなく「最も楽しんだタイトル」を選考基準に、各編集者&ライターから1タイトルを挙げてもらっています。



◆文章書く彦:『還願 DEVOTION



【ここ何年かで最良のホラーゲーム】
今年発売されたゲームから一本を選ぶなら、僕としてはこの作品です。ホラーゲームとして恐ろしいだけではなく照明や舞台装置などの美術設計が素晴らしく、ストーリーもシンプルかつ美しいもので、世に数多く存在する『P.T』に影響を受けた作品群の中で最良のゲームだと思っています。様々な事情によって現在購入することができなくなっていますが、なるべく早く問題が解決し、より多くの人がプレイ可能になることを願ってます。


◆RIKUSYO:『ライフ イズ ストレンジ 2



【シリーズファンは絶対にプレイすべし!】
2019年12月にようやくエピソード5が配信され『Life is Strange 2』の物語が遂に完結。日本語版の発売が控えているので内容には触れられませんが、非常にグッと来るエンディングでした。過去作同様ゲームを終えた後の心のポッカリ感はしばらく引きずりそうです。日本語版の発売は2020年3月26日。『Life is Strange』シリーズのファンなら絶対にプレイして欲しいですね。


◆SHINJI-coo-K:『アウター・ワールド



【思索と対話のゲームプレイはプレイヤーを深く引き込む】
奥深い対話システムを持った本作は幾重にも会話が分岐し、ジャンルとしては(FPSメカニクスを採用した)RPGですが、まるでアドベンチャーゲームのような感触さえあります。プレイヤーは「想定外の変数」として、魅力的な人物に支えられた物語の命運を分ける存在として自由に振る舞えます。そのほかにもプレイヤーには様々なステータスをビルドできロールプレイの幅もあり、個人的には今年のベストストーリーといえる傑作でした。


◆G.Suzuki:『エースコンバット7 スカイズ・アンノウン



【『エースコンバット』尽くしだった1年】
長年新作を待っていた自分としては、本作の本編とそれにまつわるファンミやオケコンなど、フランチャイズそのものを楽しんだ1年でした。本編では無人機との戦いが、ミッションDLCでは本編のキャラクター描写の補完だけでなく、『エースコンバット3』に登場するゼネラルリソースが公式サイトとミミック隊のテイルコードから描写されるなど、今後のシリーズ展開が楽しみになる要素が満載でした。来年はシリーズ25周年ですので、何らかのイベントが催しが展開されることにも期待しちゃいます。


◆吉河卓人:『マジック:ザ・ギャザリング アリーナ



【空いた時間に遊んでいたらいつの間にかドハマり】
今年は重要なライフイベントが立て続けに発生したため、まとまってゲームをプレイする時間があまり取れない1年でした。そのため、大作ゲームよりは1マッチが手軽な対戦ゲームをメインに遊んでいたのですが、同作はそんな中でもダントツに遊びやすく、数年前にちょっとだけ『マジック:ザ・ギャザリング』をかじっていたこともあってすっかりドハマり…。SNSでの話題やデッキ構築の楽しさも含め、自分にとってカードゲームの楽しさを再確認させてくれる作品になりました。


◆Arkblade:『X4: Foundations



【2019年を通じて大幅なブラッシュアップ、今後も楽しめそうな一作です】
今年も結局『X4』とともに過ごしました。当初の調整不足感も、世界の活気・経済の流れに限っては大幅に改善。わかりやすくいうと各港で待機中、他の実際に輸送などを行っているNPC船を見る機会が激増。今までが深夜の高速道路のサービスエリア程度(同作では「宇宙高速道路」ともいうべきものが主要交通路としてある)の人の流れだったとしたら、今は昼間のそれ、といった雰囲気。右から左から次々船がやってきて船を休める様は、見かけだけでなくゲームの経済要素が決定的に改善したことも表しています。TGSではおそらく日本のメディアとしては初めて、同作開発へとインタビューを行うこともできました。その他にも、過去のEgosoftタイトル同様に数え切れないほどの改善や洗練が定期的に行われています。2020年Q1には既にベータ実施中の大型アップデートだけでなく大型拡張パックも控えており、来年もまだまだ楽しめそうです。


◆kuma:『Escape From Tarkov



【勝って死んでまた稼げ!】
0.11をほとんどやらなかったのに、少し遅れつつ0.12のスタートダッシュをキメた筆者。Flee MarketのScriptと、度重なるM995の値上げに辟易しつつも、タスクをこなしながらファーミングを日々楽しんでいます。気づけばプリセット機能をフル活用しつつ、ヘルメットやアーマーを装備して適当にフレンドとRaidに行くのが楽しい。それはそれとして、気軽に狩れるKillaとReshalaがおいしい。


◆杉元悠:『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド



【求めていた冒険がそこにあった】
流行に遅れながらもせっせとプレイ。「せっかく買ったスイッチを楽しみたい」という気持ちがきっかけで購入したものの、自分の中ではシリーズで1,2を争うくらい好きになりました。「剣の試練 極意」のような難易度が高いチャレンジ要素はついつい放置してしまいがちですが、手汗を滝のように流しながらクリアできたときの達成感は「最高」の一言。続編のティーザーから漂うダークな感じ、『トワイライトプリンセス』や『ムジュラの仮面』が好きなのですごく楽しみです。


◆technocchi:『モンスターハンター:ワールド



【オンラインでも気楽に楽しめる傑作Co-op】
『アイスボーン』はPCでプレイすることに決めたため、PC版のプレイ進捗をPS4でやりこんだ状態に近づけるのも視野に入れ、大変楽しく遊んでいました。Co-opゲーが個人的に特別好きというのもあるんですが、『モンハン:ワールド』は発売以来プレイ中は感動しっぱなしです。またダブルクロスを再開するなどして、違った良さも改めて感じたりしてました。年明けのPC版『アイスボーン』がとても楽しみです。


◆S. Eto:『Tom Clancy's The Division 2



【シリーズファンとして、復活を切に願う】
今年2月に発売された本作は、前作から7か月後のワシントンDCを舞台にしたオンラインRPG。音響やグラフィック、世界観は素晴らしいものの、肝心の「ゲーム(シューター)としての面白さ」に結びつけきれていないのが非常に惜しいところ。むず痒さを感じながらも、結局今年一番プレイしたゲームとなりました。アップデートを通じて徐々に改善されてきてはいるので、Massive Entertainmentの今後の舵取りに期待したいです。


◆FUN:『Europa Universalis IV



【舌先三寸で歴史を動かす愉しさ】
大航海時代からフランス革命までの全世界を舞台にしたグランドストラテジー。発売から6年が経過していますが、その魅力はまったく色褪せません。特に秀逸なのは、中に人が入っているのかと疑いたくなるほど狡猾な外交AI。それだけに、上手く立ち回って大国同士を争わせ、一兵も損なわずに勝利をつかんだときの悦びは格別です。難易度は高く万人向けではありませんが、ストラテジー好きの方には無条件でお勧めします。


◆ばるたん:『チームファイト・タクティクス



【己の戦略とツモに全てを委ねるフリーフォーオール】
今年、新たなゲームジャンルとして話題となったラウンド制ストラテジー。ランクの息抜きにと触り始めたんですが今ではこちらがメインになりました。自分が描いた理想の構成で1位を取った快感を忘れられず、もう1戦だけを繰り返して気づけば数時間...なんてことも。駒の構成と配置による戦略性、ツモとアイテムによる運ゲー要素が絶妙なバランスで配分された”取り扱い注意”の良作です。


◆yakan-boy:『Subnautica



【未知の海を1人で探索する楽しみ】
去年の今頃に無料配布されていた際にもらったものを最近になってやっとプレイし始めました。普段マルチばかり遊んでいる自分にとって、広い大海原で人間が自分のみというのはある種新鮮な体験でした。海中という、身近でありながらあまり取り上げられることのない題材で作られた素晴らしい作品です。できることも多く、気がついたら海中に何時間もこもっているということがよくあります。続編である『Subnautica: Below Zero』も、正式リリースした際にはプレイしてみたいと思います。


◆いわし:『Crossroads Inn



【憧れの”酒場の親父”になれる】
今年も色々なゲームを遊んでどれも楽しかったのですが、一番を思い浮かべようとするとこれが最も先にきます。ストーリー性のあるモードはほぼ触らずに、ずっとサンドボックスでまったく効率を求めない酒場経営をしているのですが、思わずにやけてしまう程に楽しいです。自家醸造酒の売り上げを見て値段を考え、在庫の切れそうな食材を発注し、忙しいのにタバコ休憩をしている店員を叱りつける。文字にすると地味ですが、画面は意外と賑やかで眺めているだけでも楽しく、少し時間があればつい起動して遊んでしまう良作です。


◆KAMEX:『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE



【全ての要素に『分かっている』感】
アクションゲーム大好き侍としてはこの一本を選びます。難易度、ストーリー、成長要素、ガチアクションと謎解きのバランス。全てがちょうど良かったです。具体的に挙げると……、難易度:初見だと絶望する敵をステータスではなくプレイスキルの向上で圧倒できる。ストーリー:ナラティブで悲愴な物語、個性的なキャラクター、重大な差を生むマルチエンド。成長:便利にはなるが無成長でもクリア可能な匙加減。バランス:アクションスキル、あるいは閃きを要求する敵がバランスよく登場するレベルデザイン。ダウンロードコンテンツの配信を今でも待っています。あるいはこの成功を元に、日本が舞台ではないSEKIROを作られたらそれも嬉しいですね……。


◆麦秋:『Elite Dangerous



【銀河の運び屋、配達は宇宙の果てまでどこへでも】
今作は宇宙船のフライトシムとして意欲的なオープンワールドゲームです。探索、採掘、輸送さらには暗殺、賞金稼ぎ!何をしようとも自由!!しかもマップは天の川銀河をまるまる収めたサイズ…発売から5年近く経過してもなお惑星の発見数は約0.04%程度!まさに天文学的な規模のゲームプレイが可能です。私は運送屋としておいしい販路で稼いでは装備を整え、機体を乗り換えることを楽しんでいます。巨大な宇宙船を操るのは最高の気分です。さあ皆さんも星々の瞬く銀河へ漕ぎ出しましょう!


◆8月:『Apex Legends



【チームで勝ちにいくFPS】
本格的なFPSがほぼ初めてだった自分にとって、この3人チームでのゲームは入門にピッタリでした。たとえ下手でも味方と動きを合わせることで戦闘に干渉できますし、キルに貢献することもそこまで難しいわけではありません。そして、大切なのは生き残ること。倒されてしまっても復活が可能なので、ある意味では気楽にプレイできます。今年リリースされたばかりでまだまだ成長する可能性を残している点も、このゲームに注目する理由の1つですね。


◆Ten-Four:『Warframe



【バグ満載…でも止められない】
直前まで『ボーダーランズ3』とどちらを選ぶか本当に迷っていたのですが、年末になってからの「近接システム3.0・フェーズ2」「クバ・リッチ」「Ivara Prime」「エンペリアン」等々、怒涛のコンテンツ追加にやられてしまいました。特に「エンペリアン」は、ミレニアム・ファルコン号チックな宇宙戦ができるので、他プレイヤーの船に乗り込んで全力で船長をサポートするのがとても楽しい。コンテンツを一気に詰め込んだからかバグてんこ盛り&バランス調整不足なのが残念ですが、今回もウォフレで年越しです。



以上「げむすぱ編集者&ライターが2019年最も楽しんだゲーム」でした。オリンピックイヤーとなる2020年はいったいどんな年になるのでしょうか。ソニー・インタラクティブエンタテインメントとマイクロソフトが次世代機「PlayStation 5」&「Xbox」のリリースを予定していますが、ゲーム業界の大きな飛躍はあるのでしょうかね。何より、沢山のドップリとハマれるゲームとの出会いに期待したいです。
《Ten-Four》
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